先日「マジ切れ」「逆切れ」そして「リアクティブ(連鎖反応)について書きました
が、思いのほか好評でしたので、その続きを書きます。
今日の個人セッションでのプロセスを本人の許可を得てシェアさせて頂きます。
彼女は、「禁煙したい」というテーマで個人セッションを受けにきていました。
これまでの
1回目のセッションでは、「ご主人に対する嫌悪感」
2回目のセッションでは、その元にあった「お父さんに対する嫌悪感」
3回目では「男子全般に対する嫌悪感」とその元にあった「女性で生まれてきた事による劣等感」
などを扱ってきました。
セッションするごとにどんどん穏やかになってきて、タバコの本数も減ってきていました。
3回目から4回目のセッションまで日数が空いたため、日常生活で直面する出来事がたくさんあったようです。
そして、怒りの原因は、他人の問題ではなく、自分の内側に怒りが溜まりまくっていることに気づいたようです。
そして、その真実を煙に巻く為に、タバコを吸っていたことも判明しました。
今までの3回のセッションで表面上の問題が解決したからこそ、4回目にして、いよいよ核心に迫っていける準備ができたようです。
これまでも、毎回フィジカル・クエスト(筋肉反射テスト)を通して、本人の体から答えを引き出していっていたのですが、今回初めて「リアクティブ(連鎖反応)」が出ました。
前にも説明したように「リアクティブ(連鎖反応)」とは、通常の反応が何か一つのことに対して一つの反応で済むのですが、「リアクティブ」の場合は、ある事が引き金になると、まるで爆竹が爆発するように、次から次へと芋づる式に反応が起きてしまい、どうにも止められなくなり、結局いつもと同じ結末までもつれ込んでしまう反応パターンのことです。
これは、「目や耳などの感覚器官➡感情➡臓器➡筋肉➡姿勢➡行動➡相手の反応➡相手の反応による自分の反応」などのように無限連鎖になったりもします。
今日の彼女の場合は、「正面を見るときの目」が引き金になっていました。
例えば、テレビや映画を見ているときは、互いに隣同士に並んで、同じものを見るため、問題はないのですが、正面同士向き合った場合、お互いに自分のことは見えない状態で、相手の情報が目に飛び込んできます。
つまり「自分のことを棚に上げて相手の問題が目に飛び込んで来る」ということが引き金になっていたという訳です。
➡そこから「6歳の記憶=それまで弟に対していつも上から目線で支配してきたのが、我慢しきれなくなった弟が“正面から対抗してきたこと”で感じた怒りの感情の引き金に連鎖し、
➡「独ぼっちになるのが訳もなく怖いけれど、人と関わってまた傷つけられるのも怖い」という二つの恐怖の間で釘付け
➡ノドの筋肉の緊張「素直に自分の気持ちを言いたい時ほど、憎まれ口をきいてしまう」
➡オンサの「木:怒り/意欲」と「土=消化不良、納得出来ない!/腑に落ちる」
この連鎖反応パターンを目とノド、オンサで解放していきました。
最初は、過去から繰り返してきたパターンを改めて振り返ってもらいながらオンサを鳴らしてノイズ・キャンセルしていきました。オンサは、心と体の葛藤を象徴するように不協和音で鈍い響きでした。
続いて、この呪縛から解き放たれた未来の自分をイメージしてもらいながらオンサを鳴らしました。
先ほどとは、全く違った奇麗な音色が響き渡りました。
「木」が成長するには「土」が必要です。
大地にしっかり根を張った分だけ、天に向かって梢を伸ばし枝を広げていく事ができます。
今まで、ご主人や男性、規則を守らない人達に「怒り」や「不満」を感じてきましたが、視点を変えてみる事で、
今日の個人セッションでのプロセスを本人の許可を得てシェアさせて頂きます。
彼女は、「禁煙したい」というテーマで個人セッションを受けにきていました。
これまでの
