久しぶりにピグから離れて夫どっこいと美術館へ行って来ました。
最初に静岡の駿府博物館へ。
ジュディー・オング・倩玉さんの木版画展を見て来ました。
以前、夫が彫り、私が刷るという作業の稚拙な年賀状を何年も作っておりましたので
多色刷りの木版がどれほど大変な仕事かよく知っているつもりです。
日展に何度も出品、入選されているように
本当に素晴らしいものばかりでした。
気の遠くなるような彫刻の緻密さ、
モノトーンと赤や緑の色彩とのコントラストが見事に調和しています。
彼女の場合、日本や台湾の古い家屋、特に料亭とか町屋とか見ても美しい建物にこだわって作品を作っているそうです。
100号、120号ほどの大作はもとより
菊、カトレア、ツバキ等の小品も決して手を抜かない細密なお仕事に
ただただ感動しました
初めて彼女をTVで見たのは、
彼女がまだ小学生の子役と言われていた頃です。
その後、女優として数々の作品を残し、
次に一世を風靡した『魅せられて』
Wind is blowing from the Aegeanで歌手として、
そして
処女作 『椿・1976年』をかわきりに版画家として活躍しています。
かくも華麗に転身をし続ける女性、あまり多くなないですよね。
知名度の高さから鑑賞に訪れる人も多くて
中はマナーってものを心得てない高齢者で
たいそう賑やかでした。
入口付近で大きな声で世間話をしている3人に
「お話は外でしてください」と言ったのですが
お話に夢中なのか、お耳が遠いのか聞いて貰えませんでした・・・・。
わたし、小心者だけど言う時はいうよ
ついでに県立美術館で
マチュピチュ「発見」100年
インカ帝国展を覗いて来ました。
ここも平日にも関わらず、すごい人で溢れていました。
ゆっくり説明を読む事も出来ず
サラッと通過した程度になってしまいましたが
4体のミイラは苦しいのか、悲しいのか、または恍惚の表情なのか
何か胸に迫るものを感じました。
昨日は掛川の
ならここの湯と言う源泉100%の日帰り温泉に行って来ました。
美人の湯と並ぶ・・・・、
並ぶって何?
美人の湯じゃないのね
PCにかじりついていなければ
やれること、やらなきゃいけない事がいっぱい出来るんですよね。
いっそ、ピグのイベントに終止符を打てば
もっと自分の時間を自由に使えるのに・・・って、
自分の時間を使ってピグやってんでしょ