出張先の仕事終わりからの〜サイクリング。
行き先は横須賀市の大楠山。
横須賀市最高峰だそうです。
しかし、【神奈川県ヒルクライムランキング】では、初級認定
翌日も仕事なので、サクッと登って帰りましょう♪
その坂も十数メートルで緩やかな勾配に。
このあと中盤にも満たない辺から、、、砂利道。
ただの砂利道じゃありません。

そこら中がボコボコ。
穴やらコンクリが瓦解した箇所やらで、「これ、ヒルクライムコース?」と思いましたよ。
前日に雨が降っていたのか〜道は大きな水溜りと瓦解し段差になったアスファルトぬかるみ
かなり、ヤバいです。
勾配のキツイ所は、前荷重じゃないとフロントが浮くほど。
ダンシングするとリアが空転。
時速5km/h程度で、コースを選び走っていきます。

残り300mくらいで、ナビのコースを外れます。
「???道あったかな!?」 
目を凝らすと。。。

 
「!!!階段かい!」
この階段をクロスバイクを担いで登ります。
しかも、なかなかの急勾配。
この階段は150m程続きました。
途中休みながら、見上げては先の見えない階段に
「やっぱり戻る?でもな〜、、、もしかしたら、もぅちょっとでゴールかも?」
と思いながら、登頂〜♪

  展望広場

どうやら、この大楠山は横須賀では最高峰らしいですが、その眺望は!!!
暗!
奥の明かりが、下界の街明かりなんですが、、、
暗!!
にっこり・・・
「帰るか〜。」

  下りコース

同じ階段は幅が狭く、滑るクリートシュールでは怖いので反対の階段からまたバイクを担いで下ります。

一度、駐車場に出ましたが道はそこで終わり。
仕方なく、反対に続く道を進みます。

進む途中でチャリのタイヤ痕を発見!
「こんな所を、チャリで来るバカもいるんだな〜」
爆笑笑い
なんて思いながら走っていて、気がついた。
「あ!この道、登ってきた道だ!」
キョロキョロ汗
ということは、、、チャリのタイヤ痕バカは〜
私でした。w

下山途中に走っているすぐ脇の草が並走するように揺れたのは怖かった。
なにせ、ぬかるんだ足元と水で濡れて効きが悪いリムブレーキ。
熊はおろか野犬でも、追いつかれる自信しかない!


下界に近づき、人工建築物(カードレール)を目にした時の安心感たるや、相当のものでした。
もう〜泣いても良いくらい!

  足付き無しの理由

道悪をお伝えできない、乏しい言語力に写真の偉大さを思い知らされます。
撮らずに来たことを少し後悔。
そう、こんな状況で、手を放して撮影などできません。
だって、、、足つき無しですから!
一応ねw
個人的には道悪に雨が重なり初級のコースではないと思います。
びっくりあせる登りの最中にフロント上げますか?
ガーン汗ぬかるみで、ズルっと滑り水溜りへ落ちますか?
しかも、数十メートルにせよ勾配は15,6%かそれ以上。
そんな坂がいくつもでてきました。

そんな中、何故『足つきせずに』登れたのか?
それは、ある意味裏切られていたからです。
ヒルクライムをされる方なら常識ですが
ヒルクライムあるあるの一つ
『あの先を曲がれば、勾配が緩やかになっているはず。。。更に急になるんかい!』ムキーむかっ
というのが、あるあるです。
登りながらカーブを見ると、何故かその先は平坦なような気がするんですが、、、だいたいが斜面は続きます。

こちらの山は
『この先、この勾配が続くならもう〜足を付く!滝汗
と思いながら漕ぐと、、、平坦デレデレw

『ヤバい!もう〜ダメ。も〜足を付く、、、ゲロー。。。からの〜下るんかい!ポーン!!
というように、いい感じで足をつかせてくれない。w
結果として足つき無しでした。

ストラバ 

私は一つの間違いを犯していました。
それはこちら

勾配データですが、赤い部分は10%以上です。
ストラバのセグメントを見るとKOMで9分台

2021年の記録です。
私の記録は
違いすぎ!
いくら道悪だからって。。。
と、あることに気づく。
このセグメントって、、、
駐車場?
かな?
ワタシ
展望台。

つまり駐車場ゴールなら

これ。

展望台は
これ。
展望台のこの部分
階段だったんですね。

チャリ担いで階段登って、山頂で呆けて〜、階段降りて、駐車場。
この間のタイムもセグメントに入っていたのか〜。w
そりゃあ、タイム差も大きくつきますね。

感想

帰りは桜を見ながら、翌日の仕事を考えて急ぎ帰りました。

この日は
山では泥だらけになり、明かりが無い真っ暗闇に不安になりましたが、普段は引き返すであろうコース。
出張先で2度目があるかわからず、強行突破しましたが、終わってみると楽しい体験でしたね♪

そして、ライドが終わり心に残ったコトバはコチラ
もう〜2度と大楠山には行かない!