こんにちは!
このブログを訪問頂き、ありがとうございます。
アドラー心理学勇気づけリーダー、マインドフルネスコーチのジュバ智子です。
先週土曜日、デュッセルドルフ市内でアドラー心理学のお話会を開催しました。
おいで下さったのは、思春期に入ったばかりの息子さんとの関係を良くしたいと願っておられるママお二人。
今回は思春期の子供との関わりがテーマになりましたので、
アドラー心理学の基本的な考え方をご説明すると同時に、
「横の関係」の大切さを強調してお話をさせていただきました。
「横の関係」とは、主従関係ではなく、お互いを一人の人間として対等にリスペクトし、競争ではなく協力と共存を目指す、対等な関係です。
子供との関係を「横」にすると、子供への声がけも対応も大きく変わってきます。
自分がパートナーや友達など、「横の関係」にある人に言われたら嫌だと思う言い方は、子供にもしません。
「何度言ってもできないんだね」
「ほんとに呆れる!」
「こんなこともできないで、将来どうするの?」
「それって、人の話を聴くときの態度なの?」
…って、友達やパートナーに言われたどう感じますか?
ポジティブなことでも、無意識に上下関係から話していることがあります。
「へえ、やればできるんだ」
「良くできたね」
…って、対等な関係の人に言われると、なんだかモヤッとしませんか?
自分が言われたらどう感じるか、まずはそこを考えてから子供に接すること。
それから、自分の気持ちも子供に丁寧に伝えることも大切です。
「最近、話を聴いてくれないことが多くて、ママはちょっと悲しいんだ」
「約束したことが守られてないのは、ちょっと残念だなって思うんだ」
と、大切な友達に気持ちを伝えるように言葉を選ぶ。
…こんなことを、お二人の状況もお聞きしながら、例を交えてお話しました。
お話会が終わるころには、お二人とも心が軽くなったようで、表情がとても明るくなっていました!
そして、とっても素敵なご感想もいただきました。
大変意義のある会で、自分の中で悩んでもやもやしていることが、ぱーっと晴れていくようでした。
"横"を意識するようになりました。しかし、会から数日たち、たまにまだ、息子に対して"横"の
関係で話せていない時があるのに気づき、…まだまだなのですが、
息子が、また私が言ったことをちゃんと聞いていなかったことが分かった時に、"横"を意識して話をしたら、
いつもと違う反応で、息子が急に、にっこりと笑い、話をちゃんときいておりました。
自分でも、こんなに息子の反応がちがうんだなと思い、ジュバさんのお話会にはとても感謝しております。
ドイツ在住E様
昨日も今日も「横」を意識して子供達と接しています。
早速長男が色々やらかしまして、思わず動揺で強い口調で話してしまいましたが、
そのあとのフォローをすぐにすることが出来ました。
そして、モヤモヤがすぐに落ち着いたことに驚きました。
少しでも実践出来た、そんな自分が少し嬉しかったです。
主人にお話し頂いたことのほんのさわりだけですが伝えたところ、「自分に必要なことだな、」と
ぼやいておりました。次回は主人もつれて参加出来たら嬉しいです。
今までわかってはいても、プライドや見栄が邪魔をして出来なかったことが
すぐに実践出来る、そんなことは初めてだったので、出会いに感謝しております。
ドイツ在住S様
お二人とも早速「横の関係」を意識したコミュニケーションをとって、
早速効果を体感されていることに感動しています
思い切ってお話会を開催して本当に良かった!
初めてのお話会で、私もたくさんの勇気を参加者様から頂きました。
S様、E様、ありがとうございます!
これからも更にわかりやすく、実践できるアドラー心理学をお届けできるよう、努力していきます
次回のお話会は1月を予定しています
あなたの毎日が豊かで軽やかでありますように