昨日の記事に書ききれなかったんだけど、入院中にお薬問題が勃発していたの
心療内科のお薬は
朝だけ飲む薬
朝晩飲む薬
夜だけ飲む薬
寝る前に飲む薬
頓服薬
とバラバラで
同様に脊椎関節炎のお薬も
朝晩飲む薬
1日4回飲む薬
週に1回打つ注射
頓服薬
と…
ドクターM上が処方してくれた謎の漢方薬
1日3回
出すとこの量…
お薬のぷちぷちから出すのもたぢまの手ではおぼつかないの
さらに粉の漢方薬があります
むむむ…
本来なら薬剤師が管理して看護師さんが配布するお薬のシステムらしいのですが
あまりにややこしいんで薬剤師さんがギブリまして
たぢまが自己管理することになりました
手に持つと更に怪しい
落とす落とす…
問題というのはね
たぢまが服用している眠剤3種の中のひとつ 『ラボナ』が14日分しか処方出来ない決まりになっているので、入院中にお薬が切れてしまうと言うことなんですよ
心療内科のドクターは気楽に
『22日に旦那さんが取りに来てくれたらお薬だけ処方します』
と言ってくれたんだけど
受付の事務の方は
『受け入れ先の病院の対応によってはお薬をお出し出来ないし、保険も自立支援も使えなくなります』
って言うのね
だからドクターM上に21日の朝に相談していたのよ
『病院で処方してもいんだけど、たぢまさん意外は使わないからね。
100単位で入ってきちゃうんだよね
だから退院の時に引き取ってもらうことになるかもだけどいいかい❓』
『100単位 ⁉️ そんなに無駄にお薬頂いても……』
『だよね〜 👨🏻⚕️』
『心療内科の先生は夫が取りに行けば処方箋を書いてくれるとおっしゃっているんですけど…』
『先生がそう言っているんだ じゃあそうしなさい 👨🏻⚕️』
と…
言われてふーさんに心療内科まで取りに行ってもらったんだけど
『入院中は違う医療機関を受診できないんです…保険が使えないから…』
と処方をお断りされてしまったんです……
困ったのはたぢま
ふーさんには申し訳ないやら
お薬が無くておかしな事になりやらかしたりしても困るし
ラボナが無いと眠れないし……
そんな
困り果てた中…ブラッドパッチを行っていたのであります
お部屋に戻ってお食事をしていたら、薬局の方と薬剤師さんがやってきました
『心療内科のお薬なんですけど…先生が処方してくれるのでキチンと飲めますので安心してくださいね』
『でも…100単位で入ってくるから余ったお薬を買い取らなきゃならないんでしょ
それは困るから…お薬の数も合わなくなるし…』
『あー それは大丈夫です ご安心ください』
『そうなの 』
そして夕方食事前に心療内科のお薬を持ってきてくれたの
『お飲みになっているのとはちょっと違うお薬もあるのですが、成分はおなじなので』
と言うのでその場で確認
これが朝だけ3錠
これが朝晩 3錠ずつ
これが朝晩 1錠ずつ
これも朝晩 1錠ずつ
これが寝る前に1錠
これも寝る前に1錠
…あれ…
寝る前に2錠飲む薬と
朝晩に 1錠ずつの薬が足らない……
『えっ …変だな…えと…』
薬剤師さんは指差し確認していますが
自分が服用している薬のことは、自分が一番知っている… 💊💊💊💊💊💊
たかが薬 💊
されど薬 💊
たぢまはお薬を忘れずに服用する事で安定した状態を保っているので、心療内科の薬が足りないのは致命的
『あれ…僕ちゃんと確認したはずなのに変だな…困ったなぁ…』
『困りましたねぇ…急にお薬をっても取り寄せに時間がかかるし…この時間からだと祝日明けでしょうか…』
『ちょっと待っていてください もう一度先生に相談してきます 』
薬剤師のテンパるくんは焦りながら去って行ったの
夕ごはんを食べている時でした
『すみませんお待たせいたしました
