いつの頃だったか思い出せないけど
なんでも鑑定団で川瀬巴水の木版画が出た事がありました。
TVの画面を通してでもその美しい色彩にすっかり魅了されました。
ある時、名古屋へ行く用事があって (と言ってもライブだけどさァ)
金山で降りてボストン美術館へ寄ってみました。
丁度、『印象派を魅了したジャポニズム展』をやっていて
そこに川瀬巴水の作品が3点ほどありました。
もっと見たい、もっと見たい・・・。
しばらくして静岡の駿府博物館で作品展があることを知りました。
もう、行くっきゃないですよね。
同じ版画と言っても、畳半分ほどもある大きさじゃなくて
浮世絵くらいのサイズがほとんどでした。
比較的空いていたので、近づき、離れしてじっくり鑑賞できました。
水彩画に忠実な彫師と刷り師の強力なタッグの上に成り立つ木版画は
計り知れないほどの技術を要する訳ですよね。
特にグラデーションの美しさと巧みな技は欧米でもてはやされた所以でもあるわけです。
作品が多いので前期、後期に分けて展示されるので
再度、駿府博物館まで出かけるつもりです。
余談ですが
このようにリーフレットと購入した絵葉書をクリアBOOKに貼って
大切に保管しています。
私が死んだら全てゴミになるんだけどね。
この春、東京の国立新美術館で見たルーブル博物館展と
アメリカナショナルギャラリー展のリーフレット、絵葉書を貼った新品のクリアBOOKを資料にしようと思って
社会保険センターへ持って行ったわけですよ。
それを、教室に忘れたので午後電話して問い合わせたところ
「そう言うものは届いておりませんけれど」と言う返事。
次の週も、次の週も、3回位問い合わせしましたが「ありませんでした」って。
私もいい加減怒れちゃって
「これって盗難ですか?」 一瞬受付の顔色が変りましたよ。
「盗難届けを出してもいいですよね」
なんて小心者の私が言える訳ないです。
でもでも、悔しいです!
そして、静岡駅前の葵タワーにある市美術館へ。
大原美術館と言えば児島虎次郎です。
彼の印象派の様な色彩と筆のタッチは本当に私好みです。
大原美術館へは行った事がなくて
豊橋で児島虎次郎の個展を1回だけ観て、大好きな画家になりました。
いつか機会があったら是非一度、児島虎次郎記念館へ行ってみたいと思います。
今日のランチは
清水港河岸の市の中で海鮮丼をいただきました。
普段、お惣菜屋のは食べないけど付け合わせの味フライ・・・・
もうっ、フワッフワでとても美味しかったです。
これで1080円はいいじゃないですか?