勘違い脳を「さあ、ひっくり返そう!」 | あなたの人生が一瞬で変わる田仲真治のブレイン・アップデート・キネシオロジー

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ヒトの脳は、世界をネガティブな方に偏って見るよう初期設定されている!

 

Negativity bias(ネガティビティ・バイアス)

脳のことで私たちが知っておくべきことが1つあります。

それは、脳はもともと私たちを幸せにするようには作られていない、ということです。

 

思わず「んなばかな!」と叫びたくなる話ですよね。でも少なくとも生物学的な、また脳科学的な見地からすると本当のことです。では脳の一番の目的は何なんでしょうか?

 

それは、私たちをできる限り長く生き延びさせることです。

 

脳はサバイバルツールなんですね。これは人間だけでなく、あらゆる生物に言えます。

では生物が長く生き延びるために最も大切なこと何でしょうか?それは何が危険で、何がそうでないのか見分け、危険をできるだけ避けることです。なので、脳は生存を脅かす可能性のあるものにより注意を向けるように進化してきました。

簡単にいうと、脳はもともとポジティブなことよりもネガティブなことにフォーカスしやすい構造なんです。

 

これを「Nagativity bias(ネガティビティバイアス)」と呼びます。


日本語に訳すと「ネガティブな傾向、思い癖」という意味です。

 

私たちの祖先は、「考える能力」がネガティビティバイアスの影響を受けていたために、より効率良く生き残ることができたと考えられています。

急にネガティブなんたらが〜と言われてもピンときませんよね。
実際にどういう感じだったのか、例を使って説明します。

例えば私たちの祖先が森の中を歩いているとします。
ある時、20メートルほど先にある藪の後ろに大きな陰が見えます。
すると、彼らの脳は過去の経験をもとに「あれは何だ?」と瞬時に推測します。
そして彼らの脳は多くの場合次のうちどちらかのエラーを犯します。


1. 毒ヘビだと推測したが、本当はただの小枝
2. ただの小枝だと推測したが、本当は毒ヘビ

 

 

さて、どちらが彼らを長生きさせる推測でしょうか?
明らかに1ですよね。DNAの解析から、彼らの脳は1のエラーを頻繁に起こしていたことが分かっています。つまり、彼らの脳は考えうる最悪のケースを想定することで、多くの危険を避け、生き残ることに成功したんです。

 

さて、それから数百万年後、令和元年の私たちの脳はどうなのか。


より複雑な思考ができるようになり、また想像力を身につけたので様々なものを作り出すことができるようになりました。しかし、ジャングルにいようが、サバンナにいようが、コンクリートに囲まれていようが、脳には関係ありません。私たちの「思考」や「想像」は、サバンナを生き延びた祖先と同じようにネガティビティバイアスの影響を常に受けています。

 

例えば友達や会社の上司に自分の良い所を5個褒められ、直したほうが良い所を1つ注意されるとします。するとそのあと、その5個について喜ぶのではなく、注意されたことが頭の中をぐるぐる駆け巡るという経験はありませんか?

 

また、何か新しいこと、例えば語学学校に通い英語を勉強しようと考えたとします。すると始める前に、英語のメリットよりも、クラスで自分だけ下手で恥ずかしい思いをする場面を想像したり、思ったより能力が伸びない自分を想像して、始めるのが億劫になった経験はありませんか?

 

これは私たちの思考や想像がネガティブ方向に引っ張られ、精神にもその影響が及んでいるからです。ある研究によると、1つのネガティブなことに対抗するにはその3〜5倍のポジティブなことが必要という話もあります。また脳科学の実験結果から、ネガティブな感情の方が記憶に長く残ることもわかっています。

 

 《引用 https://note.com/shiningwithin/n/n5150df33164e 》

 

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3つのスイッチング(知覚認識回路の反転)

 

ストレスが過剰になると 
自己防衛の為、
Fight or Flight、闘争、逃走反応を起こす。

 


 

