2024.03.02(土)　心の豊かさを求めて：雪景色からの思索と人間の本質

早朝外気温氷点下7度日中氷点下3度空気質26

みなさま、おはようございます。北海道苫小牧（とまこまい）市、『霊観占い大幸』代表の峰ゆり子です。今日も御縁を授かり感謝いたします。また、いつもブログをご支援くださいましてありがとうございます。今日も素晴らしい1日の始まりにできたらと思います。

昨日は1日中雪が降り続いた苫小牧でした。

冬生まれの私。雪景色そのものは嫌いではありません。

四季折々に美しさがありますが、特に冬は”雪月花”と呼ばれるように、雪には不思議な魅力があります。秋の終わりの雪の降り始め、雪は冬の使者と呼ばれます。北海道では雪虫たちが飛び交い「もうそろそろ初雪が降るねー」なんて言葉も交わす時期です。

やがて冬を越し、その年最後の「終雪（しゅうせつ）」となり、冬に別れを告げていく四季折々の風景。日本列島は、そんな美しい風情を持つ島ですよね。イルカさんの歌で「なごり雪（名残雪）」という有名な歌がありますが、春が近づくにつれて名残を惜しむかのように雪景色を見てしまいます。大雪が降ると大変なことも沢山（除雪や雪下ろし、外を歩くのも大変）ありますが、大変な事ばかりに目を向けると雪そのものが嫌いになってしまいますので、雪そのものの神秘に触れることで心が安らぎます。お天気の良い日は、木々から舞い落ちる雪はキラキラと輝いていますし、野鳥たちが雪の上に足跡を残してくれます。

わたしの幼少の頃は、雪深い炭鉱町に住んでいましたから、ダイヤモンドダスト（当時はダイヤモンドダストという言葉は知りませんでした）を見ながら、「この世で見られる神秘」に触れていました。小学生のある時、雪の結晶を顕微鏡にのせて観たことがあります。今考えると、あらゆるものに興味を抱いていた子供時代でした。

人生って、私たち個々の考え方や捉え方ひとつで生き方は変わります。

お客様：「”自己中だよね”って陰口を言われていることを知りました。私は私で一生懸命やっているつもりなのですが、なぜか、人生が思うように行かなくて…」

「自己中心」という言葉。一般的に「自己中（自分中心）」という言葉は”悪い意味”で使われることが多いものですが、人間って誰しもが自分中心で生きていると思います。だって、自分の人生は誰かのものではなく自分が主役なのですから。病気になって、その治療を受けるのも自分。自分の体の代理人はいません。トイレに行きたいのに、自分の代わりに誰かにトイレに行って用を足してもらう訳にも行きませんし、おなかが空いたからと言って、誰かに食べてもらって自分が満足するはずもありません。自己中心は、自分を守る（自分を優先する）ために大切な自己中心です。自分の”肉体と心（魂）”を守るためのプロテクター（身を守る）は大事です。

だから自己中心でいいのです。

学校での自分の居場所。

職場での自分の居場所。

家での自分の居場所。

人は自分を否定されて居場所を失うと心がもがき苦しみ悩みます。そんな時にご相談されると、時に言葉を失い”頑張れ”なんて言う言葉を使ってしまうことがありますが、もう十分頑張っている人には”頑張れ”なんていう言葉は言えないものです。

生きる自信を失い、噂や陰口が耳に届き、それがストレスとなって体調を崩し、体調を崩して苦しむ様子を見て、また他者が悪口を言う人がいらっしゃいます。そうなると、人は本当の自分を見せることに不安や恐怖を覚え、本音が言えないまま隠し通すことになります。そして理性では抑えられない感情を抱え、身も心も疲れ果てて私の所に来られるお客様も。