魂のど真ん中を生きる
『Coda あいのうた』
これから観る方の為に
なるべくネタバレがない様お話します
〜あらすじ〜
家族の中でただ1人の健聴者である少女ルビーには、家族が知る由もない才能があった。
それは『歌』。
豊かな歌の才能を認められ有名音大に推薦されるが、ルビーはずっと家族の手話通訳としての役割を果たしていた。
『歌』という夢を選べば、通訳がいない家族は困ることになる。
ルビーは夢と家族との間で揺れる。
という映画です
んも〜〜〜メチャメチャ感動して！
歌もストーリも胸に響いて！
終始泣きっぱなしでした
私がこの映画で特に心に残ったのが
ルビーが歌の先生と練習するシーン。
自分の声にコンプレックスがあって
「私の声は醜いから...」というルビーに対して
先生は「叫べ！醜い声を出してみろ！モンスターになれ！！！」
と言います。
胸の内の悔しさや寂しさや悲しみや劣等感
全ての感情を吐き出すような力強い叫びの後
「よし！歌え！」と言われ歌った声の美しさ。
殻を破った象徴のような美しく力強い歌声。
もう涙が止まりませんでした
今思い出し泣きしながら書いてます笑
いや〜俳優さんって凄いですね！！
私はこの映画から
『殻を破り本当の自分を生きなさい』
というメッセージを受け取りました。
本当は皆んな胸の内に美しい魂を持っています。
でも生きていく中で色んな経験をして傷つくことで
余分なモノをたくさん纏ってしまう。
それは人によって違うだろうけど
怒りや悲しみや劣等感や見栄やプライドなど色々。
何重にも纏って殻の様に分厚くなったそれに
少しずつヒビを入れて
パカっと割れて本来のその人の魂が出てきた時
人の胸を揺さぶる程の美しい輝きを放つんだと思います。
皆さんの殻はどんな感じですか？
この映画は、殻を打ち破り
自分を新たな世界に羽ばたかせる事の大切さ
それが本人だけでなく大切な家族の夢にもなる事
それを教えてくれるステキな映画です。
私にとっての大切な一本となりました
皆さんも興味があったら観てみてください
ハンカチ忘れないよーにね〜笑