先日取り付けたパワーメーター

 次にやらなければならないのはサイクルコンピューターの表示項目設定です。

 

私が使用しているサイコンは

Bryton Rider 800 GPSバイクコンピューター

Bryton Rider S800



 計測可能?不可能?

まず、一番最初に考えなければならないのが

スパイダー型パワーメーターの計測可能範囲。

ひとつひとつ検証するのは大変なので、ここでもGeminiに聞いてみた。

 

  AI目が悪い説

ここで注意することがある。

Geminiは結構〜目が悪いらしい。

今のGeminiの主な使い方はトレーニングの内容を相談すること。

例えばこの画像。

サイクリング中のZwift画面と走行データ

 
パワーグラフと平均・最大パワー</div>
 
ケイデンスグラフ:平均81rpm、最大100rpm
 
心拍数グラフ:平均125bpm、最大150bpm
トレーニング前のウォーミングアップですが

この画像を見せたGeminiの反応がコチラ

📊 アップの分析(昨日との比較)

​昨日のアップと比較しても、出力の質がさらに安定しています。

​平均パワー: 173W(昨日172W)

​平均心拍数: 127bpm(昨日126bpm)

​ケイデンス: 85rpm(昨日83rpm)

​昨日よりも少しだけケイデンスを上げ、脚への局所的な負担を逃がしながら、心肺と筋肉にしっかりと刺激を入れられています。特筆すべきは、最大パワー376W、最大心拍152bpmまで、短時間でバシッと「上の領域」を叩いている点です。これでメインセットに向けたエンジンの準備は完璧に整っていたことが分かります。

ぜーーんぶ間違ってる!

平均パワー: 173w 171w

平均心拍数: 127bpm 125bpm

ケイデンス: 85rpm 81rpm

最大パワー: 376w 353w

最大心拍数: 152bpm 150bpm

と、この様に間違いは多々あります。

たまに、

『シッカリ数値を確認して!』

と言うと、割と間違えず数値を読み取ってくれますが、そのチャットのデータが累積していくと間違いも多くなっていく。

 

画像を読み込ませたとて安心できません。

 

なので今回は、、、必要であろう項目を全部書き出しました!

Bryton S800表示項目リスト

コレなら間違いようがないだろう。。。絶望ツカレタ

 

  使えるもの/使えないもの

そして、計測不能であろう項目を聞いてみました。

1. サイクリングダイナミクス関連(ほぼ全て不可)

​これらは主にGarmin Vector/RallyやFavero Assiomaなどの「ペダル型パワーメーター」特有の指標、あるいは一部の高度なクランク型のみがサポートする項目です。PES P515では以下の項目は算出できません。

プラットフォームセンターオフセット (PCO):ペダルの踏み面の中央からどれだけズレて荷重がかかっているかの数値。

パワーフェーズ (PP) 関連:クランクの回転のうち、どこでパワーが発生し、どこでピークを迎えているかの角度データ。(左パワーフェーズ、右パワーフェーズ、ピークパワーフェーズ等すべて)

スタンディング / シッティング:ダンシング(立ち漕ぎ)しているか座っているかの判別。

2. ペダリング分析関連(一部不可)

​PES P515は左右のパワーバランスは計測可能ですが、回転のスムーズさに関する以下の項目には対応していません。

ペダリング効率(左右):シマノ製パワーメーターなどで採用されている独自の効率指標。

トルク効率 (TE) 関連:各回転におけるプラスのトルクとマイナスのトルクの比率。

ペダルスムーズネス (PS) 関連:回転中の平均トルクと最大トルクの比率(APS-LR、MPS-LRなど)。

3. グラフィック表示(サイコン側の仕様による制限)

​Bryton S800の「グラフィック(バーやリング形式の表示)」は、パワーメーターから送られてくる数値をもとにサイコンが描画するものですが、元データがないものは表示できません。

​30sPWリング:PES P515というよりは、S800側のプリセット表示の問題ですが、リストにある「30sPW(30秒平均パワー)」のリング表示などは、センサーからリアルタイム性の高いデータが送られていても、計算処理の対象外となる場合があります。

