本来なら…かかりつけ医さんに、
しっかり質問してしっかり答えをもらうのが一番いいですが、
聞き損ねた…
聞けなかった…
聞きずらい…etc…
そんな時にすごく助かるLIVEありがとうございますm(__)m
[注意書き( ..)φ]
お話していることを文字にしているので、
よく聞き取れなかったこととか、自己解釈したりとかあり。
医療知識はない素人です。
薬の名前は一度ネットでそのような薬があるかは検索して
書いてますが、その辺りはお許しを。
先生は不定期ではありますが、20時以降で、
インスタライブでお話して下さってますので、
フォローされると開始されたら参加できます。
実際参加してみる、
もしくは、アーカイブをご自身で聞かれるといいと思います。
★左右対称の脱毛について★
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
〇左右対称の脱毛
チワワが入っているので、
「特発性脱毛」「脱毛性X」の可能性が高いです。
※最初は、
「ビタミン剤」「抗酸化の薬」「睡眠サプリ」を良く使います。
※脱毛性Xは、ポメラニアンが多いですが、チワワも出ます。
医学的にわからないものには「X」とつけます。
現時点で原因が分かりませんが、
〈毛が伸びる時期〉〈毛が止まる時期〉〈毛が抜ける時期〉の
サイクルがあります。
ずっと「休止期」に入ってしまうのが、「脱毛性X」。
※検査をしっかりする。
〇治療
去勢避妊をしていなければ「手術」する。
・「睡眠サプリ(メラトニン)」を多くすると生える。
・「抗酸化サプリ(リベラ)」を使う。
※これで良くならない子は、毛に刺激を与える。
麻酔をかけて剣山で傷をつけると生えてくる。
痛そうなので、僕はやったことはありません。
・クッシング症候群の時に使う薬、
「アドレスタン」を使うと生えてくる子もいる。
◆メラトニン(睡眠サプリ)、ビタミン剤、抗酸化剤と
いろいろやってみる。
避妊去勢していなければする。
それでもうまくいかなければ、
「アドレスタン」を低用量で使う。
※アドレスタンは高用量で使用すると、
死亡する可能性がある。
※「コルチゾールが高かった」り、
「通常の数値」なら使っていいですが、
低かったら怖い薬です。
※簡単に使うと亡くなる可能性が高い薬です。
※獣医さんは知っていると思いますが、
アドレスタンを使う場合は、
必ず検査をしてから使って下さい。
※内服でよく効くのは「メラトニン」です。
質問者様もしくは他のオーディエンスの方からの質問
GPt GOT AST ALPが高いです。アドレスタンは使えますか?
◆肝臓の数値が高いんですね。
他の病気の可能性があるので、アドレスタンよりも、
まずは、TBAを測ってみて下さい。
◆肝酵素が高い。
「肝酵素」と「肝機能」が違うのわかりますか?
