こんにちは!
このブログにお立ち寄りいただき、ありがとうございます。
育児・仕事・人間関係に疲れたあなたの心を豊かで軽やかにする、アドラー心理学&マインドフルネスコーチ、ジュバ智子です。
このブログをお読みくださる方で、マインドフルネス瞑想を実際にやってみたという方、
いらっしゃるかもしれませんね。
ちょっと瞑想経験のある方は、目を閉じ、
呼吸に注意を向けるだけで、
ものすごい数の思考やモノローグが頭を駆け巡り、
心の中からいろんな思いが
うわーっと沸き上がってくることに気づかれたと思います。
心のおしゃべりは止まりませんし、
思考も次から次へと出てきます。
このブログでも何度か、そんな心象風景になった場合、
すべてにOKを出してください、ジャッジしないで下さいと書いてきました。
これ、本当に大切なことです。
瞑想は自分を慈しむことです。
頭の中を渦巻く思考、心を煽る感情、
どんなものが出てきても良いのです。
ただ「あ、こういう思考が出てきた」
「あ、今自分は悲しみを感じているんだな」と、
そのまま受け止めてあげましょう。
それでも、思考や感情に流され、「今ここ」から離れてしまう場合は、
「ラベリング」というテクニックがあります。
「ラベリング」とは、思考や感情、五感でキャッチするものをその名前で呼ぶことで、
距離を保ち、流されにくくするテクニックです。
例えば、悲しい気持ちが出てきたら
「かなしみ、かなしみ」と
心の中で状況を言語化します。
外からバイクの音がしてきたら
「音、音」とか「バイク、バイク」、
歩いているときは、
「足、足」とか「右足が持ち上がった、着地した」
のように状況に名前をつけていくわけです。
私の場合、ラベリングすると、その言葉から別の思考がでてきたり、
ラベリングに頭をつかってしまい五感が鈍る傾向があるので、
あまり好きではないのですが、
適した方法は人それぞれなので、
思考・感情に巻き込まれやすい方は試してみてくださいね
ラベリングをする時、でてくる思考を
「妄想」とか「雑念」とラベリングしなさいという指導もあるようです。
私は、自分の中から出てくる感情・思考はすべて尊いものだと思っているので、
それを「妄想」「雑念」と呼ぶのにはちょっと抵抗があります
「妄想」「雑念」という言葉自体に、すでにネガティブな、
「あってはならない、排除すべき」というニュアンスが含まれますよね…。
ラベリングするなら、ニュートラルな言葉を使うのがベター。
(因みに私の先生は、単に「思考」、「感情」と、とてもシンプルなラベリングをします)。
大切なことなので繰り返しますが、
どんな思考も感情も、自分を発見するための大切な素材です。
「妄想」「雑念」なんて名付けたら、可哀そう。
どんな心象風景も、大切にしましょうね
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