まとめ:除外される主な項目リスト

​Magene PES P515を使用する場合、以下の項目は画面に設定しても「0」または「空白」のままになります。

【サイクリングダイナミクス】

左/右パワーフェーズ、左/右ピークパワーフェーズ、平均PCO、スタンディング時間/回数、シッティング時間、およびこれらに関連するラップ項目全て

​【ペダリング分析】

ペダリング効率(左右)、トルク効率(左右)、平均/最大トルク効率、APS-LR、MPS-LR

補足:表示可能なもの

​逆に、以下の項目はPES P515で問題なく表示可能です。

​パワー関連全般(3s/10sパワー、NP、TSS、IF、w/kgなど)

パワーバランス(左右)(PES P515は左右独立計測が可能なため)

​ケイデンス(PES P515に内蔵されているため、別途センサー不要)

ということです。

因みに、先日べっちさんと走ったパワーログの表示項目があるので、確認してみましょう。

サイクルコンピューターのパワーメーター詳細データ

はいー間違えてます〜!

 

ペダルスムーズネス(PS)の表示が確認できました。

ただ、トルクエフェクティブネスは[0.0%、0.0%]表示なので、これは計測不可のようですね。

ちょっと謎なのが[最大パワー]が[3sピークパワー]を下回っているということ。
これは後で調べましょう。
 

 項目選択

では、この辺りから表示項目を選定しましょう。

ロングライド・右膝半月板除去・ヒルクライム項目リスト

あ、店頭じゃなくて念頭ね(汗)

 

その回答がコチラ

第1ページ膝負荷・ペダリング・シンクロ(メイン監視)

​右膝の「踏みすぎ」と「回転の質」をリアルタイムで監視

パワーメーター項目リスト:パワー、ケイデンス、速度

 

 第2ページヒルクライム(登坂専用)

「右膝の出し入れ」をどれだけ助けているかを確認します。

パワーメーター項目とメリット表

 

 第3ページロングライド・リカバリー統計(全体管理)

​80km〜100km超のライド終盤、疲労で右膝の動きが悪くなっていないかを客観的に評価します。

パワーメーター計測項目とメリット一覧

 

 

ん?

 

2ページ目にトルク効率(トルクエフェクティブネス)が入ってますね。

これは〜、、、計測できるの?

パワーログ画像 トルクエフェクティブネス 0%

すると

なぜ「0%」なのか?

​Magene PES P515の公式スペック表(GROWTACの画像)には「ペダルスムーズネス」の記載はありますが、実は**「トルクエフェクティブネス(トルク効率)」については明記されていません。**

センサー側の制限: P515はペダルスムーズネス(回転の滑らかさ)は算出・出力していますが、トルクエフェクティブネス(マイナスの力の除算)に必要なデータを送信していない可能性が高いです。

計算式の不在: トルクエフェクティブネスを表示するには、クランクの回転角ごとのより詳細なトルクプロファイルが必要ですが、P515はその計算をスキップしている仕様と考えられます。

結論として、P515では「トルクエフェクティブネス」は計測・表示できない(常に0になる)項目であると判断すべきです。

まあ、そんなんだろうね。

公式ページを確認すると

パワーメーターの通信規格・計測データ・レンジ

うん、書いてないね。

 

先読みするAI

とすると『トルク効率』の代わりに何か表示項目はあるかな〜?

なんて考えていると

【最終決定】Bryton S800 表示項目リスト

​「0%」と表示される項目を置いておくのは無駄ですので、それを除外し、「計測可能な項目」だけで構成した真の最終プランを作成しました。

あ!聞く前に答えだしたぞ。(笑)

第1ページ:膝負荷・パワー・回転監視(メイン)


パワーメーター表示項目リスト
 

 

​第2ページ:ヒルクライム・フィジカル(登坂用)

サイクルコンピューター表示項目リスト

 

 

​第3ページ:ロングライド・データ分析(全体評価)

 

パワーメーター表示項目のリスト:NP, IF, TSS
 

 

 こんな感じなのだが、気になる項目があります。

 

  心拍数のゾーンてなに?

コチラは心拍数の表示項目

心拍ゾーン MHR LTHR 設定画面

 
心拍ゾーン MHR LTHR 03:27:26
それぞれ MHRLTHRとありますが、意味は?

