子供のお手伝いと日本のボランティアの意識 | 世界はとてもシンプル~信子流の生き方~

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自分の世界は自分がどんな風に外の世界と化学反応したか
で、作られていく。
外の世界の事象ばかり理由にして嘆いていても
世界は変わらない、永遠に。
今いる世界を変えたい人に贈るブログ

ciao どいはらです。

この頃、ボンが
お手伝いしたい病(笑)発病中。

ベビーカー押してあげるよ!
お料理手伝いたいよ!
これしてあげるよ!
あれしてあげるよ!!!

と、まぁ、
私にとっては
ゔ〜〜〜んな事ばかり。



今日、道を歩きながら、
ふと日本のボランティアのことを
何気なく考えていた。

日本のボランティアとか
人助けって

「自分がこれをやる、サポートする!
と決めたことを手伝おうとすることが
多いよなー」

と。
相手の立場に立って物事を考えたり
相手の気持ちになって物事を考えたり

と、
まぁ、言わなくても推し量る文化ですから、
推し量った末に
これをやってあげたら喜ばれるかな?
とか
これをやってあげよう
とか

お手伝いを必要としている相手とか
ボランティアを必要としている相手の
要望を聞く、ってスタートが
あんまりないよなー、と考えておりました。

なので、
申し出を断られると、怒り出すとか
悲しくなるとか
ショックだとか
傷つくとか、

提供側が優先的なのよね。

で、非提供側が気を使ったり
悪者になったり
場合によっては叩かれる。


そんなことを考えていたジャストタイミングで
ボンが
「ママー!お手伝いしたい!
ベビーカー押してあげるよ!!」
と来たもんだから


「お断りよ!」
とお断りしましたの。
下り坂でガタガタで狭い道だったから
ボンには預けられなくて。

そしたら、案の定むくれましてね。
で、気づいたのです。


これだ!!!!!!!!!!
ここが元凶だ!!!!!!!


と。

なので、ボンに言いました。


あのね、
お手伝いしたいって気持ちは嬉しいし
お手伝いしてくれたら、助かることは沢山あるよ。

でもね、
今、ボンが言ってくれたことは
お手伝いじゃなくて
ボンがしたいこと、だよ。
それは、お手伝いとは違うんだよ。

お手伝いっていうのはね、
相手のことを助けたいって思ったら、
まず一番最初に

「お手伝いしたいんだけど、
何かお手伝いしてほしいことはありますか?」

って聞くことから始まるんだよ。
それが、お手伝いするってことの、
一番最初に必ずすることだよ。


ボンが
ベビーカーを押したい
お料理したい
何かをしたい
って言うのはね、
お手伝いじゃなくて
ボンのしたい事だよ。
自分がやりたいことなんだよ。

お手伝いっていうのはね、
この人のことを手伝いたい、
助けたい、って思ったら
まずその人に何をして欲しいか聞いて
その人がして欲しいことをしてあげる、

それがお手伝いっていうことなんだよ?

わかる???


だから、
もし、ボンが
ベビーカー押したい
お料理したい 
あれしたい
これしたい
と思ったら

僕はそれをしたいんだけど、
いーかな?
って聞いて。
できる時はOK出すし
できない時はNOを言う。

でもそれは、
あなたのしたいことであって
ママのしてもらいたいことじゃないからね。
お手伝いじゃないよ。

と。


やってあげたいことは、自己満足
サポートやボランティアは、
相手がやって欲しいことを聞いて、
それに対して動くこと。



ここを勘違いして
育って来た人が多いんだなー。


子供のお手伝い意欲をしぼませない為に
子供のやりたいことをお手伝いと称して
要求を通していることは
果たして子供にとって良いことなんだろうか?
と、思いました。

親や大人が 子供のやりたい気持ちを
上手くコントロールして
実際にしてもらうことをチェンジしても、
子供は、やりたいことが通らなかったモヤモヤが
心に残るんじゃないかな?
と、私は思うので

この辺は、きちんと説明していこうかなー、と
思います。

要求を通すことと
人助けは
全く違うことだから。

今、子供がどちらの気持ちがあるのか、
確認して
任せること
やって貰えたら助かること
やらせてみること
色々、分けていこうと

そんなことを考えた昼過ぎでした♪

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この人のこれは
完全に要求www