行動:矢野香さん | 「思ったこと」を書留めてます

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当ブログは、
日々見聞きしたことで、
感心したり、気になったことを、
X(前Twitter)・「切抜帳『希望』」で紹介し、
時にそれらについて、
「思ったこと」を記事にしております。

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写真:矢野香さん(出所:Ameba


 2012/3/14付の日本経済新聞のWeb版は、3月4日から3月10日
までの福岡・丸善博多店の売行き調査をもとにしたビジネス書の1位
に、矢野香著『その話し方では軽すぎます!』を、ランキングして
いました。

 日経が紹介する週間ベストセラー本の内容と、「信頼される独自
のキャスターワークでNHKでの番組視聴率20%超えを記録」した
著者の実績、要職にある方々にスピーチ・コンサルタントする著者
の経歴を知りたく手にしてみました。

 以下に「矢野香著『その話し方では軽すぎます!』」と「著者・
矢野香さんのプロフィール」をご紹介します。

            … ◇ …

1.矢野香著『その話し方では軽すぎます!』の内容
あらまし
 副題が「エグゼクティブが鍛えている『人前で話す技法』」となっ
ていることからも分るように、経営者、上級管理職といった肩書き
のある人や公人が信頼されるための話し方や振る舞い方の秘訣を、
具体的に紹介したハウツー書です。

抜粋(一部)
・内容を正確にするポイントは三つです。まず「数字・固有名詞を
 示す」、次に「情報源を明らかにする」、そして最後に「推測は
 話さない」ことです。
・話に重みをつくるものは「事実」です。事実が入っているからこ
 そ、その話は説得力を生み、信頼を勝ち取ることができます。
・「親しみやすさ」を狙う人は、やや高めの声でゆっくりと話しま
 す。「社会的望ましさ」の人は、反対に低めの声で、ゆっくりと
 話してください。「活動性」の人は、やや高めの声で速めに話す
 ように心がけてみてください。
・文全体のイントネーションは、文のはじめの音が一番高く、しだ
 いに音程が下がってきて、文の終わりでは下がりきるのが正しい
 日本語の発音です。

2.著者・矢野香さんのプロフィール
現職
株式会社オーセンティ代表取締役社長、NHKニュースアナウンサー、
スピーチ・コンサルタント、各種研修講師。

経歴
1974年 長崎に生まれる。
1996年 地元の大学を卒業する。
1996年 NHK長崎放送局に勤務する。
2000年 NHK福岡放送局に転勤する。
2003年 NHK長崎放送局に転勤する。
2011年 日本大学大学院人間科学博士前期課程修了する。
2011年 株式会社オーセンティを設立し代表取締役に就任する。

主な担当番組
1996年~2000年 午後6時台の地域情報番組
2000年~2003年 全国放送・NHKBS「日本列島ふるさと発」九州担当
 九州管内放送・「九州沖縄600中継」、午後6時台の地域ニュース
 番組「おっしょい!福岡」
2003年~現在 「おはよう日本」長崎、テレビ、ラジオのニュース

矢野さん自身が語っている自分の生い立ち
 私の実家は、明治時代から続く医師の家系です。親戚もほとんど
が医師で、長女の私は子どもの頃から誰に言われるでもなく「私は
医師になる」と思い込んでいました。
 ところが私は勉強ができず、高校生の時、医師家系の継承を断念
しました。大人になった今でも、亡き父の開業していた病院跡地に
立つと、長女としての役目を果たせなかったという自責の念と、私
の好きなアナウンサーの道に進ませてくれた両親への感謝で、心が
一杯になります。
 医師になれなかった劣等感から私は人の顔色を伺い、その場その
場で自分の役割を嗅ぎとり、求められたものを表現する習性が身に
つきました。その特技を生かし、偏差値40台の地方女子大から倍率
250倍のNHKキャスターに合格しました。

3.その他
株式会社オーセンティのHP http://www.authenty.jp/index.html

            … ◇ …

 矢野さんの著書『その話し方では軽すぎます!』、人柄、経歴、
アナウンサー・講師としての資質・技量・印象について、ご感想・
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