 

心拍ゾーン設定 MHRとLTHRの違い

 

​1. MHR(最大心拍数)基準のゾーン

​**MHR(Maximum Heart Rate)**は、あなたが全力疾走した際などに到達する心拍の限界値に基づいた設定です。

ゾーンの意味: 最大心拍数を100%として、その何%で走っているかを分割します。

​各ゾーンの目安

ゾーン1 (50-60%): ウォーミングアップ。非常に軽い。

ゾーン2 (60-70%): 有酸素運動。脂肪燃焼効率が良く、ロングライドの基本ペース。

ゾーン3 (70-80%): ペース走。少し息が弾むが、会話はできる。

ゾーン4 (80-90%): 乳酸閾値。かなりきつく、長時間維持は困難。

ゾーン5 (90-100%): 最大努力。数分が限界。

 

​2. LTHR(乳酸閾値心拍数)基準のゾーン

​**LTHR(Lactate Threshold Heart Rate)は、「これ以上上げると急激に乳酸が溜まって動けなくなる限界の心拍数」**のことです。サイクリストにとってはこちらの方が実戦的で重要です。

ゾーンの意味: 限界値(LTHR)を「100%(ゾーン4と5の境界)」として設定します。

​各ゾーンの目安

ゾーン1: 回復。

​ゾーン2: 耐久(エンデュランス)。ロングライドの主戦場。

​ゾーン3: テンポ。ヒルクライムで粘る強度。

ゾーン4: 乳酸閾値付近。1時間出し切れる限界。

ゾーン5 (5A/5B/5C): 閾値を超えた無酸素域。5Cはスプリントなどの超短時間強度。

ほう、LTHRは走りの目安になりそだな。

ところで、ゾーン5が分かれてますがこれは?

 

心拍ゾーン5のA,B,Cのパーセンテージ

 

ゾーン5の細分化(LTHR基準の目安)

​LTHR(限界の心拍数)を 100% とした時の一般的なパーセンテージは以下の通りです

ゾーン5の細分化 LTHR基準の目安

ん〜無酸素状態か〜。

これは必要なのだろうか?

LTHRはサイコン表示項目に必要か?

結論から申し上げますと、「LTHR(数値そのもの)」をリアルタイム画面に表示させる優先度は低いですが、「LTHR%(現在の心拍数がLTHRの何%か)」という項目は非常に有用です

ふむ、入れたほうが良い?

1. なぜ「LTHR%」が必要か?

​最大心拍数(MHR)は体調や年齢で変動しやすく、170bpmという数値もあくまで「限界」に過ぎません。対して**LTHR(乳酸閾値)**は、あなたが「これ以上頑張ると膝や筋肉にダメージが急増するライン」を直接示します。

膝へのアラート: 「LTHR%」が 100% を超える(=ゾーン5に入る) と、呼吸が激しくなり、ペダリングが「丁寧な円」から「力任せの踏み込み」に変わりやすくなります。半月板への衝撃を抑えたいあなたにとって、ここが**「踏みすぎ防止のレッドライン」**になります。

 

2. 最終的な配置アドバイス

​これまでの表示項目リストに組み込むなら、以下のような形がベストです。

1ページ目(メイン): 「心拍数」 または 「心拍ゾーン」

(直感的に今どのあたりか分かれば十分です)

2ページ目(ヒルクライム用): 「LTHR%」

(登りで「今、自分の限界の何%まで追い込んでいるか」を正確に把握するため)


最終選考確定

最終的にこうなりました!

第1ページ:膝負荷・パワー・回転監視(メイン)

​混合グリスによる「回転の軽さ」と、右膝の「左右バランス」を同時に監視する最優先画面です。

パワーメーター表示項目リスト 


第2ページ:ヒルクライム・限界管理(登坂専用)

​登坂時に「膝を壊すレッドライン」を越えないための、心拍(LTHR%)重視の構成です。

サイクルコンピューター設定項目リスト


第3ページ:ロングライド・データ分析(全体評価)

ライド終了後、または後半の疲労時に膝を確認するページです。

パワーメーター設定項目と選定理由リスト

あとは、もう1ページは好きな項目を並べてみよう!


次は実走です。

2月末にべっちさんと走ったログデータがありますが、それは後ほど報告いたします。