さて、静岡からはるばる駆けつけてくれたSさんのセッションになった。
テーマは「自分を知りたい!」「本当の自分と表面的に装っている自分とのギャップを埋めたい!」ということだった。
いつからそのギャップが生じたのかを調べる為、年齢遡行していくと4歳の記憶ファイルにたどり着いた。
Sさんは、即「弟のことだ!」と呟いた。
そこで、FOホールディング(額と後頭部を手で覆う)を使って、第一視覚野と前頭前野を活性化することで、ストレスなく、その時の状況がイメージできるようにした。
蘇ってきたイメージは、弟が生まれた時のことだ。それまで、両親の愛情を一身に受けていたのが、弟が生まれたことで、状況が一変した。
Sさんは、弟に両親を奪われたと感じ、両親の見てないところで弟をいじめるようになった。
しかし、両親が見ているときには「いいお姉ちゃん」を演じることになる。
これが、本当の自分と装っている自分のギャップが生じた源だったのだ。
筋肉反射テストを通して、身体が訴えてきたエネルギーブロックの修正法は、クロアカル・エネルギーだった。これは、細胞レベルの分離感を一体感に変換する画期的な修正法だ。
詳しくは「セッション・レポート⑥ 受精13日目の原初の記憶」をご覧下さい。
http://ameblo.jp/life-chenge/entry-10344263278.html
こうして、再びイメージを見てもらうと、今度は弟と仲良く遊んでいる映像が出てきた。
自分自身とつながって、周りの人とも心から楽しく関わることが出来る自分を取り戻し、小1、中1、高1、20歳、30歳、今現在まで、それぞれにポジティブなイメージをアンカリングし、三年後の素晴らしい未来のイメージワークまでして、セッションを終えた。
明るく元気を取り戻した、Sさんは、意気揚々と静岡に帰って行った。
そばで、セッションの様子を見ていたL氏も納得したようで、次回は正式にセッションをする約束をして、別れた。
次は、25歳のM君だ。
<つづく>