寝る前に 2錠のお薬と 朝晩 1錠ずつのお薬を持ってまいりました
いつも朝晩 パキシル20㍉ 1錠をお飲みなんですが、うちの薬局にあった薬が…10㍉しか無くてですね1回に2錠で飲んでいただく事になるのですが…』
『あ、ありがとうございます 全然構いません…ってか、このお薬があった事にびっくりなんですけど
他にいらっしゃいませんよね…こんなお薬飲む人…』
『M上先生から、もしかしたら退院間際に必要になりそうだから用意しておいてあげてと言われ、ご用意しておいたんです』
『M上先生が 』
M上先生…薬嫌いだって言っていたのにありがとう〜
ドクターM上は見えないところで気遣いができる人だったの
そんなドクターM上
2月24日
朝必ず ぬっ❗️ と突然現れるはずなのに
今日はやってこないなぁ
と思いつつ日勤の看護師さんにバトンタッチになりまして
『先生って今日はようす見に来ないのかなぁ
相談して許可が出たら明日退院しようと思っていたんだけど』
『あら…先生ね今日明日はお休みなの…土曜日は来るみたいなんだけど 』
『なんじゃそりゃ 随分変な日に出てくるんだね病院お休みなのに もう先生ってば勝手にバカンスしちゃって
あーぁっ 明日退院したかったのになぁ〜 』
2日前までめまいでぐらんぐらんのひ〜ひ〜で よれよれしていた人間とは思えない発言に、看護師さんは
『一応ね…ブラッドパッチしてから一度も先生に診察してもらっていないから
診てもらってから退院のほうがいいと思うんだけどね
先生に連絡できたら聞いてみるけど…』
『うんうん 聞いてみて〜 先生のことだから 「いんじゃない」とか言うよ、きっと
ついでに、たぢまが何でも好きなもの食べていいよ の許可もほしいなぁ』
『…………』
吉報は寝て待て(正しくは練って待てなんだけどね)ともうしますが
実際のところは、前日から始まった頻尿にヤられておりまして…
安静にしていなきゃならないのに、1時間事にお手洗いに通っていたの
吉報はお昼ごはんを食べていたときに入りました
おそらく婦長さんとおぼしき方が現れて
『先生とご連絡がとれましてたぢまさんが退院したがっていることをお伝えしたら、明日の退院の許可をいただけました
ただし、ブラッドパッチ後の状態の確認が出来ていないので、なるべく早くに体調をみて診察を受けてほしいとのことでした』
『ありがとうございます 』
しかしですね
ドクターM上は診察に出ているのは月曜日だけなんですよ
たぢまとしても
なんぼなんでもドクターに状態を確認してもらわないと不安だし…
月曜日…28日かぁ ふーさんお仕事なんだよなぁ
次の月曜日…7日…時間空きすぎるか…ブラッドパッチしてから
今のたぢまが杖を使って歩ける距離は
自宅の
ベッドからソファーまで
ベッドからお手洗いまで
ベッドからキッチンまで
がギリギリラインで
玄関でちょっと休憩
エレベーターの休憩
を挟んでヨチヨチエレベーター向かいの自動ドアに繋がる車寄せまで
が最近の限界
何度も休憩を挟んで信号2つ渡った先にある駅前通りの居酒屋さんに行くのに1時間かかった
が
あれは本当に無茶な行為でその後1週間撃沈した(止まらないゲロ事件)
実際のところそこの居酒屋さんの入り口には段差があって、扉と店内に入る二重扉がL字形になっているので、車椅子でお邪魔するのは難しそうだ
たぢまはもう何年も杖を使って生活していて
歩けないんです…ほんとに…情け無いんですけど…
ふーさんがいないで病院に…行ったのは12月7日
レスキューされてベッドで休ませてもらった
ふーさんがいない時の外出を最後にしたのは12月28日
体力限界で区役所の方にサポートしていただいてようやく帰ってきた
あの頃よりも更に歩けないたぢまがここにいる… 🧍♀️
