麦わら太鼓団 -5ページ目

浅野太鼓にお邪魔して・・・。

昨日、石川県の浅野太鼓さんにお邪魔してきた。

この仕事に携わると何処にいても浅野さんの名前は耳にするが、

この度初めて専務に御目にかかるため伺った。

アタシのようなチンピラ太鼓打ちの話を最後まで聞いてくださり、

色んな話をして頂いた。途中、涙が出そうになったが、堪えた・・・。

ご長男の勝二さんに送って頂いた寿司屋さんも最高に旨く、

とても・・・とても有意義な一日になった。


$麦わら太鼓団-DSC_0011.JPG

おもろいこと・・・。

今年は暖めてきたことが少しずつ形になってきている。ここでも言いたくて仕方ないが、まだ言えない・・・いずれ、発表します! そして、それらを実現する為に続々と天才が集まってきた・・・。この世はおもろいな・・・お母さん・・・ありがと。

松村組と・・・

4月30日【和太鼓松村組「山鳴り」】に倭太鼓飛龍がスペシャルゲストとして出演させて頂くこととなりした!
実は先日打ち合わせに行かせて頂いたのですが...皆様!やけどにご注意を!!
詳細はFB倭太鼓飛龍ページ→イベント、または倭太鼓飛龍HPまで!
是非ともよろしくお願い致しますm(_ _)m

太鼓三昧・・・。

昨日は、指導させて頂いている「いずみ太鼓木の鼓さん」http://kinoko.yumenogotoshi.com/の公演に御邪魔してきました。

約20人の大所帯のメンバーですが、全員一丸となって、とても良いライブでした。

そして今日は、淡路島チューリップの館に稽古!

http://tuliphouse.co.jp/


稽古場です。

$麦わら太鼓団-2012020614540000.jpg
$麦わら太鼓団-2012020613080000.jpg
$麦わら太鼓団-2012020614550000.jpg

Jグリーン!

昨日、Jグリーンのイベントに呼んで頂く。久しぶりにモリシと会う。

彼には本当に頭が下がる・・・現役中のファイトもそうだが、引退後もサッカー界の為に奔走し、

今も全力で走っている。。。負けてはいられない。
$麦わら太鼓団

KWC。

またしても、やらかした・・・。
関西和太鼓界のゴルフ大会・・・。
一位 木村優一君
2位 アタシ
しかも、2打差である・・・。
この悔しさがわかるだろうか。
しかも、あえて言わないが、かなり低レベルな優勝争い。

そして、満面の笑顔の優ちゃん。

ゆ~ちゃん~♪

明日…。

明日、ゴルフやのに飲みに行くアタシ。

Kさんと、やっさんと。

しかも、やっさんは明日ゴルフに行かない。

一家に一枚・・・。

お待たせしました!
和太鼓の打ち方シリーズ
「締太鼓編」と「担ぎ桶太鼓編」の発売日が決定しました!
2月14日(火)のバレンタインデーです!

http://www.youtube.com/watch?v=ycZYceXcyiE

爽やか・・・。

アタシの友人は爽やかな笑顔である。



$麦わら太鼓団


いつも疲れ果てたアタシを笑顔で癒してくれる



$麦わら太鼓団



彼の御父さんも素晴らしい人格者である




$麦わら太鼓団

また、良い話し・・・。

<こころのチキンスープ11 ダイヤモンド社より

ステラは
この日が来ることを覚悟していた

夫が医者に不治のガンを宣告されたときから
2人はこの避けがたい事実を直視し
残された時間を大切に過ごそうと努力してきた

お金のことは
夫のデイブがいつもきちんと管理してくれていたから
未亡人になった今も何ら困ることはなかった

ただ
この耐え難い寂しさと空しさを除けば。。。

彼らには子どもがいなかったが
それは自分たちで決めたことだった

2人の生活は十分に満たされ
豊かだった

仕事にもお互いにも満足し
多くの友達に囲まれて。。。

この頃ではこんな具合に
「ああだった、こうだった」
ということばかりが彼女の心を占めている

心から愛していた人を失うのは
たしかにつらいことである

しかしここ何年か
ステラもデイブも
友人や親類の死に何度も立ち会ってきたではないか

まわり中がみなそういう年齢
(そろそろ肉体が降参し始める、すなわち死を迎える年齢)
になってきたのだ

死ぬことに直面しなさい

それだけ歳をとったのだから!

そして今
初めてデイブのいないクリスマスがやってくる

ステラは
自分がひとりぼっちになってしまったことを痛いほど感じていた

ラジオがクリスマス音楽を奏でている

彼女は震える手でボリュームを下げた

ふと見ると
ドアの内側に郵便物が届いていた

関節炎の痛みにたじろぎながらも
彼女は床から白い封筒を拾い集め
ピアノ用の椅子に腰かけてそれらを開いた

ほとんどがクリスマスカードだった

クリスマスの切手が貼られた封筒を眺め
カードの思いやりあふれるメッセージを読むと
ステラの悲しげな顔に微笑みが浮かんだ

それから
カードをピアノの上に並べた

家中で
それだけが唯一のクリスマスの飾りつけだった

あと数日でクリスマスだったが
とてもツリーなど飾る気分ではなかったし
デイブが手作りした馬小屋さえも出してくる気にはなれなかった

突然どうしようもない寂しさにとらわれて
ステラは両手に顔を埋め
涙にくれた

どうやってひとりぼっちのクリスマスを過ごし
どうやってこの長い冬を堪え忍んだらいいのだろう!

