【質問】適正な価格でビジネスしてますか？

「自然体で売り込まずに売れる」

スイス在住のブランドプロデューサー
たかとりゆりこです。

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4月1日から色んな物が値上がりしましたね。

各企業が、値上がりの説明として
「材料費が上がったため」
として発表しているのを見て
「ちょっと待てよ」と思いました。

「それ以外にも人件費ってかかっているじゃない！」
っていうことを私は声を大きくして言いたい。

日本は物価が安すぎる

海外から日本に帰ってくると
日本って本当に安い物が多いなーと感じます。

こないだ

メイドインジャパンの

スーツケースを爆買いしました。

めちゃくちゃ高機能なのに

安くてびっくり。

こんなに物価が上がっている中で
「どうしてこのお弁当が500円でまだ売れてるのか」
と非常に疑問だし、

「過去30年値段を変えてません」
と誇り高く説明をしている
企業さんもいらっしゃるんですけど、

「果たして人件費がいくら払われているんだろうか」
と逆に疑っちゃうんですよ。

それってどういう労働を強いているのかっていうことを
むしろ問いたくなります。

「あなたの商品やサービスは
　適正価格で提供できていますか？」

ここで個人の起業家さんや
中小企業のビジネスをされている方に伝えたいことがあります。

「あなたの商品やサービスは
　適正価格で提供できていますか？」

変に安売りする必要はありません。

モニターを募集するとか
自分の実績を作るためであればもちろんいいんですが、

モニター価格のままずっと続けてしまっていませんか？

私も最初のビジネスを始めて2、3ヶ月は
自分の実績を作るために
無料だったり低価格だったりで30人の方にサービスを提供していました。

それはそれは大変でした。

大変でしたが、
その実績が㏚となって、
ビジネスをやっていくことができるようになるんですよね。

そこからは
ちゃんと適正価格で仕事をお受けするということをしていかなくてはなりません。

「私」というブランドを安売りしちゃダメ

…分かります。
お値段高くしちゃったら
お客様に悪いんじゃないかって。
その気持ちも本当にわかるんです。

でもね、その「相手に悪いんじゃないか」と思うことは
実は余計なお世話で
その価格で購入するかどうかを

決めるのはお客様なんですよ。

それに対して申し訳ないとか
高すぎるんじゃないかっていう憶測は
むしろ失礼にあたるんじゃないかと最近思うようになりました。

私というブランドを安売りしちゃダメです。

一回安売りしてしまうと
ずっとその安売りをし続けなければいけなくなる
悪のループに陥ってしまいます。

起業して最初の3ヶ月、もしくはもうここでいいと思った段階で
自分をプレミアム化していきましょうと
いうことを伝えたいのです。

私は適正価格を設定するために、
ブランディングという名前を掲げている方の
商品の価格を見て研究していました。

各種クラウドサービスのサイトを見て
同じようなフリーランサーの人たちが
どういった価格付けで商品を提供してるのかをリサーチすることをお勧めします。

相場を知った上で、
そこよりも「変に低い価格を出さない」ということを
私は心がけています。

自分をプレミアム化しよう！

高くすることはいくらでも出来ますが、
高くするには

「あなたらしさの見せ方」が
大事になってきます。

私の場合は
10万円のスキンケアクリームなどで
高価格帯の戦略を考えたり、
マーケティングプランを作ってきた経験があります。

なので、個人のプログラムをどういう風に
高価格帯で提案できるかという見せ方のコツを
お伝えすることが得意です。

そのキャリアや経験の権威性と呼ばれる部分を
かなり意識して
自分の自己紹介にも取り入れています。

本を出されてる方や
雑誌に掲載されたという方はその権威性を使って
価格を値上げすれば、
お客様に対して逆に安心感を与えることもできます。

キャリアも経験もないし、本も出してないよっていう方でも
差別化できるポイントは絶対にあるんです。

何か説得力となる素材を
自分のストーリーの中から見つけて
それを積極的に見せることで
自分のプレミアム化が実現できるようになります。

自分を安売りせず、価格設定していってくださいね。