2024.05.29(水) 神聖なる瀧原宮訪問と瀬織津姫の神秘 | 霊観占 大幸(れいかんうらない だいこう) 

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みなさま、おはようございます。北海道苫小牧(とまこまい)市、『霊観占い大幸』代表の峰ゆり子です。今日も御縁を授かり感謝いたします。また、いつもブログをご支援くださいましてありがとうございます。今日も素晴らしい1日の始まりにできたらと思います。

 

昨日の続きから書かせていただきます。


5月22日朝6時30分、優しい義妹が心を込めて朝食のおにぎりとおかずを準備してくれました。感謝の気持ちを胸に、義妹の家を出発しました。

7時を少し過ぎた頃、義姉夫妻の温かな家に到着し、義兄の車に7人で乗り込みました。目指すは三重県度会郡大紀町滝原にある神聖な瀧原宮です。この瀧原宮は、伊勢神宮内宮(皇大神宮)の別宮として、古くから深い敬意と共に崇められてきました。その神聖な地を訪れることができる喜びを感じながら、1日の始まりを迎えました。

静寂と威厳に包まれた神聖な宮々

 

 

伊勢神宮は、「お伊勢さん」として親しまれていますが、実は内宮と外宮を中心に14の別宮、109の摂社・末社・所管社からなる125社の総称です。広大な5500ヘクタールもの敷地を持ち、伊勢市の約4分の1を占めているといわれています。今回ご紹介するのは、三重県度会郡大紀町にある瀧原宮(たきのみやはら)と滝原並宮(たきのはらのならびのみや)です。

瀧原宮と滝原並宮は、古くから伊勢神宮内宮の別宮として崇敬されています。内宮・外宮から少し離れていることから、皇大神宮の遙宮(とおのみや)と呼ばれています。倭姫命(やまとひめのみこと)が天照大神(あまてらすおおみかみ)を祀るためにふさわしい土地を探し、瀧原宮を建てたと言われています。その神聖な場所は、清らかな流れの頓登川(とんどがわ)と深い森に囲まれ、訪れる人々に静寂と癒しをもたらします。

瀧原宮と滝原並宮の参道は、内宮を彷彿とさせる美しい風景が広がります。長い参道の脇を流れる清流、そして樹齢数百年を越える杉の木々が立ち並び、訪れる人々を神代の時代に誘います。参道を進むと、まずは御手洗場で手や口を清めることができますが、私はここで自然の清らかな水に触れて心も浄め洗いました。

参拝の一般的な順番は、まず瀧原宮から。天照大神御魂(あまてらすおおみかみのみたま)を祀り、太陽の神として最高位の神様を感じることができます。その後、滝原並宮へ。同じく天照大神御魂が祀られ、瀧原宮と並び立つ姿は内宮の縮図とも言える美しさです。

天照大神(あまてらすおおみかみ)と瀬織津姫命(せおりつひめ)の神秘的な繋がりがあります。古くから日本の神話には、天照大神と瀬織津姫命というふたりの神々の物語が伝えられています。これらの神々の関係については、さまざまな説がありますが、どれも魅力的で神秘的です。神道の教えによると、瀬織津姫命(せおりつひめ)は天照大神の荒魂(あらみたま)、すなわち天照大神の荒々しい魂の一部とされています。神道五部書と呼ばれる経典の1つである『倭姫命(やまとひめのみこと)世紀』には、「皇太神宮荒魂 一名 瀬織津比咩神」と記されています。他の経典にも同様の記述が見られ、瀬織津姫命が天照大神の荒魂であることが示されています。また、真言密教の解説書『中臣祓訓解』では、瀬織津姫命は祓いの神として知られる八十柱日神であり、天照大神の荒魂とされています。このように、瀬織津姫命は強力な浄化の力を持つ神様とされています。

何事も 神にまかする 我が身ぞと 思うこころの 罪咎(とが)もなし『中臣祓清明抄』

 