でも…めまいと嘔吐が無いから…頑張ればなんとかイケるかもしれない
たぢまは28日に予約を入れてもらって
明日(25日金曜日)退院することに決めたのです
…じゃないと、ふーさんの仕事の予定もあり翌週の水曜日まで入院しなくてはならないから…
脳脊髄液減少症がブラッドパッチで改善した今、お家で安静にしていられたらここで横になって生活しているのと同じだから
この病院で脊椎関節炎に関してなんらかのトラブルが発生しても対応してもらえないし、介助も入院前の問診で求めていたレベルの介助は期待できないから
ヘルパーさんはいらっしゃるんだけど、手術した人のサポートを行うので手一杯だったの
早くふーさんとにゃんこたちに会いたいし
そうと決まれば…使わないものからお片付けしようかなぁ
衣服に名前を書くのか嫌で結局お洗濯サービスは利用しなかったの
使っていない物とお家で洗濯するものに分けよう
汚れたものは巨大なトートバッグに入れていたので、それらとバスタオル、タオルを一箱にまとめて
使っていないものを一箱に…
たぢま、気を付け姿勢の脚2本立ちはできないんだけど、たち膝で身体を支える事はかろうじて出来るの 🧍♀️
物を掴んで持ち上げる事は難しいんだけど(大きさ重さによる 小さな手帳がギリギリライン 携帯はぶら下げる事はできるけど持ち上げられない)スライドさせて移動する事はできるので
籠に入れて収納しているものは一度全て出して殻にして
軽くなった籠を箱に入れて再び籠に詰め直す
という
大変効率の悪い作業をコツコツと…
コツコツと…
コツコツと…
コツコツと…
コツコツと…
ふうっ…後は明日使うお箸とスプーンとmini泡立て器 洗顔歯磨きセットに、スキンケア
お薬も今日の夜と 明日の朝に飲む分だけ出しておけば
全部閉まってしまっていんじゃない
こんこんと作業を続けて思った
たぢま…全く安静にしていないじやん
…まぁ…いいかぁ…いずれにしても帰るまでにしなきゃならない事だから…
…ってな訳で…
熱があがって撃沈しました
眉間のシワが…目もうつろだし
ヤバいヤバい
熱があがっているから退院中止と言われたら困るから頑張って熱を下げなきゃ
ってんで
アイスノンを借りて
腋下を冷やしてクールダウン 🧊
そこに薬剤師のテンパるくんがやってきました
『実は先生がたぢまさんのお薬の事を心配されていて…きっとすぐには心療内科には行けないだろうからそれまでの間のお薬を退院時に渡すように言われています』
『え… ドクターが 感謝感激』
実際のところ
もう少し病院で安静にしていた方が良い事はわかっているんです
分かっているけど…帰りたかったのは、たぢまのわがままなに
25日
無事に退院してまいりました ㊗️
荷物の運搬に使ったのは折り畳みコンテナなんだけど、重ねる事ができるし、使わない時は畳んでおけば場所を取らないので便利よ〜
意外と軽いし
やっぱお家が一番だわ〜
って
退院した2月25日
帰ってくるなり意識不明状態に至りました
気がついたら夕食の用意がされていた
夕ごはんはたぢまのリクエストによりキムチ鍋でした
しっかりした味付けに飢えていたのでめちゃくちゃ美味しかったです
当初は保険適応対象緩和の署名活動などを考えておりましたが、クラウド側からダメ出しが入りまして
闘病記(マンガ)の作製を支援してもらって漫画を手に入れる形のプロジェクトになってしまいました
たぢまの身体でマンガを描くのも大変な事なのでしばらくはマンガ作製に力を注ぎ、署名活動などは今のプロジェクトが終了してから落ち着いて行いたいと考えております
普通の医師すらも見逃してしまう奇病を一人でも多くの方に知っていただきたいので、是非支援にご協力お願い致します