
記憶力ゴミの私でも、忘れられない小説
感想
ホラーを読んでいるのかと思ったら、叙述トリックだった。
雅子と読者のみが●●●●(ネタバレ)だと最後まで勘違いしていて、最後の死姦で●●●●(ネタバレ)と明らかになって物語が終わる。
樋口とかおるからすればハッピーエンド、雅子からすると最悪のバッドエンドだ。
●●●●(ネタバレ)で、息子も殺されて。
逮捕後のことは一切書かれていないが、それに対するそれぞれの心境も覗いてみたくなった。
悲しいのが、悪意で女たちを殺したわけではないこと。
これが本当の愛なんだと心から信じ込んで、でも死んだ女は時間が経てば腐り愛は消えていく。
そしてより真実の愛を求めてまた別の女を殺し…
実際、死姦の描写を読んでも気持ち悪いなんて一切思わず、美しさやエロスを感じた。
これは作者の書き方でそう感じたのか、それもと私の中にもそういう願望があるのだろうか。
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「殺戮にいたる病」と同じくらい、いや、それ以上に不気味で気持ち悪い小説。