血液検査で良く「肝臓の値・肝臓の値」と言われますが、
肝臓の値は2種類あります。
[肝酵素]
ALP(GPT) ALP GGT 、AST GOT
※肝臓は肝臓の幹細胞からできています。
※肝細胞の中には[肝酵素][肝臓の働き]がある。
[肝酵素]
肝臓の働き(解毒・血を創る等)この作用を行う道具。
[肝細胞]
お酒を飲みすぎた場合、肝臓を傷めた場合など、
肝臓の細胞が壊れてしまう。
〈細胞が壊れる〉➡〈肝酵素は外に出てしまう〉
例えば…
ALTとしましょう。
肝臓の細胞が壊れたら、
血管の中に入ってくるので、ALTは上がります。
※わんちゃんは肝機能というのは6つの島があります。
肝臓は半分くらい無くなっても、肝臓の機能は失われない。
【肝機能が落ちる=かなり悪い状態】
※肝酵素が壊れる…
ALTがたくさん出てきて1つの島が壊れたとしても、
血液中のALTが増えるので、血液検査ではALTは高くなる。
➡でも、6個中1個しか壊れていなかったら、
肝機能は変わらないはず。
➡「肝機能検査」でもっとも感度がいい検査が「TBA」
※食前と食後を測ります。
※これを先に診ておいた方がよいと思います。
◆ALT ASP ASTが高いようなら、
「肝機能検査」を先にした方が良いと思います。
◆アドレスタンが使えるかどうかは、
「コルチゾール」の数値です。
※コルチゾールが少ないと危ない。
※正常範囲ギリギリだったら使わないほうが良い。
※かかりつけ医さんと相談して下さい。
〇脱毛性Xだった場合
健康面には関係ない。
見た目の問題だけなんです。
見た目を治すために命を懸けるのは…
許容しないほうがよい、かな。
かかりつけの先生次第です。
※アドレスタンを使い始めたら、
コルチゾールが少なくなる可能性があるので、
しっかり診た方が良いです。
★核硬化症の進行を防ぐ方法について★
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
◆白髪を止めるようなことなので難しいです。
単純に、「目の老化」です。
「白内障」と間違えられがちですが、
歳をとってくると白くなるのは、「核硬化症」です。
※1回しっかりと、
眼科の先生に診てもらった方が良いです。
※老齢変化で、白髪を生えさせないでください。と、
同じことなので難しいです。
※「酸化」と「糖化」を止めることです。
体に酸素がくっつくこと、糖がくっつくことで、
体が老いていきます。
酸化と糖化を止めれば、いい効果があるかもしれません。
ただ、難しいと思います。
★シニア犬の去勢について★
シニア犬 8才
去勢手術のメリットはありますか?
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
〈去勢・避妊のメリット〉
・病気になりにくい
【去勢しないことで起こる病気】
「精巣腫瘍」「会陰ヘルニア」「前立腺過形成」
「肛門周囲線種」
・ストレス軽減
動物は本能として子孫を残したい。
「人間と一緒に暮らしていると子孫を残すチャンスが減る」
これはストレスだといわれている。
去勢避妊は自然ではないといわれますが、
人間と暮らす事自体が、本来の姿ではないので、
「チャンスが無くなるのがストレス」なので、
「去勢避妊でそのストレスを取る」のも一つの方法。
・人間と暮らすに適した子になる
(発情やマーキングをしなくなる)
しつけの先生は、
男性ホルモンがあることによってやんちゃなことが多い。
早めにしてくださいといわれる。
〈去勢・避妊デメリット〉
・手術は100%大丈夫ではない。
飛行機が落ちるくらいの確率で亡くなることがある。
・太りやすい。
・満腹感が出ずらくなる。
・尿道が狭くなるんじゃないかとか細かいことはありますが、
エビデンスは今のところありません。
※このメリットデメリットを受け入れられるかです。
〈女の子の場合〉
「早い方がよい」
※発情が半年に1回くる。
※発情が来るたびに、「乳腺腫瘍」の確率が上がる。
※初めての発情が来るのが10か月位なので、
6-9か月くらいでやった方が良いといわれている。
※避妊手術をするとしても、
発情が来たら乳腺腫瘍の確率が上がるので、
病気のことだけでいうと、発情が来る前がいい。
0回発情の子➡99%乳腺腫瘍にならない。
1回来た子➡93%乳腺腫瘍にならない。
