暖かかったり寒かったり、晴れたり大雨だったり季節の変わり目って感じですね。
先日、お友達と2024年も残り10か月という話をして戦慄しました
さて、嶺川養蜂園では春夏秋は養蜂、冬はイチゴの栽培をメインに運営しています。
養蜂の季節が近づいてきたので、ミツバチの飼料を倉庫に搬入しました。
ミツバチのエサって何だと思います?
というか、初め私はそもそも養蜂にエサがいるのかというところから衝撃を受けました
▲山積みの養蜂飼料 1袋20㎏
これ全部お砂糖なんです。
人間用の砂糖と混同しないように食用着色料で青色に着色されてます。
これで卵焼きを作ったら食欲がなくなりそうです
もちろん採蜜の時期は蜜源となる花が十分咲くので給餌をする必要はないのですが、
ミツバチ達がせっせと集めたハチミツを人間がかっさらっていくので、
花の季節が終わるころに採蜜も終わり、給餌が始まります。
人間は自然の花からとれたハチミツを食べ、ミツバチは人口の飼料を食べるという謎の現象が起きているわけです。
なんとも言えない気持ちになります
家畜の乳牛なんかも、生まれた子牛に人口のミルクをあげたりするのかな?
ハチミツや砂糖の糖分がミツバチ達にとってはご飯、花粉はおかずなのだそうです。
毎食お茶碗一杯砂糖を食べる生活はちょっと想像できません(笑)
人間もミツバチも糖を体を動かすエネルギーに変換しているという点では一緒ですが、同じ食生活はできません
ハチミツにも、百花、レンゲ等、種類があります。
これは、ハチミツが主にどの花の蜜から出来ているかによって種類分けされています。
レンゲ蜜は主にレンゲの花の蜜でできたハチミツ、百花蜜は様々な花の蜜からできたハチミツです。
では、自由に外を飛び回る蜜源をどうやって区切っているか知っていますか?
正解は、場所で区切るのではなく、時期で区切っているのです。
百花蜜は区切れないほど色んな植物の花が咲く時期に採れるハチミツってことですね
ライチや栗のハチミツなんてのもあるらしく、食べてみたいです。
ハチミツ百種食べ比べセット誰か作ってくれ~