【BU&タッチフォーヘルスのある暮らし】
ベテラン助産師が語るタッチフォーヘルスと医療の在り方
看護師・助産師として４０年以上 医療現場に携わってきた女性。
看護学校で学んだ理想に胸を膨らませて大学病院に入ったものの
現実は理想とは遥かに違う世界でした。
「こんなはずじゃない！こんなはずじゃない！
お母さんって、こんなこと望んでいるはずがない！
という思い、怒り、嘆きを抱えながら勤めてきました。
最後に勤めたクリニックでは、自然出産を応援していたので、
そこでの助産業務に関わらせていただいた中での
妊婦さんやご家族の喜びようは半端ないものでした。
そこに関わらせていただいたこちらの感動も全く違うものでした！
本当にその人の持っている力をトコトン引き出すように
こちらが黒子に徹することで周りからサポートしていく
ご家族の力も借りてサポートしていくような形で行われる
お産というものは、かけがえのないものだと言えます。
それはお母さんやご家族の満足度もまるっきり違うし、
周りで関わらせてもらった助産師の満足度も全然違うんです。
そして、それは正に自己責任モデルとしての
タッチフォーヘルスの在り方そのものだと言えます。
上から目線で「生ませて上げる」とか
「医者の言うことを聞いていればいいんだよ！」
という「医療モデル」の出産じゃない方を
患者さんも、ご家族も、関わる助産師・看護師も望んでいる。
その人の持っている力を信じて、信じて、信じ切って
黒子に回ったことで出る結果って全く違うと思う。
それは、正にタッチフォーヘルスの「自己責任モデル」
の在り方にも共通しているものだと思いました。
今までずっと求め続けてきたものが、ここにありました！
100%の完璧さクオリティは必要ない！
今の有りのままの自分で、
ちょっとでも笑顔になりたい！
ちょっとでも元気になりたい！
ちょっとでも幸せになりたい！
という人と一緒に学べばいい。
対等な立ち位置で、一緒に学んでいけばいい
ということがわかりました。
すごい収穫でした！