ネパールの大惨事を憂いつつ
それとこれとは別だよと、気持ちはTOHOシネマズへ・・・・。
しかも2本立て
あんな映画観なきゃよかったって思った事ありませんか?
しかし、そんな映画こそいつまでも心に残ってしまうんですよね。
パク・ユチョン主演の『海にかかる霧』を観て来ましたよ。
「あの日、海の上で起こったことは誰にも話してはならない」
あの恐ろしい出来事が実話をベースに作られたと言う。
それって、誰にも言ってはならない事を誰かが言ったんだよねえ。
不況にあえぐ2000年頃の韓国、
船の修理も出来ない、給料も払えない、そんな時
中国からの密航者を運ぶ仕事を請け負ってまで
乗組員の生活を守りたかった船長。
その船長がやがては正気を失い修羅と化す。
中国からの不法労働者である朝鮮族の密航者を
乗せたオンボロ漁船の中には
教師だったり、韓国で暮らす兄の許を訪ねる若い女だったり、
中国での収入の10倍は稼げると言う妄想をもった男たちが20人以上もいた。
乗組員や密航者の下品な言葉、粗野な行動・・・、
その中で一服の清涼剤ともいうべき新米漁師のドンシクを演じるのがJYJのユチョン君。
そこが唯一の救いどころだったかも知れません。
巡視船に見つかったら全てが終わる。
密航者たちを魚庫に隠したことを発端に悲劇が始まった。
霧の中の船上で何があったのかを知りたい方は
劇場へどうぞ・・・・・、
って、もうやってないか?
おっと、もう1つ『シンデレラ』
なんのひねりも無い、まんまの実写化でつまらんかった。
そもそも、間違えて吹き替え版のチケットを取った私がバカでした。
英語だったらもう少し興味を持って観れたのかもしれません。
魔女は若くて美人だったのはいいとして、
王子様(後にキング)がおっさんだったのは残念の極み!
やはり予備知識を少しは持った方がいいのかも知れないですね。