2回来た子➡70%乳腺腫瘍にならない。
3回以降は避妊手術による乳腺腫瘍の予防効果はない。
(注意)それぞれデーターにより%は異なります。
〈男の子の場合〉
7.8.9歳から出てくる病気なので、何歳でもよい。
※小さいときの方が麻酔リスクが低い。
※病気のことだけでいうと、いつでも良い。
★ステロイドの副作用について★
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
◆ステロイドにも種類がたくさんあります。
[ステロイド 種類]で検索してみて下さい。
強さも5段階あります。
動物病院でよく使うのは、「プレドニゾロン」
※その子の体調や病気などにもよりますが、
24-36時間効くといわれています。
※毎日飲んでいたら、
ずっと体に効いている状態です。
※可能であれば、2日に1回にする。
体の中にステロイドがない時間があった方が良い。
※使い方にもガイドラインがあります。
できれば2日に1回にする。
1回の量を減らすことも大事ですが、
体に効いていない時間を作るのも大事です。
プレドニゾロンの副反応を考えなくて良くなると
思います。
★パテラの手術について★
トイプードル 2才 2㎏ 女の子
パテラグレードが1から2-3になりました。
手術を進められています。
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
◆専門の先生がガイドラインではないですが、
きめてくれています。
それによると、
「基本的には症状があるかないか」です。
◆大学病院の先生、専門の先生、教科書でも一緒です。
グレードで分けるやり方は2012年までです。
今はグレード関係になく、
「症状があるか・ないか」で、「手術するかしないか」
です。
◆グレード4の時は意見が分かれますが、
1でも、2でも、3でも、症状があれば手術です。
※症状がなければ、アンチノールくらいかなと思います。
~前の方を見てくれると、
もう少し先生詳しく話していた回がありました~
★皮下点滴について★
猫 自宅でしていますが嫌がります。
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
〇皮下点滴
皮膚の下に点滴をすることです。
毎日点滴をしないといけない子は、通院が大変なので、
皮膚の下に水を入れて、
毛細血管とかリンパ管から体の中に入れる。
点滴と同じような効果があるものです。
※腎臓だったりが悪くなった時に、自宅で行います。
〇打ち方
皮膚を持ちあげて、針を刺して点滴を入れていく。
(嫌がってしまう理由)
同じ場所に刺している
➡その場所の皮膚が悪くなったり、
同じ場所に刺激があると炎症が起きる。
➡ちょっとずつ、痛みが強くなるので場所をずらす。
(皮下点滴の注意点)
苦痛な時間なので、終わったらご褒美をあげる。
ほめるのもいいし、おやつをあげてもいい。
遊んであげるのもいい。
※腎臓が悪い子はおやつNG
皮下点滴の後は、
いいことがあると思ってもらうことが大事。
★悪性腫瘍について★
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
◆悪性腫瘍の場合は急いだほうが良いです。
「骨肉腫」だとすると肺に転移してしまいます。
抗がん剤も効きづらいので、早い方がよい。
なかなか専門病院に行けない方は、
もう1回検査をしてもらった方が良い。
小さくなったからもう1回検査してと言ってみる。
再検査も方法の一つ。
良性と結果が来たら様子を見てみる。
骨肉腫なら、急いだほうがいいです。
★健康診断について★
保護ネコ 9才半 3才半
引き取って3年ですが、血液検査しかしていません。
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
〇ネコペディア
猫の専門医さんがすばらしいサイトを作っています。
エビデンス(ちゃんとした理由)がありますということを
書いてくれていますので、
詳しくはそちらを検索して見て下さい。
その一部分を読みますが、
・5才以下はライト
【身体検査・血液検査・尿検査・便検査、
レントゲン(胸とお腹)】
・5-10才はミドル
【身体検査・血液検査・尿検査・便検査、
レントゲン(胸とお腹)】
追加で、超音波(胸部と心臓)