その結果、交感神経が過剰になり、精神的、身体的にも影響を及ぼす。
これってパターン化します。


このパターン化を脳のスイッチングと言います。
これは、私達がストレスに対応する為に作り上げた、自己防衛の対策なのです。

キネシオロジー、脳の統合プログラム、LEAPの創始者、チャールズ・クレブス博士は、サバイバル感情と脳のスイッチングに特化して研究をしてきました。

チャールズ曰く、
脳のスイッチングには3種類あります。

 

 

①脳の前後のスイッチング
「今を現在」として考えられず、
過去に起こった経験なのに、繰り返し繰り返し、
まるで今、また起こっているかのようによみがえる。
過去のいやな感情、うらみ、恐怖、トラウマから脱せない。 
そういった感情の為に、自分に自信が持てなかったり、過去の失敗から立ち直れない、人から何か言われたことに傷ついて、駄目人間だと思ってしまう。
うつになってしまう。

過去の記憶を保管している後部の脳の機能が優先して
「今を現在」と考える前頭葉の機能が失われてしまう状態。 
前向きに考えられない。

 

そんな状況の人に、その記憶のイメージってどこに浮かびますか? って聞くと、
大抵、顔の前に浮かんできますといいます。
随分前に起こったことなのに、考えたら、顔の前にぽっと浮かんでくる。 だから、しょっちゅう考えてしまうんですよね。

 

 

AI時代を控え、脳の前後のスイッチング(過去の延長戦)で考えると、

「自分より優位なものに支配されてしまう」と言う恐れにから

ターミネーターの世界・シンギュラリティに向かって突き進むことになります。

 

 

 

 

②脳の上下のスイッチング
やたら、感情的になり爆発する、きれる。
逆に、考えるとつらいから、感情を抑えて無感情、感じない。
感情に支配される辺縁系の機能が優先され、理論的に考え行動を起こす大脳皮質の機能が失われてしまう状態。

 

 

③脳の左右のスイッチング
右に行きたいのに左と言ってしまったり、
頭の混乱、勘違い、計算にとまどう。 
物事を全体像で考えられず、細かい点にこだわりすぎる。 
また、全体像はあるが、細かい点がきちんと考えられない。 
何かをやろうとするけど、能率よくできず、やたら時間がかかってしまったり、考えがまとまらないので、途中で終わりになってしまったり。 
脳の右脳左脳の機能が混乱状態。

 

ストレスを感じているクライエントさんに、お聞きすると
「あ~私の脳は、いつもそうです。」
「頑張ってやろうとしてはいるんですが、何か効率悪いです。。。。」
というん答えが返ってきます。

 

皆さんが毎日、考える、体を動かす、
仕事をする、勉強する、
感じるといったことは、
全て、脳神経回路を通じて、情報の伝達があって、出来ている行為です。

その神経回路のどこかがストレスで詰まっていたりすると、
いろいろな事がうまく機能しなくなります。
つまり、「脳の統合」を失うということになります。

 

皆さんも、こんな経験されたことあると思います。
また、周りにこういう人がいるのではと思います。

 

 

 《引用:「ストレスのメカニズム」 シェイデル敦子》 

https://ameblo.jp/leapforlife/entry-11749775861.html

 

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いかがですか?

 

私たちの脳は最悪を予期して、生き延びる為に

わざとネガティブに偏るように初期設定され、

スイッチング(知覚認識回路の反転)

を起こすように出来ています。

 

 

つまり

私たちが一人で問題を抱え込んで考えてばかりいると

最後には土俵際まで追い詰めれれた

絶体絶命のピンチに追い込まれるように出来ているのです。

 

だからこそ、

「ここ一番」では、自分の思考を手放して

内なるハートに従って、委ねる必要があるのです。

 

さあ、ひっくり返しましょう!

 

 

 

 

2020年以降

人類全体が、これまで囚われてきた

二元性の思考・既得権益を手放して

本当に望んでいることは何なのか?

ハートに従って生きることが

問われていると思いませんか?