2024.09.03(火)　鏡の向こうの占い師【12】：第2章人生旅の中で学ぶ巡礼【8】

早朝外気温18度日中最高気温26度空気質：26

みなさま、おはようございます。北海道苫小牧市『霊観占い大幸』代表の峰ゆり子です。今日も皆さまと御縁をいただき、心より感謝申し上げます。また、いつもブログを温かくご支援くださり、ありがとうございます。今日も素晴らしい1日の始まりにできたらと思います。

昨日は弁天龍神様の御縁日でした。そして今日は乙女座で迎える新月（10時56分）です。9月に入ってもまだまだ暑さが続きますが、私たちの体は静かに休養を求めています。乙女座の新月には、心と体のバランスを整える力があります。自分の体の声に耳を傾け、日々の悪い習慣を見直すのに絶好の日です。今こそ、心身を大切にする時間を持ちましょう。

月のリズムは1ヶ月のリズムを整えてくれます。

デトックスや浄化にもいいタイミングが新月です。

占星術の世界では、「木星、土星、天王星、海王星、冥王星」といった地球から遠い惑星たちが、私たちの人生の転換期や時代の背景を象徴すると言われています。

特に今日9月3日は冥王星が逆行しながら1度動きを見せました。

さらに10月には木星が逆行を始め、冥王星が水瓶座と山羊座の間を行ったり来たりします。これらの天体の動きは、私たちにとっての大きな転換期を示しています。

冥王星は10〜20年という長い時間をかけて一つの星座から次の星座へと移動し、その星座が象徴するテーマに深い変容と再生をもたらします。今、冥王星が動きを見せているのは2024年9月3日の新月（R）、水瓶座から山羊座への回帰です。この動きにより、山羊座が象徴する"社会や権威"と冥王星の持つ"破壊と再生"のエネルギーが重なり合い、私たちにとって「古き時代の禊」が行われることを示唆しています。時代にそぐわないものや、過去の執着が手放される時です。

私たちは生きている限り、変化を避けることはできません。どのような流れで「手放し」が起こるのかは人それぞれですが、自分を締め付けていたものから解放され、より軽やかでしなやかな人生を歩むための大きな節目となるかもしれません。

9月18日の満月に向けて、心と体の声に耳を傾け、ゆっくりと休息を取りましょう。自己を慈しみ、新しいエネルギーを迎える準備をする絶好のタイミングです。

新月の度数は【乙女座12度】ベールを外された花嫁

サビアンシンボル乙女座12度は、未知への強い探求心を象徴しています。

乙女座11度では、自分が知っている範囲内で全てを把握しておきたいという気持ちが強く表れていました。しかし、乙女座12度の「ベールを外す」という行為には、未知の世界を解明したいという意味が込められています。この度数は、知らないことを知りたいという強い願望を持ち、何事も徹底的に追求しようとする傾向があります。

それは解明しようとする情熱。

未知のことを明らかにすることは、自信を高めるための重要なステップです。もし疑問に感じることがあれば、どんどん探求してみましょう！

『鏡の向こうの占い師』第2弾: 魂のつながり

宮子さんもまた、亡くなる直前に私たち夫婦のもとを訪れ、「異蘊（いうん）」の体験をさせてくれました。その瞬間、私たちは見えない世界とのつながりを深く感じました。

宮子さんの危篤の知らせを受け、私たちは急いで愛知県へ向かいました。義姉からは何度も携帯電話に連絡が入り、せかされるように高速を走り抜けていました。静岡県の浜松市あたりを走っている時、突然、スーッと車の中に何かが入り込んできたのです。それは、波のように振動するエネルギーの光でした。車内を落ち着きなくくるくると動き回るその光を見て、私はすぐにそれが宮子さんの魂、エーテル体であることを直感しました。

その直後、義姉から「もう間に合わないかも…」と再び連絡が入りました。実家に到着する頃、宮子さんの御魂は静かに車内から離れ、スーッと消えていきました。まるで、風に溶け込むように。

人の肉体には魂が宿り、その存在が生命を保ちます。しかし、命の終わりが近づくと、魂はその繋がりを解き放ちます。私たちが宮子さんの元に着いた時には、彼女はすでに息を引き取っていました。でも、その最後の瞬間に、私たちに別れを告げに来てくれたことは確かです。

この世のすべてのものはエネルギーでできていて、それぞれが独自の周波数で振動しています。私たちの魂もまた、他の魂と共鳴し、シンクロ（同調）します。宮子さんの魂は、お世話になった私たちに最後の挨拶をしに来たのでしょう。肉体を超えた魂のつながりが、そこには確かに存在していました。

死の瞬間、魂はまだ現実を理解しきれていないかもしれません。しかし、彼女のように、別れを告げるために私たちのもとを訪れる魂もいるのです。そうした瞬間に触れるとき、私たちは生と死の境界を超えた魂の絆を感じるのです。

世の中には見えなくても存在しているものがたくさんあります。

例えば風や電波、磁力。これらは目に見えなくても確実に存在し、私たちの生活に影響を与えています。それと同様に、私たちの魂も目には見えませんが、確かに存在します。肉体は魂の入れ物であり、そこには私たちの考えや感情が宿ります。魂と肉体を繋いでいるのは「気」の流れであり、その気が「気力」となり、私たちの生きるエネルギーとなっています。

自分の本当の気持ちに逆らって行動し続けると、その「気」の流れが滞ってしまいます。そうなると、心と体のバランスが崩れ、やがて具合が悪くなってしまいます。これは、魂と身体との絆が深くない状態です。

魂が生命の根源と深く繋がることで、私たちは本当の自分を解放し、楽しい人生を送ることができるのです。私が見てきた宮子さんは、まさにそれを実践していたように思います。彼女は常に自分に正直に生きていました。

生前の宮子さんは、誰かと話をしているかのように、テーブルの真向かいに向かって話しかけていることがありました。その「誰か」は私には見えなかったのですが、彼女の夫である豊さんだったのかもしれないという想いがありました。先日、亡き豊さんの魂の声（豊さんの修法）でそれを確信しました。彼女の側に豊さんの魂が寄り添い、彼女と語り合っていたのだという確信です。

現世に生きる私たちには見えない黄泉（よみ）の国ですが、宇宙のどこかに魂の住む惑星が存在しているのだろうと…。

私の母が亡くなり、お通夜をしていた時のことです。玄関の方から誰かの話し声が聞こえ、数人の身内も同じことを言っていました。その声は、文助叔父の声でした。その時は住職様がお経を唱えていた時で、御参りが終わり写真を撮ると、いくつかの御霊（オーブ）が連なるように写っていました。それはまるで、文助叔父や叔母、そして母の親たちが母を迎えに来ているかのようでした。そしてその魂は磨かれたピュアな魂なのであろうと…