そのとき
ドアのベルが鳴った

不意打ちをくらって
ステラはあやうく小さな叫び声を上げそうになった

いったい誰が訪ねて来るというのだろう?

二重ドアのガラス窓から玄関ポーチを見て
彼女は仰天した

見知らぬ若者が
顔も隠れるほど大きい段ボールを両手に抱えて立っていたのだ

彼女は男の背後を覗き見たが
小さな車が一台止まっているだけで
男が何者なのかを知る手がかりにはならなかった

ステラは意を決して
ドアを少しだけ開けた

すると若者は斜めに身を乗り出し
ドアの隙間に向かって言った

「ソーンホープさんですね?」

彼女はうなずいた

「荷物をお届けにあがりました」

彼女はドアを大きく開けて
若者を中に通した

にこにこしながら男は荷物をそっと床に降ろすと
ポケットから封筒を取り出し
彼女に手渡した

そのとき
段ボール箱の中から何かの鳴き声が聞こえた

彼女は飛び上がった

男は笑って謝り
しゃがみこんで箱のふたを開くと
彼女に中を覗くよう身振りで示した

犬だった!

正確に言えば
金色のラブラドール・レトリバーの子犬

若者は
子犬を両手で抱き上げて
こう言った

「あなたあてですよ、奥さん」

子犬は
箱から出してもらった嬉しさに尻尾を振り
若者の顔にべちょべちょの歓喜のキスを浴びせかけた

「本当はクリスマスイブにお届けすることになっていたんですが」
と子犬の湿った小さな舌から必死に逃れながら
彼はやっとのことで言葉を続けた

「明日から店の者たちが休暇に入るものですから」

驚きのあまり
ステラは何も考えられなくなった

とぎれとぎれに
彼女はつぶやいた

「でも。。。
いったい誰が。。。?」

若者は子犬を足元に降ろすと
婦人が手にしている封筒を指でちょっとはじいて言った

「その手紙にはみんな書いてあるんですが
この犬はまだ母犬のお腹にいたときにお買い上げいただいたんです

クリスマスプレゼントとしてね」

そう言うと
男は向きを変えて行きかけた

絶望的な気分で彼女は尋ねた

「でもいったい誰が。。。
誰が買ったんです?」

ドアを開け放した玄関先で立ち止まって
男が答えた
「ご主人ですよ、奥さん」

そして行ってしまった

すべてのことが手紙にしたためられていた

彼女は涙のあふれる目で
夫の筆跡を追った

夫はこの手紙を
亡くなる3週間前に書いてペットショップの主人に預け
子犬を自分からの最後のクリスマスプレゼントとして届けてもらうよう頼んでいたのである

手紙は愛と励ましにあふれ
彼女に強くなりなさいと言っていた

夫は
天国で再会できる日を待っていると誓い
その日まで彼女と一緒にいてくれるよう
この小さな動物を贈ったのである

そのとき初めて
彼女は子犬のことを思い出した

そして
子犬が静かに自分を見上げているのに気づいて驚いた

ハーハーと
息をしている
小さな口は
まるで笑っているみたいだった

ステラは手紙を脇に置き
手を伸ばして金色の毛で覆われた体を抱き上げた

まるでクッションのように軽かった

その柔らかく暖かいこと

両手で抱きしめると

子犬は彼女のあごの下をなめ
鎖骨のくぼみにすっぽりと収まった

お互いに親愛の気持ちを確かめ合ったせいで
また新たな涙が湧いてきた

子犬はそのままじっと動かずに
彼女が泣くにまかせてくれた

しばらくすると
ステラはようやく子犬を膝に降ろし
まじめな顔で彼に向き合った

そして
頬の涙を
そっと拭いて
どうにか笑顔を作ると言った

「さあて、おちびさん
お前と私でやっていくことになったのね」

ピンク色の舌が
同意のしるしにハーハーとあえいだ

ステラは真顔になって
窓の外を見た

すでに夕闇が垂れ込めている

ふわふわと舞い降りる粉雪のむこうでは
楽しげなクリスマスの豆電球が家々の屋根を明々と縁取っている

キッチンから「もろびとこぞりて」のメロディーが流れてきた

突然
ステラは平和と祝福に包み込まれるのを感じた

まるで
愛情のこもった抱擁を受けてでもいるかのように。。。

彼女の心臓は痛々しげに鼓動を打っていたが
そこには喜びと驚きだけがあって
悲しみと孤独は消え失せていた

もう
ひとりぼっちではないのだ

もう一度子犬を見つめ
彼女は話しかけた

「ねぇおちびさん
お前が気に入りそうな箱が地下室にあるわよ

ツリーやデコレーションやライトが入ってるの

きっとびっくりして大騒ぎするに違いないわ!

それに
あの古い馬小屋も一緒にしまってあったはずだわ

お前も見に行きたい?」

子犬は
同意のしるしに嬉しそうに吠えた

あたかも言われたことが全部わかるみたいに

ステラは立ち上がって
子犬を床に降ろし
連れだって地下室に下りて行った

一緒にクリスマスの準備をするため。。。/font>