2021.05.13(木) タロットカードの秘話『塔』 | 霊観占 大幸(れいかんうらない だいこう) 

霊観占 大幸(れいかんうらない だいこう) 

「あなたの悩みに 救いの手を!」

宇宙の神秘があなたを導きその神秘を解き明かすのが観音様です。
自分の幸せを掴む人生の旅を続けてください。 

今朝の気温6度くもり日中の外気温12度くもり晴れ

 

おはようございます。北海道苫小牧市、『霊観占い大幸』代表の峰ゆり子です。今日も御縁を授かり感謝いたします。また、いつもブログをご支援くださいましてありがとうございます。

 

5月もあれよあれよという間に。

 

保存食づくりが好きです。

下記は2018年に作ったブルベーリーと赤紫蘇のビネガー。

液体と固体に分けました。

 

「実の方は酸っぱいかなぁー?」と思いきゃ、とてもまろやかで美味しく、ヨーグルトやアイスクリームのトッピングで食べることに。

 

ゆっくりと朝食を食べれる時間が幸せを感じます。

大きな保存食の瓶がひとつ空になりましたから、今年も考えています。

 

2021年4月末からタロットのお話を綴っています。

今日のお話は『塔』です。

塔の意味と解釈の仕方の解説

 

『塔』のカードの意味を解釈するには、展開されたカードの全体像や背景と繋がりから、個人のカードの意味などを掘り下げて読み解くことが重要です。ただ、基本的な意味としては、「困難や崩壊」、「失敗や物事の終局」を意味していることが多いです。

このカードは、突然の衝撃的な出来事なので、考えてもいなかった不本意な状況になることも意味しています。

 

突然、自分が置かれている環境が激変したり、大事な人との関係の終わりを示していることもあります。

何かしらの状況や方向性を指摘してくれるカードなので、無理に実行したり、押し通すのではなくて、「今は耐えて見ている方が無難」という解釈が成り立ちます。

『悪魔』のカードも塔のカードも、一番、出てきてほしくないカードではありますが、すべては意味があって起きているというポジティブな捉え方をすることで、心理的ショックも少ないかもしれません。

 

このカードは不遇であることを示していますので、「ドライブに行こうかなぁ?」と考えた時は、「車での移動は…?」

「トラブルに巻き込まれる可能性があるよ!」と未来を予測していたりします。

 

占星術の「火星(♂)」に対応しています。また、神話では、「雷神」、や「戦争の神」に対応していますので、「流血、破壊」などといった怖い意味もキーワードになっています。

それゆえ、正逆ともに、大きな問題や行き詰った状況、不測の事態によって、行先に大きな壁があり災難や不幸を表していることが多いです。

 

数秘では、鍵番号7番を持つ『戦車』にも対応しています。

 

戦車は乗り物ですから、特に車の運転には注意とも言えます。

 

大アルカナは、人間の人生においての大事な節目を表しています。

 

▼塔の前後との関係

 

『塔』の前にあるタロットカードは『悪魔』です。

『塔』のカードの次に待っているのは↓『星』です。

『 塔』のカードは、前の『悪魔』の影響を受け、『星』のカードに影響を与えてきますので、『塔』のカードを解釈する際には、『悪魔』とは「何を指し示しているのか?」を背景として『星』のカード考慮しながら『塔』の意味と解釈を掘り下げるようにして見ると良いかもしれません。

 

例えば、『塔』のカードが指し示す「状況の崩壊と関係性」は↓『悪魔』の意味から考えてみると「好きになってはいけない人を好きになってしまい…」、「告白された親は…」かもしれません。

『星』のカードは「希望」と言う意味ではありますが、星は宇宙にあって、手にすることはできません。

 

「明るい希望と現実への妄想」であることを語っています。

『塔』のカードは「正位置だから…」、「逆位置だから…」というような安易な解釈はせず、前後のカードの意味合いを踏まえた上で、メッセージを受け取ることが大事です。

 

