先日のブログで"Drive40DHelix57Dのラチェット音"についてのコメントをいただきました。

 

私の耳にはHelixの方が爆音に聞こえたのですが、、、

実はそれは最初の話。

こころなしかフリーボディを交換してからは、ラチェット音が静かになった様に感じました。

交換理由はどうやら初期ロットに不具合が見つかったようで、EliteWheelsから新しいフリーボディが送られてきました。

 交換時にグリースをチョット良いモノにしたのですが、位置的に回転するところではないのでラチェット音には影響ないと思います。

それでもHelix57Dの方が爆音に聞こえます。

 なので、あらためて比較してみましょう。

 

比較方法ですが、スマホの騒音アプリを使用して騒音レベルを比較してみます。

スマホの位置は後輪より10cm離して計測しました。

使用したアプリはコチラです。

 


 

 

比較項目は以下のとおりです。

MAX ラチェット音の最も大きな音量(db)

Ave    空転開始から空転時間の7割の間の平均音量(db)

空転時間  クランクを止めてからホイールの回転が止まるまでの時間

 

爆音の比較対象としてロードバイクのデフォルトで付いていたホイールのラチェット音です。

【WH-R171】

静かですね〜。
MAX:66.8db
Ave:54.5db
空転時間:92秒

 ※アベレージですが、50秒辺りでアプリ画面が消えてしまったので、そこまでの平均値となります。

 

【Drive40D】

MAX:76.3db
Ave  :72.6db
空転時間:43秒
 

【Helix57D】

MAX : 75.6db

Ave   : 73.2db

空転時間:25秒

 

結果

 

  音量

MAX音量はDrive40Dの方が大きいですが、平均音量はHelix57Dが大きいですね。

とはいっても、ほとんど同じ音量でした。

Helixが大きく聞こえたのは、音域の違いでしょうか?

Drive40Dが高音域のみに対して、Helixは低音も含まれているようです。

そして、音自体が響いている様に聞こえます。

軽く聞こえるDrive40Dに対して、Helixは音域の幅が音を大きく聞こえさせているのかもしれません。

 

  空転時間

WH-R171Drive40DHelix57D

となりました。

 

これは単純にリム重量が重く慣性モーメンンが一番大きく働くWH-R171

リムは軽いがラチェットの爪の本数が3本なので、抵抗が低いDrive40Dが次点

リムは重いがラチェットがスターラチェットを2枚使用し、常にどこかが接触しているので抵抗がかなり高いHelix57Dが一番回りませんでした。

 

まぁ、実走は荷重と高回転での熱や他の要素(エアロ効果等)で、どうやらHelix57Dが一番回る様だけどもね♪

 

参考になったでしょうか?

 

番外編 

気になったので

購入時に付いていたフリーボディ
最初の音量ってどのくらい?
交換してみました。
 
【Helix57D※旧ラチェット
MAX:79.1db
Ave  :71.3db
空転時間:22秒
MAX音量こそ今までのホイールの中で一番高いですが、アベレージはそれが保たれている音量ではありませんでしたね。
大きく聞こえたのは、最初の音量が大きかったからなのかもしれません。