※腎臓が悪くなり始める年齢なので、SDMAも入れて下さい。
腎臓が悪くなってきたらいち早くわかる検査です。
・10才以上オーバー
【身体検査・血液検査・尿検査・便検査、
レントゲン(胸とお腹)】
【超音波(胸部と心臓)、SDMA】
追加で、心臓検査、ホルモン検査になります。
DM
★関節炎について★
関節炎にソレンシアが良いと聞いたのですが…。
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
◆ソレンシア勉強会でいくつか出ていました。
肩関節炎(四十肩とか五十肩)、変形性関節症
そういうものに効く注射だと思ってください。
(猫)ネコ化NDFモノクローナル抗体製剤/ソレンシア
(犬)イヌ化NDFモノクローナル抗体製剤/リブレラ
〇関節炎
歳をとってきたら基本的に関節炎になります。
わんちゃんもねこちゃんも同じように、
膝が痛い。肩が痛い。手首が痛い。と、
症状がでてきます。
※猫で関節炎だとわかる飼い主さんは10%
獣医さんでもわかる確率は20%
ほとんど見つからないです。
〇ソレンシア
ネコ専門・関節専門の先生が話していたものを
そのままお伝えします。
1か月に1回打ちます。
1か月間、炎症が取れる薬です。
※打ってからすぐ効くのではなく、
3.4日目から効いてくる感じで、
徐々に効かなくなっていきます。
30日後くらいにもう一度打つような薬です。
◆1回だけ打って、2回目から効かない子が多い。
と、打った先生方が言っている。
※2-3回効かなかったとしても打ちましょう。
頑張ってください。
ただし、1か月効くので金額が高いです。
(注意点)
徐々に効かなくなります。
1回目、2回目も良く効いても、
回数を重ねると効きが悪くなります。
※ソレンシアは怖いことが書いてあります。
アポキルもそうですが、皮膚科の先生は進めますが、
一般の獣医さんは反対している獣医さんもいて、
ソレンシアもそういうことを言っている方もいます。
ソレンシアは、日本では2023年発売して、
死亡例が20頭出ています。
この20という数字は、
「15才以上」「必要な血液検査をしていない」と
書かれています。
※死亡した原因が、ソレンシアかは不明。
※新薬なので、しっかりと血液検査などを行ったうえで、
接種した方が良いです。
※腎臓が悪いのであれば、
腎臓ケアをしながらしなくてはいけないとかになります。
〇死亡リスク
死亡リスクとしては、0.09%です。
1万頭打って9頭死亡。
※1回目の投与で効く子が、60%
2回目の投与で効く子が、70%らしいです。
聞かない子もいるので、
2-3回打って見て下さい。となっています。
◆関節炎の治療薬があるのを使ってみて、
「動き」「元気」「散歩」などを見てみる。
※1-2才で来ていたことで、今できない事を
3つ思い浮かべてみる。
あるかわからないけど関節炎の治療をしてみて、
3つの内1つでもよくなれば、
関節炎の治療をしてみる。
◆関節炎の治療薬
(猫)オンシオール メカタム(?調べたけどない…聞き間違えたかも)
(犬)リマダイム プレピコックス
※2週間くらい連続して使わないとNSAIDsは効かないが、
農林水産省から1週間以内でしか認証が出ていない。
(メカタムは5日まで。オンシオールは6日まで)
※2週間くらい使わないと本当に関節炎かどうか、
判断しずらいと、このセミナーでは言っていた。
※「腎臓」とかに問題がなければ、
2週間使ってみてもいいんじゃないかな。
※NSAIDsの薬で腎臓が悪くなるとしたら、
1週間で悪くなるといわれている。
※腎臓が悪くなるのは1週間以内なので、
1週間後血液検査を必ずする。
「腎臓」と「肝臓」の値が高くなっていたら、
すぐに中止して、点滴をすれば元に戻ります。
※使ってみて良ければ、関節炎がるあと思って、
ケアをしていく。
質問者様 今とても痛そうな時に、週一で打っています。
◆週1回だと…
「カルトロフェンベット」かな。
気管が弱い子にはこれが良いといわれています。
わんちゃん1㎏あたり0.03mlを
7日ごとに、合計4回。
そのあとに
1か月に1回打つ方法もあったんじゃないかな。
効いてそうだったら、
1か月に1回続けてみたらいいと思います。
◆あとは…「アンチノール」
エビデンスがしっかりしているサプリです。
◆猫は「ソレンシア」
