葵祭(加茂祭)~京都三大祭:加茂神社の祭礼

葵祭は加茂御祖神社(下鴨神社)と加茂別雷神社(上賀茂神社)の例祭で、古くは加茂祭、または北の祭とも称し、平安中期の貴族の間では、単に「祭り」といえば葵祭のことをさすほど有名でした。
「葵祭」は京都三大祭りの1つで、見どころは路頭の儀といわれる行列ですが、それに向けて前儀の儀式が行われます。下鴨神社の流鏑馬神事、上賀茂神社の加茂競馬もその1つです。

斎王代女人列御禊神事(上賀茂神社、下鴨神社と交互)
斎王代以下女人列に参加する約40名のみそぎ祓の儀が行われます。

斎王代禊の儀

下鴨神社では武家装束による「歩射神事」
弦の音で邪鬼を祓う神事。鏑矢で悪鬼を祓い、大的を射る神事や数々の弓矢の神事を奉納し、葵祭の無事を祈ります。
上賀茂神社では加茂競馬

下鴨神社にて御影斎(みかげさい)
神霊を下鴨神社に迎える為の神事で、糺の森に「東游」の舞楽が奉納。

御影斎

路頭の儀
葵祭は平安時代以来、国家的な行事として行われてきたので、わが国のなかでも、数少ない王朝風俗の伝統が残されています。
勅使をはじめ検非違使、内蔵使、山城使、牛車、風流傘、斎王代など、平安貴族そのままの姿で列をつくり、京都御所を出発。
総勢500名以上の風雅な行列が下鴨神社を経て、上賀茂神社へ向かいます。

御所にて路頭の儀

加茂街道では全く雰囲気が違います。

御園橋を渡って・・・上賀茂神社へ

上賀茂神社 行列が次々到着します。

社頭の儀(しゃとうのぎ)
葵祭行列が下鴨神社、上賀茂神社両社に到着した際、それぞれの神社の社頭で行われる儀式。

勅使が御祭文を奏上し御幣物を奉納。また神馬の引き回し、「東游(あずまあそび)の舞が奉納されます。(注:社頭の儀は一般は見れません)
社頭の儀 上賀茂神社にて

下鴨神社と上賀茂神社では「社頭の儀」の最後に「走馬の儀」をもって、社頭の儀の終了となります。
走馬の儀 上賀茂神社にて

