2022.02.03(木) 「観音追儺(ついな)」行事 | 霊観占 大幸(れいかんうらない だいこう) 

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「あなたの悩みに 救いの手を!」

宇宙の神秘があなたを導きその神秘を解き明かすのが観音様です。
自分の幸せを掴む人生の旅を続けてください。 

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 おはようございます。北海道苫小牧(とまこまい)市、『霊観占い大幸』代表の峰ゆり子です。今日も御縁を授かり感謝いたします。また、いつもブログをご支援くださいましてありがとうございます。

 

今日2月3日は「節分(せつぶん)」です。

節分は本来、「季節を分ける(季節が移り変わる節日)を指してました。「立春・立夏・立秋・立冬」、それぞれの前日の1年に4回。

 

しかし日本では「立春が1年の始まり(明日4日が立春です)」となりました。ある意味、「立春を1年の始まり」と考えるのであれば、今日の「節分」は、お正月の大晦日(おおみそか)にあたります。立春を迎える近辺は、外が雪景色でも、太陽の日差しが徐々に増してきます。

節分行事は、平安時代の宮中では、大晦日に陰陽師らによって、旧年の厄や災難を祓い清める「追儺(ついな)行事」というのが行われていました。我が家でも、代々伝わる「観音追儺(ついな)行事」です。我が実家でも、旦那さまのご実家(白蛇弁財天様をお祀りになっておれます)でも行われていた行事なのですが、ふたりの母親(実母と旦那さまの母)が亡くなった現在、わたくしが受け継いで「観音追儺(ついな)行事」を行っております。ふたりの母親が生存していた頃は、母親任せの私でしたが、、、。

しかし、わたくしの母の遺言で心に決めました。

「これからの時代は、昔にこだわるのではなく、あなたなりのやり方で観音様をお祀りしていけばいいんだから…」

 

最初は手探り状態でしたが、気が付けば、皆様から毎年頼まれるようになった「観音追儺(ついな)の行事(人形祈願)」です。

 

※追儺は、日本において陰陽道(おんみょうどう)の行事として取り入れられていました。もとをたどれば、14歳(現代では中学2年生)という若さで天皇になった文武(もんむ)天皇に始まるようです。文武天皇は、慶雲(きょううん)3年(706年)に、諸国に「疫病が流行」して、多くの百姓衆が命を失い、土牛をつくって大儺(おおやらい)を行ったというのが始まりのようです。歴史を振り返ると、ゲホゲホ疫病はいつの世も通過点のようです。

 

母が亡きあとに調べた御経によると「追儺(ついな)」は、「大祓(おおはらい)詞」とわかり、それ以来毎日拝んでいます。実はこの「大祓い祝詞、2019年7月21日に瀬織津姫之命様から拝むように命ぜられたのでした。長い御経なので、横着して読経しておりませんでしたしょんぼりチーン

 

「大祓祝詞」は、「罪や穢(けがれ)を取り去り、清浄へと導く」ための祝詞です。

 

昨日のブログにも書きましたが、今日3日は、皆様からお預かりしている人形(ひとがた)紙代は、豆と観音塩で「邪気祓い(封書切り」をさせていただきます。そして、2月4日(金)【立春5時51分】にお供え物を御奉納して、2月5日(土)【大安・一粒万倍日】に、人形「厄(薬)健康祈願」をさせていただきます。毎年、観音様に御奉納した食べ物や飲み物は、お近くで取りに来られる方のみに護符分けをしているのですが、旦那さまと相談した結果、今年から、本州の皆様から送られてきた人形祈願を終えた後、観音様に御供えした豆(落花生→衛生問題を考えて皮つき)と観音様に御供えしている観音塩で「邪気を祓っていただくための盛り塩セット(無料)」をお送りすることにしました。

その思い付きのきっかけを作ってくださったのが、一昨日、スカイプ対面で鑑定されたお客様でした。「ラップ音が‥‥」というご相談だったのですが、娘さんのホロスコープを確認したところ、娘さんが霊を呼びよせる体質をお持ちだったことが判明しました。そこで盛り塩を提案したのですが、フッと脳裏を過ったのが観音塩だったのです。昨日の午前中に観音塩セットを送らせていただきました。

実は、旦那さまが航空自衛隊に勤務していた時(現在は36年間勤務で退官)、何か月間か硫黄島に勤務したことがありました。硫黄島に行く前、隊員さんたちから夜な夜な現れる霊の話を聞かされていた旦那さまは、観音塩を大量に持って行ったのです。観音塩は、隊員さん達にも大好評だったらしく、隊員さんたちの部屋の入り口に盛り塩とコップにお水を入れて置いていたそうです。さらにこのような事例もありました。我が娘も霊媒体質なのですが、現在小5の子供を妊娠して入院した時(新しく開業した病院)で、毎日、霊とラップ音を感じたらしく、開業医さんと看護師さんにご相談して観音塩の盛り塩を置いたことがありました。それらの過去のことがヒントとなり、今回から、人形祈願をされた方のみに「観音盛り塩セット」をお配りすることにしたのです。