犬は「リブレラ」が良いと思います。
※ソレンシア・リブレラは新薬なので、
使用する前は、
「血液検査」「尿検査」と、
できれば「エコー」も診ておいた方がよいです。
◆疼痛学会では、
「1番最初に使うのがNSAIDs」
NSAIDsとは、
〈ステロイドではないですが炎症を抑える薬のこと〉
「2番目に使うのがアンチノール」です。
アンチノールは、
サプリの部類ですが、
疼痛学会さんが推奨するくらいなので、
良いと思います。
〈抗酸化作用ありです〉
★圧迫排尿について★
ネコ 19才
圧迫排尿を練習していますがうまくいきません。
カテーテル排尿しています。
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
◆圧迫排尿もあまり良くないですが、仕方ないです。
わんちゃん、ねこちゃんだいたい同じで、
男の子も女の子もほとんど同じです。
〇膀胱
お尻の方に尿道があっておしっこが流れていきます。
腎臓で作ったおしっこが尿道を通って膀胱に溜まります。
括約筋というものがあり、これが開くことによって、
膀胱からおしっこが出る感じです。
〇圧迫排尿
お尻側から頭側に押しても意味がありません。
[頭の方からお尻の方に絞る感じです]
※うまくできている子もいますが、
括約筋で膀胱は締まっています。
※括約筋よりも強い力で押さないとおしっこはでません。
~この時おしっこが逆流してまうことがある~
ぎゅっと圧力をかけると膀胱にたまっているおしっこが
逆流して、腎臓に流れ込んでしまう。
※膀胱の中は無菌と言われていますが、
ちょっとくらい菌はいます。
※圧迫排尿(排尿障害がある子)している子は、
細菌性の膀胱炎になっていることが多い。
ぎゅっと押したつもりで、尿管を通って逆に腎臓に行って
しまって腎臓が細菌感染する「腎盂腎炎」になってしまう
ことがあります。
※圧迫排尿は、基本やらないほうがいいですが、
やらざるを得ないときはやりましょう。
〇カテーテル
男の子の場合は、陰茎の一番先からカテーテルを入れて、
膀胱に来るようにして、止めておくという形です。
※膀胱から尿道におしっこは流れていきますが、
尿道の内側はすべて「粘膜」です。
「免疫細胞」がたくさんあって、菌が入ってこようとしても
そこで止めてくれています。
(女の子)
尿道が「短い」ので「細菌性膀胱炎」になりやすい。
(男の子)
尿道が「長い」=「免疫細胞がたくさんある」ので、
細菌性膀胱炎にはなりにくい。
※「カテーテル」を開通させてしまうと、
粘膜を通らないので、外から空気が入ったら、
粘膜通らず膀胱に入るので「細菌感染しやすい」。
〇カテーテルの管の大きさ
ちゃんとした大きさにしてください。
大きすぎると、
尿道の粘膜に圧迫がかかる。
細すぎると、
カテーテルのわきからおしっこが漏れてしまう。
そうすると、尿道の中にカテーテルがあるが、
尿道とカテーテルの間に隙間ができる。
おしっこが流れるスペースができておしっこが溜まって
しまうと、感染源になって「膀胱炎」にやりやすくなる。
※カテーテルを入れるなら、太さも大事です。
定期的に抜いて洗浄したほうがよいです。
「細菌感染」はしやすくなるので、尿検査をして、
細菌感染しているようなら、早めに治療をする。
※細菌性膀胱炎になると「腎盂腎炎」になって、
細菌性の腎臓の炎症になって、命に関わってきます。
〇腎盂腎炎
カテーテルを通していることによって、
膀胱に悪い菌が入る。
膀胱で菌が繁殖する。
逆流して、尿管➡腎臓に入ってしまい、
腎臓に細菌感染して下宇都、「腎盂腎炎」になる。
※治療が上手くいかなければ亡くなります。
◆今の状態がどのくらいかわからないですが、
「圧迫排尿」がよいのか、「カテーテル」がよいのか、です。
※細菌感染している時は、
圧迫排尿しないほうがよいですし、
もし細菌性膀胱炎になっているなら、
カテーテルの方がましだと思います。
かかりつけの先生に相談してもらうのが良いと思います。
★尿漏れについて★
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
〇不妊・去勢した後になりやすいこと
1番目は「太りやすい」ですが、
2番目に「尿失禁」とあります。
※去勢避妊をすることによって、数%ですが、
尿失禁がおきてしまうことがあります。