上記の一例のように、 『死神』や『悪魔』、『塔』のカードが出た時は、使用するカードに合わせて、解釈する柔軟な対応が大切です。

 

ということは、決めつけるのではなくて、柔軟で視野を持った広い考え方が、タロット占いの”コツ”ということになります。

特に『塔』のカードは、必要な変化を避けている場合も多く、心に傷を残す状況から、何かを学ぼうとさせているカードですもあります。

 

例えば、下記のような題名が『塔』にはあります。

 

『砂の上に建てた家』

 

『突然の悟り』

 

聖書マタイの書

「‥‥雨が降り、川が溢れ、風が吹いて、その家に襲いかかると、倒れて、その倒れ方がひどかった。」

 

私たちが生きている世界の出来事は「私は絶対大丈夫!」は、あり得ないということです。

それゆえ、『塔』のカードには、「青天の霹靂(へきれき)」とか、「予期せぬ出来事」。また、雷ゆえに、「突然環境から放り出されるような激変」を暗示しています。

 

もうひとつは思い込みです。

「自分はこういう人間だから!」

 

「よき夫、良き妻とは‥‥こういうもの」というような固定的な考え方も『塔』のカードで象徴されることがあります。

 

『塔』物語

若者は泣いていた。

 

苦い水を飲まされ、恥ずかし、あざけ苦しめられたからだ。

 

若者はいっそ死んでしまいたいと思った。しかし、死ぬことはできなかった。

 

若者は、苦痛と心労の中で必死に何かを探し求めた。

 

そして突然‥‥。

怖い絵カードが続きましたので、ホッとできるタロットカードも掲載しますね。

 

このフクロウが手にしている”手紙”はあなたに贈られたものです。

この手紙の内容は?

 

答え↓は、フクロウの手紙に添えられた「コインの2」。

「決め手にかけるなら、現状をキープしましょう。」

 

タロットカードは、占っている方を落ち込ますためにあるのではありません。より良い方向へと導いてくれています。

 

『塔』のカードは、あなたを守ってくれるための「足止め」カードです。

 

ご自身の置かれている環境に応じて、臨機応変に対応してくださいね。

 

今日の『日本国の月』の動き↓双子座6度(7度)

この度数には「時代遅れの井戸」です。それゆえ、「状況の変化に応じて、相応しい環境作り」という対応策を求めています。

 

 

今日のメッセージ↓「にゃんこ先生から(私が勝手につけた名前)」

 

シャッフル、カットしたのに、18番と17番が並んで飛び出しました。そして『運命の輪』。

過去の記憶なのか?

 

将来の不安なのか?

 

正体不明の誰かに対してなのか?

 

心の闇となる「何か?」は、道標なのかもしれません。

これまで築いてきたものは崩壊したかもしれないけれど、裸一貫、怖いものはありません。あなたの頭上に輝く星は、遠くにあって、手に取ることはできませんが、強く信じる目標が見つかれば大丈夫です。

「大きな脱皮」が必要です。

 

それでは、皆様の今日という1日を大切に、「ゆるりゆるり、サラリサラリ」とお過ごしができますよう。合掌

 

『北の星詠み伝道師  占い鑑定家』
霊観占い大幸 代表 峰 ゆり子
2021年05月12日6月号 美人百花掲載

2006年3月29日4月号 雑誌anan掲載

占いマガジン 『ウラッテ』に掲載されています。
https://uratte.jp/posts/tomakomai-uranai-ataru

 

お弟子さん紹介↓


豫 空潤(ヨ アウル)先生
東京都内在住で活躍している「ゲイ占い師」さん。
https://profile.ameba.jp/ameba/frogat

 セイラ先生
全国の電話占いで活躍してる占い師さん。
https://d-will.jp/G/REVIEWLIST/INDEX/OPID/477/P/1/

 紫響(しきょう)先生
九州で活躍している占い師さん。
https://profile.ameba.jp/ameba/uranai-shikyou