瀬織津姫(瀬織津比咩・瀬織津比売・瀬織津媛)は、『大祓祝詞』の中に出てくる、祓戸四柱の神様の一柱です。この”祓詞”は、国や民の罪穢れを祓え清めるための祝詞として古くから伝わるものとして記されています。その意味は、瀬織津姫様が、国や民の罪穢れを大海原まで持ち出してくださると記されているのです。人は知らず知らずに罪を犯してしまうものです。人の目から見ると「これくらい…」は、神の目から見たら許されない行為なのです。その様な罪やいつの間にか溜まってしまった穢(けが)れを、ことごとく持ち去り、清めてくださる慈しみの深さと共に、穢れの許さぬ俊厳な女神様のお姿が瀬織津姫様のお姿です。

たなつ物 百(もも)の木草も 天照(あまてらす) 日の大神の めぐみえてこそ 『玉鉾百首』

 

瀬織津姫(せおりつひめ)の神秘

瀬織津姫は、日本の神話において非常に魅力的で謎に包まれた神様です。彼女について、よく尋ねられるいくつかの質問にお答えしながら、その神秘に迫ってみましょう。

 

どの様な神様なのですか?

瀬織津姫は、天照大神と深い縁を持つとされる神様です。彼女の名は神聖な祝詞に記されていますが、古事記や日本書紀には登場しません。瀬織津姫は、浄化や祓いの神として知られており、人々の穢れや災いを清める力を持つとされています。神道の経典や伝承によると、彼女は天照大神の荒魂(あらみたま)であり、天照大神の荒々しい側面を象徴する存在です。

※我が家では、瀬織津姫が宗像三女神の一人として祀られてきました。文助叔父さんはその理由を、たぶん、瀬織津姫の名前が封印されていたためだと思います。そのため、私たちの家では先祖代々、大平(おおひら)弁才天様という名前でお迎えしていました。文助叔父さんから聞いた話によると、この女神様はとても強いエネルギーを持っていて、時には厳しく感じられることもあるそうです。しかし、その強さは私たちを守り、清めてくれる力でもあるのだと思います。

封印されたってどういうこと?

 

瀬織津姫が封印されたという話には、いくつかの背景があります。古事記や日本書紀には記されていないため、彼女の存在が意図的に隠されたのではないかとも言われています。一説には、天照大神が男神であり、瀬織津姫がその妃であったとする伝承があり、このために瀬織津姫が歴史から抹消されたという説もあります。このような封印の話は、歴史の中で多くの神々の姿が変わり、忘れられていったことを象徴しているのかもしれません。実は、調べていくと、苫小牧(とまこまい/私の住む町)の樽前山神社でも祀られていたという真実を記された古書を苫小牧図書館で見つけました。その真実を知った時、私が10代の頃、龍神様から伝えられた「あなたは将来、樽前山の女神様にお世話になるときがきます。」と伝えられた意味が、今だから分かる気がしています。

祀られている神社は?


瀬織津姫を祀る神社はいくつかありますが、東北に多く見られ、特に岩手県に多く感じ受けます。瀬織津姫は、天照大神の荒魂として祀られているのですが、伊勢神宮の別宮である伊雑宮(いざわのみや)でも、瀬織津姫が天照大神の分身として信仰されています。たぶん知らず知らず、瀬織津姫の浄化の力を、参拝者の多くが与えられていると感じ受けます。

龍神との関係は?

 

瀬織津姫は、龍神と深い関係があるとされています。龍神は水の神であり、瀬織津姫もまた水に関連する神様です。浄化や祓いの神としての瀬織津姫のエネルギーは強く、龍神の持つ水の力と結びついていると考えられています。このため、瀬織津姫は水辺や川に祀られることが多く、その神秘的な力が自然界と調和しているとされています。

瀬織津姫命のお役割?

 

瀬織津姫命は、天照大神の荒魂としての側面だけでなく、伊勢神宮の別宮「伊雑宮」にも関係があります。ここでは、瀬織津姫命が天照大神の分身として祀られています。中世末期から江戸末期まで、瀬織津姫命は玉柱屋姫神とともに信仰されており、彼女たちが天照大神の分身であるとされています。

 

瀬織津姫命は天照大神の妃?