大型犬の方が多いです。
※「膀胱」や「尿道」に炎症などの異常がないにもかかわらず、
起きている時は、
「尿道括約筋機能不全」という状態になります。
治すことは難しいです。
※小型犬での発症は稀で、
15㎏以上の大型犬に発症することが多い。
(男の子)
「尿道括約筋」を締める薬があります。
これを使ってあげると、
うちの患者さんの例でいうと尿漏れしなくなりました。
(女の子)
他の方法があります。ホルモン剤があります。
〇まず検査してほしいこと
「膀胱」や「尿道」に炎症があれば、尿失禁はあります。
ここがあるかないかをまず検査。
[エコー検査・尿検査]できれば、[CTや造影検査]
〇行動学の先生に相談してみる
尿失禁するのにパターンがあれば、
行動学で対処できることもあるかもしれない。
※一生薬を飲むリスクを抱えるより、
一度相談してみるといいかもしれません。
〇薬について
日本には売ってないので持っていない獣医さんも
いるかもしれませんが、
「PROIN25mg」ともう一つPROIN○○○って書いた箱を
使ってあげるとよいかも。
※どこの病院でも買えますが、海外製品は今すごく高い。
※家中が尿だらけになるよりはいいと思います。
※尿失禁の子は感染症になりやすいので、
できるだけ止めてあげた方がよいです。
質問者様 寝ている時におねしょします。
◆寝ている時だけなら、尿漏れじゃないかもしれません。
夢の可能性もあります。
もしかすると、行動学でうまくいくかもしれません。
◆「排尿障害」の理由がわからない。
今話したのは「止める薬」ですが、おしっこを「出す薬」も
あります。
おしっこを出す薬「ミニブレス」排尿阻害治療剤
※おしっこが出ない子に入れると、出るようになったりします。
結構よく効くことがあります。
※椎間板ヘルニアで神経がダメになった子は、
難しいですが、
「尿道括約筋」が低下している問題なら、効くと思います。
(注意点)
血圧を下げる薬だったりするので、
血圧が低い子には使いずらいです。
血圧を測って上が100を切るようなら使わないほうが良いです。
DM
★歯石について★
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
◆いろんなSNSで歯石が落ちる水がありますが、
これはやめた方がよいです。
「歯石がとれる水って怖くないですか?」
そういう水は基本的にないと思ってください。
□器具を見せて下さいましたが、
パット見、ペンチみたいなのと私たちが
歯科に行ったときに衛星チェックされるときの
スケーラーで削っていくみたいです。
◆歯石をとる時、刃物が必要になるので、
歯石をとっていいのは獣医だけ。
無麻酔スケーリングの話をよく聞きますが、
同期の農林水産省の知人が無麻酔✖と
言っていました。
〇歯周ポケット
無麻酔スケーリングでも歯の表面の汚れはとれます。
スケーリングの時に大事なのは、
「歯周ポケット」です。
※歯と歯茎の間が大事です。
※そこの部分が磨けていないと、
歯周病は進んでしまいます。
※虫歯をなくすためには、「歯石歯垢」が大事ですが、
わんちゃん・ねこちゃんは、
基本虫歯にはなりません。
アミラーゼという唾液の消化酵素がないからです。
その話をすると難しくなるので、
虫歯にならないと覚えておいてください。
ただし100%ではありません。
※わんちゃん・ねこちゃんの口の中の病気は、
「歯周病」です。
歯周ポケットをきれいにしないと良くなりません。
〇無麻酔スケーリング
「ドッグハイジニスト」さんたちが増えてきていて、
農林水産省さんは問題視しているようです。
※やってはダメという見解を出しています。
大きな声で言うと敵が増えるので言いたくありませんが、
わんちゃん・ねこちゃんのためには知っておいて下さい。
見た目は、
無麻酔スケーリングをするときれいになりますが、
歯周ポケットはきれいになっていない。
※歯周ポケットは汚れているので逆に悪化してしまう。
※しっかり、動物病院で麻酔をかけてしてもらうのが、
よいです。
質問者様かオーディエンスの方のコメント
イベントとかで無麻酔歯石取りをやっているのを見かけて、
怖いです。
◆獣医師がやっていると違法ではないですが、
やってはいけませんと教わります。
◆では、なんでやっているのか?というと、
理由は「コンサル」です。
