患者様とのコミュニケーション | [ eniM STYLE エニムスタイル ] 峰 啓介

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大学生の時にとある教授が言っていました。



私たちの時代は学生の時分から

もっとドクターっぽい威厳を持っていたものだ・・・



これは、

どういう意味なのか?



今でも解りません。




私は学生の時に患者様を診させて頂くにあたり、

やはり自分の未熟さは恐縮していました。

その未熟さに甘えるのではなく、

未熟であるということをまずは認めて

その未熟な技術という武器しかなくて、どうやって患者様を満足させるか?

を考えていました。



診せて頂く・・・の精神です。



今でもその心は忘れないようにしています。




ドクターとしての威厳というのが、

診てやる・・・



ということであるとするならば、

どこまで行っても反発を受けることとなるでしょう。




おそらく教授はそういう意図で言ったのではないと思います。

教官に頼ることなく診断ができたり、自信を持って説明できる

といったことかな・・・。


しかし、

プライドの高い学生が聞くと、少し傲慢な態度がドクターとしていいんだ・・・

というような考えを持ったのかもしれません。




ただただ、

常日頃から、診せて頂く、とか、診てやる、とか

意識しているだけでその態度がダイレクトに患者様に伝わります。




どっちの人に診てもらいたいか?を考えたら、

診てやるの人よりも診せていただくの人のほうが良い方な気がしませんか?



いろんなコミュニケーションのテクニックがありますが、

もちろんそのような知識があった方が有利であるので、

身につけたほうが良いに決まっています。



しかし、

その前に患者様に相対する心構えができていないと

あまり意味がありません。



その心構えは言葉や態度や表情の節々に出てきますから。



他にも患者様からのクレームが出にくくするポイントがあります。



また、

明日書きます。