不妊治療・・・20歳で長女を産んだ私は当時そんな言葉も知らなかったかもしれません。
でもステップファミリーとして36歳で再婚し、一番最初に不安になったのは
「赤ちゃんが産めるのか」ってことでした。
結婚後半年からはじめた不妊治療、43歳の今年で終わりを迎えようと思っています。
次女を授かれたのは39歳の体外受精でした。
最後にもう一人授かれなかった切ない気持ち。
今まで決して楽ではなかった不妊治療が終わることへの安堵感。
もし不妊治療の終わりが見えない不安や、年齢で悩んでいる方の気持ちが少しでも和らいでくれたらとおもい私の不妊治療体験をまとめます。
夫に拒否された不妊治療
正直結婚して、避妊をやめたらすぐ妊娠できると思っていました。
治療している方はみんないうけど「まさか私が」状態での治療開始。
初めて行った最寄り駅付近の病院は「女医の婦人科・不妊治療」なんてワードで検索したと思います。
今となれば女医であるより、結果が出せている病院を優先したいところですが・・・
いくつもの初期検査をして(痛い検査のオンパレードでした)
何度か医師の指示に従ってのタイミング療法を繰り返す半年間・・・
「人工授精へ切り替えてもいいと思います」と言われました。
でもこの時私は36歳。夫は34歳。
今よりももっと不妊治療ってワード自体が負のオーラを放っていたころ。
夫は不妊治療に相当嫌悪感を持っていたと思います。
だって夫に原因はありません。
ただ私にもこれっている原因は最後の最後までありませんでした。
不妊理由で一番やっかいな「理由のない不妊」。
それに私の的を得ない説明や、説得力のなさもあったと思います。
結果夫の嫌悪感はぬぐえず、しばらくタイミングを取る方法を繰り返しましたが結局妊娠することはできませんでした。
この頃は不妊治療で有名な病院をいくつも調べ問い合わせしました。
その中から、今後のことも考え通いやすさや口コミもよく、たまたま私の地元にあった病院への転院をすることにしました・・・