動物病院をはやらせる方法の1つです。
歯磨きは「嫌がる」し、サボると「歯石がつく」、
「においがする」、
「歯周病から肝臓が悪くなる」、
「歯周病から心臓が悪くなる」、
「寿命が短くなる」 etc…
歯石を取るためには麻酔をしないといけないので、
麻酔も怖いな……。
動物病院で無麻酔で歯石とりますよ!と言われたら、
安心してお願いしますよね。
「無麻酔スケーリングをやれば、流行ります」
経営のことだけ考えれば、
無麻酔やりましょうとなりますが、
獣医師倫理に合わないというか…。
本当にいいことなのかというと、
無麻酔スケーリングは、
歯周ポケットに絶対届かないです。
麻酔をかけて、超音波スケーラーでやらないと、
きれいにならないです。
病院経営のために選択する先生たちもいますが、
基本はNGです。
ドッグハイジニストさんとか、看護師さんたちは、
やってはいけないという見解がでています。
刃物を使えるのは獣医だけです。
〈アメリカの研究データ〉
年に1回スケーリングをやることによって
歯周病は18.3%下がる
※猫は歯周病から腎臓病になる可能性が35倍上がる。
中程度で18.〇位。(〇の数字は聞き取れず…)
※わんちゃんは、
歯周病から心臓病・腎臓病になりやすいといわれて
いる。
◆麻酔も怖いですが、歯周病がある方が怖いです。
★ノミダニフィラリアの薬について★
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
◆合剤と分けるタイプがあって、
分ける方が安くなる。
値段的に言うと、分けてあげた方が安いかもしれません。
※その子に合う・合わないで決めてあげるのが
良いと思います。
・「レボリューション」「アドボケート」
背中につけるタイプで、
〈フィラリア・ノミ予防OK〉マダニ✖
※これを使っている方は多いと思います。
※薬を溶かす液体がアルコールに近いです。
※アルコールは皮膚の状態を悪くしてしまうので、
皮膚科の先生は進めていないと思います。
*⑅୨୧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈୨୧⑅*
今回もすごく勉強になる回でした!
先生いつもありがとうございますアリ**:・(*-ω人)・:*ガト ♪
自分用に忘れないようにしなきゃ♪
それから…
必要な方に情報が届きますように (*´人`*)
*⑅୨୧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈୨୧⑅*
それでは、またねー!
━──━──━──━─━──━──━──━─━──━──━
時々、ありがたいことに読者登録の申請が来ますが、
「カルア' s familyのブログ読みたい!」
という方のみでお願いします。
■ジャンル違いの方からの申請も受け付けはしますが、
私からの読者申請はありません。
■頻繁にブログ訪問はしておりません。
■ご自身の読者登録伸ばすため~等の目的の方の、
申請はご遠慮ください。ご期待には…沿えません。
(ちなみに……今は記事を書くこと自体も少ないので、
私からの訪問はめちゃくちゃ少ないです^^;
始めたころ、半ばころまでは…、
いいね返ししなきゃとか訪問しなきゃとかコメントしなきゃとか…、
ひたすら頑張ってましたが………)
ブログは日記&備忘録みたいなものでw
我が家もシニア犬ですし、自分のランキングを上げるために、
書いているわけでも、訪問しているわけでもないです。。。
アメブロ開くときは、
まずは訪問してくださった方。
次に読者登録させていただいている方と、
訪問させていただいてます。
あまり訪問できませんが(。-人-。) ゴメンネ。。
お邪魔させていただきますので、
よろしくお願いいたします★☆★
ランキングは重視はしてないですが(゚д゚)(。_。)ウン(゚д゚)(。_。)ウン
【長崎県・長崎市 わんこ情報】
【手作りおやつの情報】
【わんこと行ける旅行ブログ】も書いているので、
届いてほしい人に届くようリンク貼っています(´ー`*)ウンウン♪♪♪
こちらの↓ポチも応援してくれたら嬉しいです♪
いいね!からブログ訪問しますので、よかったら残してくださいね
━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━─━