「虎に翼」を見て…その3 主題歌 | 半世紀ちょい生きてきた

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繊細さんです。誹謗中傷は精神衛生に悪いのでご勘弁を。身バレは嫌でございます。

「自分の気持ちに正直に」をモットーに、思いついたこと、好きなこと、子どものこと、病気のこと、これまでの人生についてなど、硬軟織り交ぜて徒然と書いています。

「次の朝ドラのテーマ、米津玄師だって!」
と教えてくれたのはボカロ好きの次男。

次男、今もノリノリで歌ってますわ♪
(今日は通院日で学校を休んだせいかとても機嫌が良いw)


「虎に翼」放送初日、
初めて聴く。

「ぞ〜らにヅバを吐ぐ〜♪」
ダミ声部分しか聴きとれん。
しかも歌詞、汚いなぁ。
まぁ「天に向かって唾を吐く」的なことだろうけど
…困惑



二日目
「知らね〜えけれど♪」

は?「知らんけど」みたいなこと?
しかもまた歌詞汚くない?NHK的で無くない?

しかもタイトル「さよーならまたいつか!」
って、ふざけてない?


私ちょっと馴染めんかも、この曲…




でも昨日の神回を観てから何か急に気になって、
Amazon musicで歌詞を見ながら聞いてみた。

歌詞自体は今時感があって文脈が掴みきれない部分も多いんだけど、
とにかく沁みたねぇ。
何故だか泣けるねぇ。




2番以降は初めて聞いた。
初っ端から山頭火を持ってくるかね!

更に、所々に現れる古文感!
文語調の言い回し。




蓋し?
フタするの?
違いました。「けだし」だそうです。
蹴出しではなく、「思うに」「確かに」という意味だそうで。

凄いな。賢いな。化け物だな。米津玄師!




「らんまん」の主題歌、あいみょんの「愛の花」の時もそうだったけど、
ちゃんと物語の世界観(世界線?)を踏襲しているんだね。

昨日、ヨネの回を見てからのこの歌詞だったので、
理不尽すぎて怒るしか無い環境に、
開き直りのようなふてぶてしく、ちょっと粗暴な歌詞が、
一気に腑に落ちました。


そして最後もいいの。
同じ歌詞を違うメロディラインでなぞるの。

そして
「さよーならまたいつか!」
で、ブツッと終わり。
後奏皆無。



私の頭の中でずっとリピートです。