一部の伝説によると、瀬織津姫命は天照大神の妃(正室)であったとされています。『ホツマツタヱ』という古史古伝によれば、天照大神は男神であり、瀬織津姫命を正妻として迎え入れたとされています。この説が真実であれば、天照大神が男神であったことを示すものとなります。ただ、瀬織津姫命については、さまざまな説が存在します。彼女が宗像三神や菊理媛神、水波能売命、市杵島姫命、弁財天であるという説もあります。特に文助叔父さんは、弁才天として、拝んでおられました。大山祇神が瀬織津姫命であり、その娘である木花咲耶姫命と磐長姫命が瀬織津姫命の二面性を表しているという考えもあります。

多様な説と神話の奥深さ?

これらの説が示すのは、瀬織津姫命が日本の神話において非常に重要な存在であるということです。記紀(古事記と日本書紀との総称)においても、彼女の素性は明らかにされていないため、多くの人々の想像力をかき立て、多様な説が生まれているのです。

結び

瀬織津姫命と天照大神の物語は、私たちに神々の深い結びつきと日本の神話の奥深さを感じさせてくれます。どの説を信じるにせよ、その背後にある神秘と美しさは変わりません。このような神話に触れることで、心が穏やかになり、日常の喧騒を忘れるひとときを過ごせた私たちでした。また、瀬織津姫についての諸説や伝承は、神秘性と深い魅力を一層引き立てています。歴史の中で姿を変え、時には隠されてきた瀬織津姫様の物語は、目には見えないエネルギー体ではありますが、神々の多様性と日本の神話の奥深さを感じさせてくれます。瀬織津姫の物語に触れることで、心が浄化され、穏やかな気持ちになれると存じます。


若宮神社と長由介神社にもお参りしました。若宮神社は「水の神」を祀り、「長由介神社」は食物の神を祀っています。参道を進む中で、私はこの場所が神々のエネルギーを強く感じることができ、心が浄化されていくようでした。実は、私の一番最初の門下生である豫(よ)先生(東京に住んでいる)も、この旅に御同行くださいました。

 

豫(よ)先生:「祝詞をあげてくださっている間、身体が前後に揺れて前のめりになるのを感じました。」

 

姪っ子:「実は、体にエネルギーが湧くように熱くなるのを感じました。」

 

皆さんが…「峰子さんの祝詞を拝む声と、男性の祝詞を拝んでいるのが重なり聴こえましたが、誰なのでしょう? 文助叔父さんでしょうかね?」

瀧原宮と滝原並宮は、20年に一度の式年遷宮を迎え、新しい御社殿が建てられるといわれています。最近では2014年に遷宮が行われました。内宮・外宮と同じように新しい神殿が建てられることで、神聖なエネルギーが常に新鮮に保たれています。伊勢神宮を参拝する際には、内宮・外宮だけでなく、この瀧原宮と滝原並宮も訪れてみてください。

その静寂と威厳に満ちた神域は、心を癒し、魂を浄化してくれることでしょう。豊かな自然に囲まれたこの場所で、神聖なひとときを過ごすことができると思います。

 

この続きはまた明日。

 

それではまた明日も元気でお会いしまょう。

 

皆様の今日もお元気でいられることが何よりですが、誰しもが頑張りすぎている私たちです。皆様の今日という1日の一瞬一瞬をゆるりゆるり、サラリサラリとお過ごしができますよう。そして

また心安らかな日となりますよう。合掌お願い

 

『北の星詠み 魂(こころ)の伝道師  占い鑑定家』
霊観占い大幸 代表 峰 ゆり子

 

 

門下生紹介↓

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★2023年5月14日デビュー。静岡県在住の現役介護士占い師↓Jou Ryuji先生

 

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★2022.12.29『占いガール』 ご紹介にあずかりました。

 

★【占いWEB】 -下記の評価をご頂戴いたしました。

【霊観占い 大幸】 峰ゆり子先生 アップ

https://uranaiweb.jp/list/17880.html

★2021年7月15日木曜日大安

占いWEB(https://uranaiweb.jp/

★2021年7月4日日曜日 大安吉日

 『電話占い未来さん』からインタビューの依頼を受けました。

https://denwa-uranai-zero.net/

 

★2021年05月12日 6月号『雑誌美人百花』にてご紹介を賜りました。

★2020年占いマガジン 『ウラッテ』ご紹介くださいました。
https://uratte.jp/posts/tomakomai-uranai-ataru

 

★2008年2月1日『鏡の向こうの占い師』の本を出版

★2006年3月29日4月号『anan』雑誌にてご紹介を受けました