2024.03.03(日)　鹿と下弦の月：自然と神話からの自己成長のメッセージ

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みなさま、おはようございます。北海道苫小牧（とまこまい）市、『霊観占い大幸』代表の峰ゆり子です。今日も御縁を授かり感謝いたします。また、いつもブログをご支援くださいましてありがとうございます。今日も素晴らしい1日の始まりにできたらと思います。

昨日の午前中、我が家の玄関から見える小高い山に鹿が20頭近く餌を食べていました。こんなに多くの鹿を見たのは初めてなのでビックリしました。

昨日の午前中は対面鑑定でお客様がいらしていたのですが、たぶんお客様もビックリしたのではと思います。鹿は、東洋西洋でも神様の御使いとしてたびたび神話にも登場します。日本の神話によれば、太陽の女神である天照大御神（あまてらすおおみかみ）は、弟である須佐之男命（すさのおのみこと）との間に生じた紛争のために、天岩戸（あまのいわと）という岩屋に隠れました。彼女が隠れると、世界は暗闇に包まれ、植物は枯れ、生物は姿を消したというお話は、神様のお話が好きな方はご存じだと思います。私たち夫婦も十数年前、下記のような鹿が、山の中からジッと私たちを見ていたのを今でも記憶しています。あの時は、私の生まれ育った土地をドライブがてら散策しに行った時でした。

遠くなのに、まるで３Ｄのように大きく肉眼で見えたのでした。

あの時は、旦那様も驚いて「ひょっとして文助叔父さん？　神様の鹿だよね」と、ふたりで顔を見合わせました。あの時の光景は、脳裏に焼き付いています。

神話のお話に戻りますが、天照大御神さまが岩戸に隠れた後「世界は暗闇に包まれ、植物は枯れ、生物は姿を消した」という状況を神々は重く受け止め、この状況を解決するために様々な手段を試みましたが、天照大御神は岩屋から出ることを拒みました。そんな中、八百万の神々が集まり、葦の笠で目を覆い、大きな鏡を作り、岩屋の前で祭壇を築き、神楽や踊りを奏でながら神々は大騒ぎをしたというお話です。

その騒音に興味を持った天照大御神は、岩屋の戸を少し開けて顔を出したのですが、その瞬間、世界は再び明るさに包まれ、植物や生物は生き生きと輝き始めたというお話です。天照大御神さまは太陽の神様ですから、地球に太陽や月の光が射さなければ暗闇の世界と言うことになります。この物語において、鹿が登場するのは、天照大御神が岩屋から出るきっかけとなった神楽や踊りを行った際に、鹿の皮が使われたからとされています。

昨日対面鑑定のお客様が来ていたので、私は見ていないのですが、旦那様曰く、若い雄鹿の2頭が角（つの）をぶつけあっていたそうです。このような行動は自分の地位を確立し、縄張りを守るためのようですが、角をぶつけることで角を強化することもあるそうです。

日本での鹿は増えすぎている傾向にはありますが、鹿は神聖な存在として崇拝され、日本の神話の中で重要な役割を果たしています。ですから旦那様は鹿を見ると「我が家から鹿が見えるのは、なんか嬉しいんだよね。」と。我が家は神様を祀り拝んでいますから余計にそう思うのかもしれませんね。

今朝4時30分、東南方向に見えていた月です。

昨晩遅く、ホロスコープ上では蠍座から射手座に移行した月。明日は射手座で迎える下弦の月（02時23分）です。射手座の13度から14度に位置する今週の下弦の月が示す言葉は、「新たな挑戦と成長の機会」がテーマです。人は過去の経験から常に何かを学び続けることが次のステップに繋げることができることを諭し伝えています。

射手座の下弦の月のエネルギーは、自己の内面に目を向け、内なる声に耳を傾けることを奨励しています。過去の選択や行動を振り返り、今の自分と過去の自分を思い返してみることが大切になります。それは過去の自分と今の自分の変化です。何も変わらないのであれば、それは自己成長が止まっていると言う事になります。それゆえ何も変わっていないと思うのであれば「自己改善や自己表現に焦点を当てる絶好の機会」でもあります。新たな趣味やスキルを磨くことで、自己成長を促進し、内なるバランスを取り戻す手助けをしてくれる射手座の下弦の月です。

「満月、下弦の月、新月、上弦の月、満月」と移り変わる月の影響下は、私たちに大きな影響を及ぼしています。新月は3月10日日曜日ですが、新月は魚座で迎えます。それまでに、自己肯定感を持って何か目指すものを探してくださいね。2024年度から大きく移り変わる未来を告げている星たちの語りは、「自己肯定感を高めることが重要です。」と告げています。