2024.07.18(木)　射手座とやぎ座の満月：幸せと転機

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みなさま、おはようございます。北海道苫小牧市『霊観占い大幸』代表の峰ゆり子です。今日も皆さまと御縁をいただき、心より感謝申し上げます。また、いつもブログを温かくご支援くださり、ありがとうございます。今日も素晴らしい1日の始まりにしたいと思います。

月は満ちていく期間に入り、満月まであと3日。日増しに丸くなる月は、まるで私たちに明るい未来を信じるポジティブさを授けてくれるようです。この満ちゆく月は射手座に位置し、私たちに新たな希望と可能性を示してくれます。射手座のシンボルマークは、斜め上を指す矢印。この矢印（♐）は、スピリチュアルティを求めていることを表しています。さらに矢印と交差している線は、物質と精神の二元性を示しています。射手座は、新たな空間と地平を必要とし、異文化と旅行を愛する精神の開拓者です。

7月21日の19:17頃、山羊座で満月が起こります。7月の満月は、アメリカ先住民の間では伝統的に「バックムーン」と呼ばれています。「バック」とは「牡鹿」のことで、毎年生え変わる牡鹿の角が生える季節だからそう呼ばれるのです。今回の満月は、仕事や社会的地位における自分の方向性が明確に見えてくる時期。目標を達成し、責任を果たすなど、今後のキャリア形成のためにどんな風に「振り返りと調整」を行うべきか見ていきましょう。

今回の山羊座の満月は、なかなかインパクトの強い星回りです。というのも、山羊座の満月は6月に続いて2度目。満月は通常、星座を順繰りに移動するかたちで起こるため、レアなイベントとして注目されます。仕事をはじめとした社会における自分の居場所づくり、目標達成、責任や現実へのコミットといった山羊座が指し示すテーマについて、再び“満ちる”、”考えさせられる”ことがクローズアップするような動きが起こりやすいのです。

射手座の満ちゆく月とやぎ座の満月の物語

ある日の朝、私は月が満ちていくのを眺めながら考えていました。「私の幸せって何だろう？」と。幸せという言葉はあまりにも漠然としていて、私の心の中で具体的な形を持たないまま過ぎ去ってしまうことが多かった。

昔、私は「もう幸せなんてどうでもいい」と投げやりになった時期もありました。しかし、70年ほど生きてきて、少しわかったことがあります。幸せを漠然と願っているだけでは、幸せにはなれないということです。では、どうするかと言うと、「これが自分の幸せだ」と自分で決めてしまうのです。

例えば、体内時計が狂うことなく私は朝早く目が覚めます。その時、まだ外は暗闇で、窓の外がゆっくりと明るくなるのを眺めながら、窓辺のテーブルで空を見上げる時間が大好きです。予定のない休日の朝、目が覚めた瞬間に「今日は久しぶりに好きなことができるぞ」とワクワクしている自分がいます。その瞬間、私は幸せを感じるのです。

50年後、私は生きてはいないだろう未来の様子はどうなっているのだろう？　

しかし、魂になって見に来れるかもしれない。

また、現実の世界。珈琲豆をミルで引き、お湯を注いで豆がぷくぷくと膨らむ瞬間や、いい香りが漂ってくる瞬間も私にとっての小さな幸せです。ふと珈琲を飲みながら、「未来時間の世界はどうなっているのだろう」と考える。

こうした日々の小さな幸せを積み重ねていくことが、私にとっての幸せの形なのだと思います。友人や知人からの手土産のカワイイお菓子をもらい、楽しかった会話を思い出しながら1人お茶する時間は、まさに至福のひとときです。お茶とお菓子でのんびりと過ごす1人の時間、年齢的なことも考慮して血糖値も考えてしまうけれど、これも私の”幸せセット”です。

そして、また宇宙が語るホロスコープを眺める時間も楽しみの1つ。

今回の満月は山羊座に滞在する冥王星と調和の角度（生活の方針転換・新生活を作る）を取っていますが、東の地平線から昇るアセンダントと、月と冥王星が絡んでいますので、「反抗的」という意味も持ちます。また、太陽と月は180度の位置関係なので、内面の心理的葛藤からくる健康障害を起こしやすいことを示唆しています。さらに冥王星はブレイクスルー（突破口を見つけて前進し、停滞から抜け出す）などの意味合いを持っています。困難な課題に対して心を破壊させる出来事が起きるかもしれません。何らかの突発的な出来事、手放すような動きがここで起こる人も多そうです。

射手座の満ちゆく月が、私たちに明るい未来を信じるポジティブさを授けてくれるように、自分自身の小さな幸せを見つけて積み重ねていくことが、大きな幸せへと繋がっていくのだと思います。「大丈夫、きっと何とかなる！」という魔法の言葉を胸に、自分自身や壁にぶつかって悩む友人に伝えながら、今日も一歩一歩進んでいきましょう。