いろいろな視点から、様々な意見があるものですね。
さて、この日記は、夜中から朝方までの5時間に渡る話し合いのプロセスを短かな文章にまとめたものです。
したがって、読んだだけでは伝わらないニュアンスがあることと思います。
そこで、後日談も含めて、もう少し書き足すことにしました。
まず、今回のことでおきた変化をお知らせします。
アミは、最初のうちはパパと呼ぶことに照れくささがあるようで、ぎこちない様子でしたが、3回目からは、慣れてきて、今では自然にパパと読んでくれるようになりました。
私自身も、パパと呼ばれることに慣れてきて、お互いの中にあった見えない壁が薄れ、自然なものとなってきました。
これは、今までのように、「まあ、まだ子供だから、そのうち気づいて変わるだろう」という考えを改め、
「本気でアミに向き合おう!」ということを私自身が決めたことから起きた変化だと思います。
さて、そのことについて、次のようなコメントを頂きました。
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>これから、「オレとママと莉愛ちゃんとアミとで4人家族として一緒に幸せに生活していくのか」
それとも、「この家を出て、お爺ちゃんのところに帰るのか、もしくは施設に入って暮らすのか」
もうそろそろ、ハッキリ選択して欲しいんだ。
これは選択ではなく、彼女にしたら生きることを脅かされていることになると思います。親がいるのに、目の前に実の母親がいるのに、赤の他人から新しい子どもができた後に、”パパと認めなければ施設に入れるかおじいちゃんのところに行かせる”と言われているのですから。
アミちゃんが、自分で生きる道を選ぶことができない、10歳の子どもだということを忘れていませんか?そのように窮地に追い込み、無理やり親と認めさせるのは、彼女が考えて自分で選んだことではならないと思います。大人側ではなく、子ども側から見たらそう思えてもおかしくないと思います。田中さんが現れるまでは、お母さんはアミちゃん一人のものだったのですから。
どうぞ彼女に時間を与えてあげていただきたいものです。大人は力をいつでも行使できます。施設に行くかおじいちゃんの所で生活するかなどという質問は、大人がいつでも使える力を利用しているのと同じ。パワーを自分の我を通すために弱い者に使うのは卑怯です。
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コメントありがとうございます。
このコメントを頂いたお蔭で、今回のことをもう少し深く考えてみることができました。
このご意見に対して、「何が正しい/間違っている」ということは脇に置いて、皆さんと一緒に考えていきたいと思います。
「アミちゃんが、自分で生きる道を選ぶことができない、10歳の子どもだということを忘れていませんか?」
というご指摘ですが、
「10歳の子どもは本当に人生を選べない」のでしょうか?
私はそうは思いません。
なぜなら、彼女が「もうパパなんていらない!」ということを選んだのは、6歳の時だからです。
彼女はそれ以来、男性に対しては心を閉ざしてきました。
私も、この2年間、いろいろ試行錯誤しながらアミに関わってきました。
アミは最初の頃のような あからさまな敵意は示さなくなったものの、本質的な話をしようとすると、いつもはぐらかし、おとぼけで逃れようとしてきました。
その状況を作っていた要因には、
「私自身が育ての親に反抗をしてきたので、因果応報、自分も養子を迎え、その子に反抗されても当然」という思いもありました。
だから、「本気でこの状況を終わらせよう!」とまでは決めることなく、この状況を受け止めてきました。
そのお陰で、育ててくれた母親の気持ちを同じ立場を通してこの2年間で充分感じることができました。
そして、もうこれ以上は必要がないと思いました。
そこで私は、この体験からの学びは終了させることにしたのです。
というのも、自分の実の子どもができた今、これ以上この状態を放置したとしたら、私自身も実の子どもの方が可愛くなっていき、それに従っていつまでも懐こうとしないアミに対して、次第に無関心になっていく可能性があります。
そうなれば、アミはますます問題行動を起こすことで注目を引こうとすることでしょう。
それは、私自身が子ども時代に充分体験済みのことです。
だから、今更またそのパターンを繰り返すことは、私の本位ではありません。
関係性の問題はお互いに役割を演じているようなもので、どちらか一方がその役から降りることをハッキリ選択してしまったら、それ以上その関係を続けることはできません。
残された道は、
「今まで演じてきた役を一緒にを終わらせるのか、
相手役を替えてやり続けるのか」
ということになります。 そこで、
被害者ゲームを終わらせて
「オレとママと莉愛ちゃんとアミとで4人家族として一緒に幸せに生活していくのか」
それとも、被害者ゲームを続ける為に
「この家を出て、お爺ちゃんのところに帰るのか、もしくは施設に入って暮らすのか」
この二つしか残っていないことを私はアミに知らせました。
また、なんでいつまでも反抗しているのか?
