今日、テレビでショッキングなニュースを目にしました。
派遣先で仕事がなくなった人が、
就職を探し、それでもみつからず、
家賃も払えなくなって、コンビニ強盗を行い、
それも失敗して、
自分から自首した。
というニュースです。
警察へ自首したとき、
既に家賃を3ヶ月滞納していて、
所持金は9円だったそうです。
犯行動機は、
「家を追い出されると思って・・・」
ということでした。
不況に陥ったとき、
真っ先に影響を受けるのは、
非正規社員です。
その時に、
何の技術もなかったら、
次の仕事をみつけることは困難になるのは
分かりきっています。
「とりあえず働く」という姿勢では
普通に生活していくのも
難しい時代になってきました。
以前にも書きましたが、
日本は、世界1ではないのか?
と思うほど恵まれた国です。
ですから、
その分、個人個人の仕事、生活に対する意識が
甘くなってしまっているのが現状です。
「とりあえず、働いているから大丈夫」
「働いていれさえすればどうにかなる」
という仕事に対する
ぬるい意識が今回のような悲劇を
おこしていくのではないでしょうか?
その甘い意識は、
金銭的な部分だけでなく、
仕事の本来の楽しみ方すらも
考えられなくさせます。
現在の日本には、
ただ生活のためだけに働いている人の方が
多いのではないでしょうか?
人は考えることをやめたときに、
成長が止まるものだと思います。
なりたい自分になるためにも、
常に考えて、
行動を起こしていってほしいな
と強く思いました。