すると、なんと私の甥っ子がウツになっていたのです。
小さい頃から、私にとても懐いていて、時々 セッションもしていました。
とても明るかった甥っ子が、暗く引きこもって、部屋で横になっていました。
医者からは統合失調症と診断され薬を処方されているとのこと
今、日本全体でウツが増えていることは知っていましたが、まさか身内にまでその波が押し寄せていたんですね。
そこで、甥っ子に、オンサを使って調整できることを話しました。
ウツに陥る人に共通するメンタリティーは、
「自分はこの世界にとって、居てもいなくても関係ない。
自分の存在意義を見いだせない…」
というものです。
甥っ子は、身体がだるくて、何もヤル気がしない様子でしたが、
「もし、今の状態から抜け出せて、そして自分の周りの同じようにウツで苦しんでいる人の役に立てる存在になれるとしたらどう?」
と問いかけたところ、それまでの暗く沈んだ状態とは打って変わって、目を輝かせました。
そこで、オンサを選び打ち鳴らしていったところ、最初はこもった音だったのが、だんだん綺麗に響くようになり、気分が大分スッキリしたようです。
重心もしっかりしてきて、肩を押しても軸がブレなくなりました。
続いて、病院から処方されたクスリを手に持って同じように重心のチェックをしてみました。
すると、クスリを持った途端に重心がグラグラになってしまいました。
このことは、体がクスリを求めていないこと意味するのですが、本人はクスリをやめることはまだ不安のようでした。
ウツの状態から完全に抜け出す為には、もう少しセッションが必要そうでした。
そこで、私が翌日から新潟で開催するオンサセラピーの1dayトレーニングに参加してみることを勧めました。
ちょうど、その日は、病院の診察がある日だったようで、母親は、
「明日は病院に行く日でしょ。
先生の話をちゃんと聞いて、次の薬を処方してもらわなきゃいけないでしょ」
と止めました。
しかし、本人はいろいろ考えた上で参加することを選びました。
* * *
翌朝早く、東京駅で待ち合わせ、新幹線で新潟に向かいました。
甥っ子は、昨日のイキイキした感じとはうって変わって、見るからに「ウツです」という感じになっていました。
これは、クスリを飲んでいる人に共通する表情です。
おそらく、まだクスリを手放すのは不安で、また飲んできたのでしょう。
私は、クスリを全面的に否定しているわけではありません。
西洋医学は、何かあった時に、素早く対処するにはとても有効です。
しかし、常に対療法だけをしていると、一番大切な症状が訴えているメッセージを無視してしまうことになります。
私たちの身におきる様々な問題や症状は、全てメッセージだといえます。
これは、ガソリンの警告ランプのようなものだといえます。
車の運転の途中でガソリン警告ランプが付いたとしましょう。
警告ランプが気になって運転に集中できないから…と言って、バンドエイドを取り出して、警告ランプに貼ったとしても、根本的解決にはなっていません。
そのまま運転していたら、ガソリンを使い切ってエンストすることになります。
警告ランプ(症状)は、メッセージを聞いて、給油しさえすれば、自然に消えてしまうのです。

過去に味わった恐怖に直面せずに、避けたり、逃げたりしていると、恐怖症に陥ります。
そして、その恐怖を何かで紛らそう、誤魔化そうとすることで、依存症・中毒症にかかっていきます。
これは、クスリだけでなく、マンガであれ、ゲームであれ、仕事であれ、ありとあらゆるものが対象となります。
「本当に自分にとってこれが必要だ!」と感じて自発的に選択したことでないかぎり、
「とりあえず…」でやっていることは、依存症を生み出すことになります。
そして、今現在で本当に必要なことをしないままに、時間が浪費されていくことで、
未来に対する強迫観念が生まれ、焦りを感じながら「~ねばならない」の世界にはまっていきます。
「量子物理学では、光は波の性質と、物質の性質の両方をもっている」
と言われています。
私たちも、「肉体」という物質であるとように見えて、本当は、意識であり、それは「波」だといえます。
では、自分のネガティブな側面(症状)を見ないようにしたり、マイナスを無くそうとするとどうなるでしょう。
波の性質上、下に向う波を抑えてしまったら、上に向う波も抑えられてしまいます。
つまり、ネガティブな感情(例えば怒り)を抑えて、怒ってないフリをすれば、するほど、
怒ることにエネルギーを使い、更にそれを抑えてフリをすることにエネルギーを使い果たしてしまいます。
こうして、
「本当はどうしたいのか、何が今本当に必要なのか?」という方向に使えるエネルギーが無くなってしまうのです。
これがウツ状態だといえます。
では、どうしたらいいのでしょうか?
