今まで知らなかったのですが、シンガポールの選挙は義務投票制です。
本日9月11日の金曜日、議会解散による総選挙があります。
選挙当日は国民の祝日(Polling Day=選挙日)となり21歳以上の国民のほぼ全員が投票します。
それは、投票が国民の「義務」であり「罰則」もあるからです。
もし投票しない場合は、選挙人名簿から外されてしまい次回以降の投票権がなくなってしまうのです。
復活するには、なんで行けなかったのか理由を説明して(審査の上)再登録してもうら必要があるそうです。

こんな制度の中で生活してると、選挙は必ず行くものという感覚になっているようで、レイさんに
金曜日ミーティングしよ

って言ったら
大使館に投票行くから会社休む。
と断られてしまいました

午前中投票行っていいから、午後から出社してよぉー(ノДT)
と思ったのは私が日本人だからでしょうか…(苦笑)
都内に住んでいれば大使館で投票できるので、シンガポールにいる時と同じ感覚で、選挙に行く=その日は仕事なしってしたみたいです。
また、一方で、例えば痴呆症などの理由で投票に行かれない人は、上記の理由で選挙人名簿から抹消されますが、そのまま投票権をなくしたままにする事もあるようです。
※レイさんに大雑把に聞いた話をそのまま書いたので、細かい法律などは違うかもしれません。
シンガポール政府の首相府の選挙部(?)の説明を以下に引用します。
Voting at Singapore's presidential elections or parliamentary elections is compulsory for all eligible citizens.
It is part of the responsibilities of being an adult Singapore citizen.
(シンガポールの大統領選や議会選挙への投票はすべての有権者にとっての義務です。
それは成人のシンガポール国民の責任の一部です。)
So, if you are an eligible voter and the presidential election or the parliamentary election in your constituency is contested, you must present yourself as a voter at your allotted polling station on Polling Day to cast your vote.
(ですので、もしあなたが有権者で、あなたの選挙区で大統領選や議会選挙が行われる際には、投票日には投票場に行って投票しなくてはなりません。)
詳しく知りたい方はこちら↓をどうぞ

Singapore Elections Department
http://www.eld.gov.sg/voters_compulsory.html