アフリカにアフリカにある二つの「コンゴ」のこんがらがりそうな歴史とは? | mini-cooperのブログ

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アフリカには、「コンゴ」と名乗る国がふたつある。「コンゴ共和国」と「コンゴ民主共和国」で、両国ともよく国名が変わることでも知られている。

 

ともに国民にはコンゴ族が多く、14~19世紀までは「コンゴ王国」というひとつの国だったが、19世紀、ヨーロッパ列強の進出で、ザイール川を境にフランス側とベルギー領に分割された。

 

1960年にはどちらも独立したが、別々の国として歩むことになった。

 

 

その後、「コンゴ共和国」は、アフリカ初の社会主義国となり、70年に「コンゴ人民共和国」と改名。が東西冷戦の終結後、もとの「コンゴ共和国」に戻された。

 

いっぽう、「コンゴ民主共和国」も、クーデターで政権を握ったモブツ大統領が、71年、「ザイール」に変更したが、97年、モブツ政権が倒れると、もとの「コンゴ民主共和国」に戻されたというややこしい歴史がある。