日曜日。
ボトックスの説明と、リハをしに病院へ。
日曜日という事もあって、静かな空間でした。
最初はリハ。
長女には事前に言い聞かせていました。
「いい?足の、いつもの状態を診てもらわないといけないから、
つま先であるいていいんだよ~」と。
長女はかかとを下ろして歩けます。意識をすれば。
特に緊張するとべた足で歩くので、
医療者からすると、診察時に
「何が問題なの?」状態です。
言いきかせた甲斐あり(?)
抜群の安定感を保った尖足歩行を披露していました(笑)
そして、相変わらずの人見知り。
言葉をほぼ発することなく、だんまりor首ふりor一言返し・・・。
こういう所は変わりません。
一通り診て頂き、写真、動画を撮って終了。
その後しばらくして説明へ。
会うのは2回目だけど、そんな気がしない先生は
私、長女、の後ろに座ろうとした主人に、
「お父さん!お父さんはこっち!私の隣へきんさい!」と(笑)
「外来はお母さんと話すことが多いんじゃけど、お父さんともしっかり
話さんと!」と言われました。
これですよね~!
我が家は、主人と常に長女については話していて、
薬、これからの方向性など共通意識を持っていますが、病院ではやはり
私がメインで話します。
これぞ、「お父さん参加」です!
そして、長女の状態について。
尖足歩行をする理由として、
1、歩き始めた時に「つま先の方がバランスがよい」と
インプットされている。
2、かかとをついて歩く力が足りない。
10の力があれば、かかとをおろせるんだけど、
8くらいしか力がないために、つま先で立ち歩行を補っている。
3、残りは心理的なもの。
しかし、これは後天的に尖足が出て来たわけではないから
考えにくい。
だそうです。
S先生ははっきりと、
「この子には手術はしなくていい。
何故なら、原因が身体にないから。寝た状態の診察は全く問題ないし
正常に可動域もあるんだよ。そして、手術をしたとしても
多分また尖足歩行になると思う。」と言われました。
「今回ボトックスを考えたのは
1,2、の原因である場合に、
強制的にかかとを着けなければ歩けない状態にしてみて、
脳内の「感覚」を変換してみよう。」ということだそうです。
この考え方は、普通の整形ではないらしく
「臨床心理」もされているS先生だからこそ考えて下さったことのようです。
「脳内の意識の変換」ですから。
夫婦で納得し、注射予定を入れてもらいました。
と、同時に1か月の入所も確定です。
ボトックスで緩くなった足を完全にギプスで固定して、より効果を
あげてみようとの事です。
装具の場合は筋肉が突っ張って痛がっていましたがそれは無さそうなので
一つ安心ですが、中々変化のある夏を迎えることになりそうです。
長女にもきちんと、注射の事や入所の事を話しました。
不安だらけの中、「分かった!頑張るよ!」という長女の言葉に
流れそうになる涙を、ぐっと我慢しました。
そうだ。泣いてる場合じゃない。
皆で頑張るんだ!
今日は警報の為、休校だった姉妹。
元気な小学生二人が家にいると、何故にこんなに
部屋が散らかり、やかましくなるのでしょうか・・・。
明日のお天気はどうかな?
明日もみんな元気に過ごせますように。