何が不満なのか?
内側では何をいつも考えているのか?
ということも尋ね、自分自身の過去の選択を思い出してもらいました。
アミは、幼稚園の年長さん(5歳)の時に、周りのほとんどの友達にはパパがいて、弟や妹が生まれてくるのに、アミにはパパがいないから、弟や妹がでいないことがとても寂しかったこと。
「アミもパパが欲しい」と思って、ママが当時付き合っていた人に、「アミのパパになって!」と頼んだにも関わらず、ママが別れて会えなくなってしまったこと。
その時に「もうパパなんていらない!」
と決めたことを自分の言葉でハッキリ認めることができました。
「人生のシナリオは自分で作っているものであり、自分が気に入らないなら、自分で書き直すことができる」
というのが私の信条です。
「いい/悪い」という二元的なモノの見方にとらわれていると、
ついつい「いい人」と思われたいが為に「悪い人」になることを避けるものです。
「悪い人=加害者」だとするならば、当然 「いい人=被害者」という構図が出来上がります。
しかし、「いい人=被害者」は、主導権をもっていません。
いつ外側にいる悪い人に襲われ、また被害に合うことになるのか、いつも他人任せの人生だと言えます。
これに対して「悪い人=加害者」は自分自身が主導権を持っています。
「正義の味方と悪の組織」という、下の表をご覧ください。
これはネット上で発見したものですが、これを見ると、
「正義の味方」必ずしも素晴らしいもので、「悪の組織」が滅ぼさなければいけないもの という固定化した見方そのものを見直す必要を感じるのではないでしょうか?

私は子ども時代、
「自分は2歳で実の母を亡くし、ママ母にいじめられる不憫な子」
という被害者役を演じていました。
しかし、実は、「実の子と離ればなれになりながらも私達兄弟の母になることを選んでくれていた母」を加害者に仕立て上げていたのです。
ということは、本当の加害者であったのは私自身であったことになります。
そして、大人になって結婚し、こんなに一生懸命育てているのにも関わらず懐いてくれず反抗される被害者役であり、
アミにとっては、「ママとの間に勝手に割り込んできた赤の他人」という加害者も演じてきました。
しかし、今回で、この舞台は幕を降ろすことをにしたのです。
それは、こんな感覚です!
子供の頃、私は被害者の役柄を通して何かを学びたかったため、
母は加害者役を演じきってくれました。
実は大人になってから、姉から聞かされたことがあります。
母が父と再婚したばかりの頃、最初は子供たちに嫌われたくなくて、とっても優しくしていたそうです。
しかし、5歳の私が外で遊んでいて、大工さんの水準器の分銅を持ってきちゃったそうです。
大工さんは大切な職人の道具を持っていかれたことで、怒って怒鳴り込んできたそうです。
母はその時、悪びれた様子も見せない私を見て、
「この子に嫌われても、ちゃんと躾をしなくちゃいけない!」と決め、それから子供たちに怒るようになったとのことでした。
姉はそのころ10歳だったので、母のことも、弟のことも父のことも、とってもよく観察していたようです。
私は、母が逃げずに、私に向き合ってくれました。
そのお蔭で、セラピストとしての仕事をライフワークとして選ぶことができました。
そして、大人になって結婚し、今度は加害者役を演じたいと思ったら、アミが被害者役を買って出てくれました。
お互いに迫真の演技で、とってもいい舞台になりました。
カット!
の声と共に、被害者役も、加害者役もなく、
共演者同志、互いの演技を称え合って打ち上げです。
今日も、アミと、
「なんでウソは、つかない方がいいのでしょう?」
というクイズを出し、その種明かしをしました。
それは、筋肉反射テストを使って、ウソをつくと筋肉に力が入らないという実験を通して体感してもらいました。
また、「言われたから仕方なくやる」というと力が入らなくなり、
「自分で決めてやる」というと力が入る という実験もしました。
アミは、これまで、
「ウソはついてはいけない!」
「姿勢をよくしなきゃいけない!」
というように,
「他人がそう言うからそうなんだ」
と頭では知っていても、
本人自身が納得していない為、何度言われても同じパターンを繰り返していました。
しかし、この実験を通して、
「他人に言われてから動くより、自分で決めて動いたほうがパワーが出るんだ」
ということが分かってきたようです。
これからが楽しみです!
皆さんは、どう考えますか?
コメントお待ちしています。
つづく【人生を変える旅路16 人生のミッション】
http://ameblo.jp/mindupdate/entry-11478324074.html