お話が室町時代にまで遡りますが、もともとの「追儺(ついな)行事」は、豆をまいて鬼を追い出す行事へと発展し、現在の豆まきの由来へと定着したとされています。

「節分」には豆をまきをしますが、これは中国の習俗が伝わったものとされています。豆は「魔滅(まめ)→魔を滅する」に通じ、「無病息災」を祈る意味がむかしからあります。大昔、京都の鞍馬に鬼が出た時、毘沙門天のお告げによって大豆(だいず)を鬼の目に投げつけたところ、鬼が逃げ去ったという逸話が残っている本を読んだことがあります。

 

豆には「魔の目(魔目=まめ)」に豆を投げつけて「魔を滅する(魔滅=まめ)」に通じるということですよ。

昔から豆まきは、一家の主人あるいは「年男」(その年の干支生まれの人)が豆をまくものとされていました。その後、家族は自分の数え年の数だけ豆を食べると病気にならず健康でいられると言い伝えられてきたのです。ただ、豆まきに使う豆は炒った豆でなくてはなりません。なぜなら、生の豆を使うと拾い忘れた豆から「芽が出てしまう」と縁起が悪いからです。

また、豆は「炒る→射る」にも通じるとされていました。現代は多種多様なお豆さんがスーパーで売られていますので、昔からの由来を知らない方も多いかもしれませんね。占星学の世界では、「鬼や大豆」は「陰陽五行説(土・火・木・金・水)」の中の「金」に相当します。それゆえ、「金の作用を滅する」といわれる「火」で大豆を炒ることで、鬼を封じ込めるという意味があります。

その封じ込めた豆を人間が食べることによって「鬼退治」をする物語です。ちなみに、「鬼がトラのシマのパンツをはく由来」ってご存じでしょうか?

 

鬼がトラのパンツをはく理由は「鬼門」に由来します。

 

「鬼門」とは、鬼の出入りする北東の方角です。この方角を十二支にあてはめると「丑寅(うしとら)の方角」にあたります。そのため、古来の鬼は「牛(丑)の角(つの)」をもった姿で、「虎(寅)」のパンツを身に付けたとされています。

 

それではまた。

 

今日のメッセージカード「縁結び」から↓

心の中に灯した火を消さないでください。心の火を絶やすことなく灯し続けることは難しいものですが、その火の種から新たなものが生まれてくるのです。

人を傷つけることも、自分が傷つくことも「小さな死」のひとつです。その様な「死」を、終わりではなく通過点として捉え、「今を生きる」ことに専念しましょう。

思うように形にならなかったときでも、もう一度火を入れて打ち込むことで、変容が起こります。深刻であればあるほど深刻な心の火傷です。何度も繰り返し火入れをして打ち込めば金属が産出できます。

その努力と云う火を無駄にしないために、「今、何をすべきか?」を考えてみましょう。

 

皆様の今日という1日の一瞬一瞬を大切になさって、「ゆるりゆるり、サラリサラリ」とお過ごしができますよう。心安らかな日となりますよう。

 

合掌

『北の星詠み伝道師  占い鑑定家』
霊観占い大幸 代表 峰 ゆり子

 

★【占いWEB】 -下記の評価をご頂戴いたしました。

 

【霊観占い 大幸】 峰ゆり子先生 アップ

https://uranaiweb.jp/list/17880.html

 

★2021年7月15日木曜日大安

占いWEB(https://uranaiweb.jp/

 

★2021年7月4日日曜日 大安吉日

 『電話占い未来さん』からインタビューの依頼を受けました。

https://denwa-uranai-zero.net/

『霊観占い大幸 峰ゆり子』のコンセプトや、どのような『占いの家』なのかを分かりやすく、プロ目線でインタビュー記事にしてくださいました。ありがとうございます。わたくしの生徒さんが仕事をしている占い企業さんもランクインしています。

【霊観占い 大幸】峰 ゆり子先生に独占インタビュー!

理念や得意な占術などの質問に回答してもらいました。

https://denwa-uranai-zero.net/interview/mineyuriko

 

インタビュー記事を糧にして、これからも精進させていただきます。


★2021年05月12日6月号『雑誌美人百花』にてご紹介を賜りました。

★2020年占いマガジン 『ウラッテさま』がご紹介してくださいました。
https://uratte.jp/posts/tomakomai-uranai-ataru

 

★2006年3月29日4月号『anan』雑誌にてご紹介を受けました。

 

お弟子さん紹介↓
豫 空潤(ヨ アウル)先生

東京都内在住で活躍している「ゲイ占い師」さん。
https://profile.ameba.jp/ameba/frogat

 

セイラ先生
全国の『電話占い』で活躍してる占い師さん。
https://d-will.jp/G/REVIEWLIST/INDEX/OPID/477/P/1/

 

 紫響(しきょう)先生
九州でご活躍されているベテランの占い師(もと看護師)さん。