私にはブラジルに住む親戚がいます
一昨年の冬に亡くなった祖父の兄弟が二人移民しているんです
内、1人はすでに亡くなっていますがもう1人は92歳でまだ健在
その92歳がなんと、夏に日本に来るらしい~
92歳で?!飛行機?!しかも24時間?!
何のクラスの座席かは知りませんが、来るまでに死んじゃうんじゃないの?
エコノミー症候群とか大丈夫か?
と言うか、離陸のGとか大丈夫……?
やはり、親戚中同じ事を思い口にしているそうです
私がまだ小学生の3.4年生ごろに里帰りしていらいなので20数年ぶり
その時は兄弟二人で来て、1ヶ月くらいウチに滞在していました
最初は仲良く爺さん二人に遊んでもらった事
それがだんだんと慣れた挙句にうるせぇ糞爺!などと言っていた事
濃いコーヒーをブラックで飲んでいたので真似して飲んだらあり得ない味に衝撃を受けた事
が思い出されます
92歳の爺さん
すでにパスポートもキレているが国籍は日本だそうで、ウチの母が書類を集めに役所へ行ったそうです
が、色々ややこしかったと話していました
うん、なんか年だし遠いとこ居るしややこしそうですよね
新しく作ったパスポートには92歳の写真が貼られるのか
う~ん、アクティブ
何故また、こんな高齢で来るかと言うと
毎日毎日朝起きると
「日本へ行きたい」
と、何度も何度も話すそうでみかねた爺さんの娘が連れてくるそうです
望郷の念と言う言葉がありますがハンパない思いに話しを聞いていて鳥肌が立ちました
余談ですが、手塚治虫の火の鳥のお話の中にも死んでもいいから、地球の土が踏みたいってのがあったなぁ
年をとると、精神は子供に返るといいますし、そして昔を懐かしむんですね
人間って
里心がつくなんてのとは違う、ある種情熱を感じます
なんだか感慨深いなぁ
「望郷」
故郷を懐かしく思うこと(wikiより)
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