1回目のセッションでは、「ご主人に対する嫌悪感」
2回目のセッションでは、その元にあった「お父さんに対する嫌悪感」
3回目では「男子全般に対する嫌悪感」とその元にあった「女性で生まれてきた事による劣等感」
などを扱ってきました。
セッションするごとにどんどん穏やかになってきて、タバコの本数も減ってきていました。
3回目から4回目のセッションまで日数が空いたため、日常生活で直面する出来事がたくさんあったようです。
そして、怒りの原因は、他人の問題ではなく、自分の内側に怒りが溜まりまくっていることに気づいたようです。
そして、その真実を煙に巻く為に、タバコを吸っていたことも判明しました。
今までの3回のセッションで表面上の問題が解決したからこそ、4回目にして、いよいよ核心に迫っていける準備ができたようです。
これまでも、毎回フィジカル・クエスト(筋肉反射テスト)を通して、本人の体から答えを引き出していっていたのですが、今回初めて「リアクティブ(連鎖反応)」が出ました。
前にも説明したように「リアクティブ(連鎖反応)」とは、通常の反応が何か一つのことに対して一つの反応で済むのですが、「リアクティブ」の場合は、ある事が引き金になると、まるで爆竹が爆発するように、次から次へと芋づる式に反応が起きてしまい、どうにも止められなくなり、結局いつもと同じ結末までもつれ込んでしまう反応パターンのことです。
これは、「目や耳などの感覚器官➡感情➡臓器➡筋肉➡姿勢➡行動➡相手の反応➡相手の反応による自分の反応」などのように無限連鎖になったりもします。
今日の彼女の場合は、「正面を見るときの目」が引き金になっていました。
例えば、テレビや映画を見ているときは、互いに隣同士に並んで、同じものを見るため、問題はないのですが、正面同士向き合った場合、お互いに自分のことは見えない状態で、相手の情報が目に飛び込んできます。
つまり「自分のことを棚に上げて相手の問題が目に飛び込んで来る」ということが引き金になっていたという訳です。
➡そこから「6歳の記憶=それまで弟に対していつも上から目線で支配してきたのが、我慢しきれなくなった弟が“正面から対抗してきたこと”で感じた怒りの感情の引き金に連鎖し、
➡「独ぼっちになるのが訳もなく怖いけれど、人と関わってまた傷つけられるのも怖い」という二つの恐怖の間で釘付け
➡ノドの筋肉の緊張「素直に自分の気持ちを言いたい時ほど、憎まれ口をきいてしまう」
➡オンサの「木:怒り/意欲」と「土=消化不良、納得出来ない!/腑に落ちる」
この連鎖反応パターンを目とノド、オンサで解放していきました。
最初は、過去から繰り返してきたパターンを改めて振り返ってもらいながらオンサを鳴らしてノイズ・キャンセルしていきました。オンサは、心と体の葛藤を象徴するように不協和音で鈍い響きでした。
続いて、この呪縛から解き放たれた未来の自分をイメージしてもらいながらオンサを鳴らしました。
先ほどとは、全く違った奇麗な音色が響き渡りました。
「木」が成長するには「土」が必要です。
大地にしっかり根を張った分だけ、天に向かって梢を伸ばし枝を広げていく事ができます。
今まで、ご主人や男性、規則を守らない人達に「怒り」や「不満」を感じてきましたが、視点を変えてみる事で、
そんな状況こそ、自分を成長させてくれる「肥やし」として、受けとめることができるようになりました。
そして、自分自身が成長し、大木となることで、そこに小動物が集まり、旅人が木陰で休息するようになる。
家庭の中でも、ご主人や子供たちに対してコントロールすることで怒りまくっていた関係が、自分が大木となり木陰をつくることで、家族もリラックスできるように良い関係が持てるようになる。
そんなイメージが湧いてきて、とても穏やかな表情になっていきました。