博物館で、あなたに語りかけてきた石像は・・・・・・?
ある古墳から発掘された石像展を、博物館に見に行きました。
静かで薄暗い館内を巡っていると、不思議な声が聞こえてきました。
周りを見回すと、あなたの他には誰もいません。石像があなたに語りかけてきたのです。
その石像は、いったいどんな姿をしていたでしょうか?
A 怒れる仁王像のような石像
B 慈悲に満ちた女神のような石像
C 神話に出てくる動物のような姿の石像
D 埴輪のような素朴な石像
語りかけてきた石像から、あなたの
「心の中に住む〝 もう一人の自分 〟」の姿がわかります
石像の声は、心の中であなたに語りかけてくる〝 もう一人の自分 〟を意味しています。その〝 もう一人の自分 〟の声は、あなたにどんなことを語りかけてくるでしょうか?
Aを選んだ人・・・・・・じぶんで自分に絶えず「ダメ出し」している〝 鬼教師 〟
あなたの心の中の声は、あなたの考えや行動について、「そうすべきではなかった」「あのやり方はよくなかった」などと、厳しい禁止やダメ出しをしていることが多いようです。いつもその声を聞いているあなたは、他人に対しても厳しい見方をしがち。もう少し、自分にも他人にもやさしくし、OKを出してあげてもいいのかも。
Bを選んだ人・・・・・・穏やかに肯定してくれる〝 やさしい母 〟
あなたの心の中の声は、あなたに寄り添い、心のままに行動していいのよと教えてくれているよう。「私は大丈夫」「私は幸せ」という声が聞こえてくるのでは?その声を聞いているあなたは、他人にもやさしくできるでしょう。ただ、同情から口にした言葉が、思わぬところで人を傷つけていることがあるかもしれないので注意して。
Cを選んだ人・・・・・・「自問自答」しながら深く内省する〝 哲学者 〟
あなたの心の中の声は、いつも疑問を抱き、何が真実かを探し求めているようです。「なぜ?」「どうして?」「本当にそうなの?」という声が聞こえていませんか?自分の考えについても疑問を抱き、なかなか確信が持てないことがあるようです。頭の中の考えよりも、実際の経験を積み重ねていくことで自信を身につけて。
Dを選んだ人・・・・・・「ありのままの自分」を肯定しすぎ!?
あなたの心の中の声は、あなたの考えや行動にめったに口出しせず、厳しいことも言わなさそう。それゆえ、あなたは「何もしなくていいなら、しないほうがラク」という気持ちになりやすく、やらなければならないことがあっても「面倒くさい」と思いがち。自分を叱咤激励し、自ら律する厳しさがあってもいいかも。