桐野夏生作品は、描かれる毒親や虐待児の心情がリアルすぎて読みたいのにもう一生読みたくない

感想


私自身も精神疾患になるくらいのゴミ家庭で育ったけど、ちゃんと育ててもらえなかった子供の思考回路、行動、欠けているもの、何かに飢えている感覚、全てがリアルだった。


リアル過ぎて子供の頃の苦しい気持ちが蘇ってきてかなり憂鬱になった。
話としては面白いけどもう一生読みたくない。

私生活でも抑うつ気味になってしまった。

どれだけ読みすすめても救いようがなくて苦しい場面が続く中、きっかけがあれとはいえ最後の数ページで優真が久し振りに他人の前で感情を表した(というより溢れた)のには安堵した。

大人が命をかけて自分を守ってくれた初めての経験だったに違いない。

このまま行けば里親たちとも少しずつ信頼関係が構築できるだろうと思わせるラストだった。


 

 



 

 


桐野夏生作品は他のどの小説より共感できる


共感できるからこそ読みたいのに、登場人物の性格の悪さがクソリアルでイライラするし、虐待児の心情もよく理解して書かれているからこそ、気持ちがそっちに引っ張られていってしまう。


そのリアルさが好きだから読みたいのに、心にはダメージを負ってしまう。


読みたいのに読めない!!!😢


ちなみに「燕は戻ってこない」も気になっている。



 

 



 

 


図書館にあるから読もうと思えばすぐ読めるのに怖くて手を出せない、、、


ある意味ホラー小説