それは、今感じている怒りであれ、今起きている症状であれ、
それを無くそうとする代わりに、しっかり直面し、
「これは自分にとって、どんなメッセージなのか?」
に心静かに耳を傾けることなのです。
しかし、そうは言っても痛かったり、苦しかったりすると、なかなか難しいところはあります。
そこで、オンサを使って、今の状態と反対の位相の波(周波数)を聞きながら向き合っていくとで、
苦しみを再体験することなく、静かに向き合うことができ、手放していくことができるのです。
ウツになっている時は、自分だけの思い込みワールドにはまって堂々巡り状態になっています。
そして、「自分だけが世界で一番大変な状況に置かれている」
と思い込みがちです。
甥っ子は、自分の部屋にいつも引き篭っていたところから、新潟まで出てきて、他の参加者と共にセミナーを受けることで、
自分だけでなく、誰もが同じような問題で悩んでいることが客観的に見えてきたようです。
甥っ子は、最初 ウツの発端は「友達に騙されたこと」だと言っていました。
しかし、オンサの響きに耳を傾けながら、自分の内側に直面していくにつれ、
「ああ、自分の方が、先に友達にウソを言っていたんだ」
ということに気づきました。
そして、両親にもウソをつき…
そうしている内にどんどん体調が悪くなり、
病院に行ったら、「統合失調症」という病名を付けてもらえ、クスリを処方してもらえました。
これによって、「原因は自分にあるのではなく、病気のせいだったんだ!」
ということが正当化できるお墨付きをもらったことになります。
後は、クスリを飲んでさえいれば、いつか良くなるだろう…とクスリに依存していきました。
そして、どんどんヤル気がなくなり、部屋に引きこもって眠っている以外にすることが無くなっていたのでした。
甥っ子はそのことに直面できたことで、「今自分に何が必要なのか?!」
が明確になりました。
「僕、もう帰ります。」
「まだ、セミナーの途中だよ!
また、いつものように中途半端で逃げ出すのかい?」
「違うんです。何をしたらいいかわかったんです!
家に帰って、僕がウソをついていたことを両親に謝ります!
そして、友達にも誤って仲直りします!」
こうして、甥っ子は、他人の意見に振り回されることなく、
ハッキリとした自分の選択をして、東京に一人帰って行きました。
その後ろ姿は、来る時とは別人のようなしっかりとした足取りになっていました。
まだまだ、彼の人生にはいろんな紆余曲折が待っているでしょうが、
転んでも立ち上がり、自分で自分の人生を切り開いていって欲しいものだと思いながら見送りました。
* * *
さて、昨日ネットを検索していたら、精神医療の実態について、驚くべきことが暴露された動画を発見しました。
早速、甥っ子と両親に送りました。
後は、本人が判断できることでしょう。
一番ポイントになるところを載せましたが、興味のある方は、1~6まで順番に見てください。
1) http://www.youtube.com/watch?v=nyOZZjVu95g
2) http://www.youtube.com/watch?v=QOZSbK0ehGc
3) http://www.youtube.com/watch?v=pYyYJhYi_XI
4) http://www.youtube.com/watch?v=4nL30YyK4hM
5) http://www.youtube.com/watch?v=fQaQBm866Us
6) http://www.youtube.com/watch?v=_EktSmty8bc
「DSM」とは、「Diagnostic and Statistical Manual of Mental Disorders」の略で、「精神障害の診断と統計の手引き」と訳されています。精神疾患に関するガイドラインで、精神科医が患者の精神医学的問題を診断する際の指針を