桜美穂さんが、ブレイン・アップデートのステップ4~5にご参加頂いた時の感想を書いて頂いたのでシェアさせたいただきます。
ブレインアップデート講座の中で、生まれて初めて自分の子宮筋腫と会話しました。
脊髄腫瘍のある友人が、セラピストさんを介して、腫瘍の声を聞かれたという話を聞いたことがあります。また、セラピストさんの中には、臓器の声を聴くことができる方が少なからずおられるとも聞いていました。一進一退でなかなかすっきりと快方に向かわない筋腫の声を、わたしも聞いてみたい。筋腫の気持ちを知りたいとずっと願っていたのです。だから、この日の体験は本当に嬉しく、忘れられないものとなりました。
目の前にふたつの椅子を並べて、それが自分と筋腫なら、どのような位置関係になるのか。どちらが筋腫なのか、と田中信二先生に導かれました。
筋腫の方、と感じた椅子に座るように言われ、そこからイメージセラピーが始まりました。
田中先生に、どんな気持ちでいるのか?と訊かれると、わたしの口から
「みんな、わたしを、切って捨てろって言うの」と、
こどものような言葉が、ためらいがちに出てきました。
「そうなんだ!みんな、切って捨てろって言うんだ!」と
田中先生が、こちらの感情を増幅させるように、オーバーな声で受けてくださると
向こうでは、同期の方々が、子どもみたいになっているわたしと
オーバーにそれに付き合ってくださる田中先生の受け答えとを聞いて
げらげら笑い転げられました。
わたしの感情は、受け入れられ同調された嬉しさで、激しく大きく引き出されました。
むらむらと腹が立ち、
「そうなの!そうなの!みんなみんな、みんなみんな、わたしを切って捨てろって言うの!」と
小さい子どものように憤慨して、叫びました。
筋腫、怒ってたんですね。
うーん、びっくりしました!!
そんなつらい思いをしたんですね。あなたは、どのくらいそこにいるんですか?
「いち、にい、さん、… 五年かな?六年かな?」
そんな長い間、そこにいるんですね。
では、あなたは、なんのために来たんですか?
「そう、伝えたいことがあって来たの。
でも、うーん、うーん、… 何だったかな。…
五年も六年もいるうちに、忘れちゃった。」
なるほど。ではあなたは、どんな時にいちばんつらいと感じましたか?
「うーん、ご主人がね、自分を大事にしてない時。
食事療法してるのなんかはいいんだけど、たまに体に悪いもの食べる時なんか
喜んで食べないで自分を責めながら食べたりするの、あれ、つらかった。
それとか、自分が女性であること、受け入れてないときとか。…」
あなたは、いちばん、どうして欲しいの?と尋ねられました。
「わたしは、命のない組織として作られたけれど、
でも、ご主人の一部なの。
いらないものみたいに扱われて、切って捨てられるんじゃなくて
ご主人の中に、戻って行きたい!
溶かされてもう一度、今度は命あるからだとして、生まれたい!」
うん、なるほど。
じゃあ、あなたの横にいる、その、わからず屋のご主人に
何か、言ってやって!
隣の空いた椅子をじーっと見ていると、だんだん腹が立ってきました。
「どーしてね、どーして、そんなに、無駄なことばっかりしてるの!」
田中先生と、みなさんがまた、爆笑されました。
「どーしてそんなに、命にならないことばっかりしてるの!
一回しかない人生なのに、どうしてそんな無駄なことばっかりしてるの!
もうちょっと、命になること、しなさいよ!」
そうなんですね。
貴い命を食べ物としていただいて、貴い命を、愛によってたくさんの方からいろんな形で頂いているのに、わたしはそれをずっと、自分の命にしないで、無駄にしていた。
思い込みの夢の中で、頂いた命のパワーの大部分を、自分を傷つけたり罰したり、他人のせいにしたり、失敗することやふしあわせになることで誰かに復讐しようとしたり…
そうした実りのないくだらないことにばかり、自分のパワーを使っていた。
そんなわたしが、不要な組織を体内に形成したのは、当然のことだった。
わたしが人生においてやっていたことが、そのまま形になっただけのことだったのです。
ブレインアップデートメソッドで解放を体験するまでの40数年の間、ずっとずっと、罪悪感で縛った縄を、自分で解くことができずに贖罪の欲求に突き動かされることばかりを、繰り返さずにいられなかった。
それは大変苦しいことで、とてもバカげたことでしたが
その中にいた自分にとっては、しあわせになることの方が、つらかったのです。
贖罪を繰り返していることのほうが楽だという、異常なところにいたのでした。
子宮筋腫やその他の病、症状たちは、悪者でもなんでもない。
病気にでもならないことには、本気で生き方を改めようとしなかったわたしに訪れた有難いチャンスであり天の使い、天使だったのです。
自分の命を、生かさず殺さず自分の首を締め続けるようなことに使うのではない。
自分の命を、生きるために使う。
人生をいきいきと楽しみ、創造的に使う。
自分を愛し他人を愛し、命を産み育てるためにこそ使う。
命の尊さと、それほどまでに貴い命の使い方を知れ、学べと
そのためにこそ、わたしは子宮筋腫を与えられたのではないのか。
今、心からそう思うのです。
これこそが、子宮筋腫が持ってきたメッセージだった。
今度こそ、受け取ったと、確信したのでした。
今こそ、真の感謝で子宮筋腫を抱きしめることができます。
命を持たないものとして生み出されてしまった筋腫の悲しみがわかる。
誰からも、親からすらも愛されずに、疎ましがられ、消えることだけを願われた筋腫の悲しみが。
でも今、筋腫を作った親であるわたしが筋腫を抱きしめる。
わかった。ありがとう、もういいよ。と、心から筋腫を愛して、
自分の体の中、存在の中へと、筋腫を戻していこうと思うのです。
深く深く、筋腫を招き入れ、その悲しみに詫びながら
自らの中へと、溶かしこんでいこうと思うのです。
今度こそ、無駄な生き方を選択しない。
今度こそは、自分の命を、ちゃんと生きるために、
ちゃんと命を産み育てるために使うのだという選択を、生きていこうと思うのです。