一冊のノートがでてきました
ドイツへ旅立つ際に、家を引き払い
置く場所に困った
細々した物をいくつか置いて行った中の一つです
最初、何のノートかとすっかり忘れており捨てようかと
思ったのですが、何気な~く見てみたら
旅日記でした

この日記帳に会うのも数年ぶり
読んでみると、これがまたなかなかウケる
内容のくだらなさもそうですが
若き日の葛藤なんかも書きなぐってあり、若いな~
なんて読みながら自分で笑っちゃいましたよ
今から8年前の旅の思い出を
あえてリライトせずに原文のまま一部発表!(笑)
中米・コスタリカ篇
2002年
9日(日曜日)
サンホセ到着
バスに乗って2時間、プンタレナスへ
ホテル「カユガ」に一泊
バスに乗るのもスムーズに出来た
タクシー/$10 バス/$2.5 ホテル/$29
切手/$9 ノート/$1 ジュース2本/$1 サンダル/$18 テレカ/$10
トータル/$81
10日(月曜日)
プンタレナスからニコヤ半島パケラへ
フェリーに乗って1時間30分
途中スコールで海は大荒れ、それからバスに乗って2時間
モンテスマに到着
到着後バックパッカーどうし安宿を探してみんなで泊まる
ドイツ・イギリス・アメリカ、なんか英語の訛った人
食事して一杯飲んで寝る
ランチ/$4 フェリー/$2 バス/$2 宿/$16
夕食/$5 テキーラ/$3
トータル/$32
11日(火曜日)
海水浴をしてゴロゴロしていたら一日終わり
朝食/$5 ランチ/$6 ポストカード/6 夕食&ビール/$7 宿/$12
12日(水曜日)
馬に乗って滝まで行った
4時間も馬に乗ってお尻が痛い
朝食/$5 カメラ/$16 乗馬/$20
13日(木曜日)
イギリス・アメリカ滝の手前のビーチまでテクテク歩いた
朝食/$6 水・アイス・リンゴ? 夕食/$6 宿/$12

14日(木曜日)
モンテスマから離れて、今日はタマリンドへ着く
タクシーを5人で割り勘にして4時間かかった
タコスを食べてから宿を探して、ちょうどいいのがないと言ってウロウロ探して
ちょっと高いとみんなが言う
海は綺麗な感じ
朝食/$6 タコス/$6 タクシー/$28? 宿/$8
などと書いてあり
自分的につっこみどころが満載!!
西暦と日は書いてあるのに、何故何月かが書いてないのか?
ゴロゴロして終わり・・・って
小学生の絵日記でも、もう少しましな事書きそうではないか?
そして、コスタリカは「コスタリカ コロン」という通貨単位なのに
何故マークが$で書き込んであり、いったい私は
何の通貨を使っていたのか?
ドルが流通していて使えたのか、コロンのマークが分からずに適当に書いていたのか
今となっては謎です
そして、ひたすら一日に幾ら使ったのかが
書かれています
私の日記帳を見た外国人に笑われたことがあります
お金の計算ばっかり書いてあるから(笑)
(お小遣い帳的に細かく支出が書かれているのは
少ない予算でいかに長く旅が出来るかってゆうのと、貧乏旅行に凝ってたからだと
言い訳させてくださいな)
タクシーを5人で割り勘にした人達は
パケラと言う所で一緒に安宿を探したアメリカ人とスコットランド人のグループで
タクシーをチャーターするのに人数が多いほうが安くなるからと
声をかけてくれた事を覚えています
日記を読み
個人的に行きたい場所なんかも色々あったり、ざっくりの行動日程も
組んでいたようですが、このグループと離れがたく
多少の人疲れもしていたようですが、なんだかんだと楽しくて
結局私の日程いっぱいまで、このグループと旅をしたことが思いだされました
日記の最後には
「もう一度何処かで会いたいな~、あのメンバーで」
な~んて、クサイ感じに締めくくられており
笑えました
まぁでも、よっぽど楽しかったんでしょうね~
このコスタリカの旅
かなり強行で行ったようで、当時はまだ夜の仕事をしており
2週間の休暇願いを出したところ
「無理!一週間が限界」
と店から言われ
「じゃぁ、1週間でいいよ」
と言いながら、チケットは1ヶ月のフィックスオープンをとり
旅の途中「パスポートを盗まれたから間に合わせの物が大使館で用意されるまで
帰れません~」
と大ウソの電話を店にし
当初の予定どおり2週間ほど旅を楽しんだようです
帰国後、バレバレの大ウソに特に突っ込みも入れられることもなく
帰ったらいきなりクビ(笑)
これもよい思い出です
コスタリカはあんまり馴染みが無いと思うのでざっくり紹介します
中米でも南のほうに位置していて下はパナマ
アメリカ大陸の一番すぼまったあたりですかね
映画ジュラシックパークの舞台にもなり
太古の森が残る場所だと言われています
あと、幸福の鳥「ケツァール」というのがいて
この鳥に会えると幸せになれるとかならないとか・・・
ちなみに私は見れてません
ではお後がよろしいようで~