わたなべたかこの片付けサポートブログ  暮らしも心も整う『あなた仕様の片付け方』 -5ページ目

わたなべたかこの片付けサポートブログ  暮らしも心も整う『あなた仕様の片付け方』

オンライン片付けトレーナー|わたなべたかこ
頑張ってるのに片付かない…そんな自分を責める毎日、もう終わりにしませんか?
片付けのプロとして、オンラインでの個別サポートや講座を通して、“ラクに片付く仕組み”づくりをお手伝いしています。

 

【 全9回 】私を諦めたくなかった

〜 片付けの先にやっと見つけた私の輪郭 〜

 

今では片付けを教えていますが、

「なんでそれをやっているんですか?」って

聞いてくださる方が多いです。

 

片付けられない方が抱えているお悩み、

実は片付けのことだけじゃないこと多いです。

 

私もその内の1人でしたね、今思うと。

その時の話、まとめます。

同じような方の役に立てるといいな

 

第1話 片付けたかったわけじゃなかった


第2話 取り残されたのは私だった

 『【連載】片付けの先にやっと見つけたのは私の輪郭だった 〜第2話〜』【 全9回 】私を諦めたくなかった〜 片付けの先にやっと見つけた私の輪郭 〜 今では片付けを教えていますが、「なんでそれをやっているんですか?」って聞いてくだ…リンクameblo.jp


 

 

第3話|わたしを知る、わたしを整える内側の片付け

 

 

自分で人生を変えたい。

 

 

 

他人の顔色に左右される自分から卒業したい。

 

 

 

そう思ったとき、

最初にわたしが始めたのは

「部屋の片付け」ではなく、

「わたしの心の中を整えること」だった。

 

 

 

誰の目にも触れない場所で、

ノートに、ただただ今の気持ちを書き出す。

いいことも、悪いことも。

 

 

 

嬉しかった日も、泣いた夜も。

何も考えずに、心に浮かぶ言葉をそのまま。

 

 

 

最初はもうね、ぐちゃぐちゃ。

殴り書き状態。

書いても書いても、整理されていく感覚はなくて。

自分の中にこんなにドロドロした感情があったのかと

ひくくらい。

 

 

 

でも、書き続けるうちに、気づいた。

 

 

 

わたし、そんなに怒ってなかいんだ…

誰かを責めたいわけじゃなかったんだ…

 

 

 

ずっと寂しかったんだね。

分かってほしかったんだね。

認めてほしかったんだね。

 

 

 

「ちゃんとやってるね」って、

「頑張ってるね」って、

たった一言でもいいから、

そんな言葉をかけてもらいたかったみたい。

 

 

 

そしてね、書き進めていくうちに、

“ありがとう”を伝えていなかった自分にも気づいた。

 

 

 

「誰にも感謝されてない」って思っていたけど、

わたしの方こそ、感謝を伝えずにいちゃってた。

当たり前のように、受け取るばかりだった。

 

 

 

気づいたら、

たくさんの“豊かさ”はもうすでに手の中にあって。

 

 

 

もうすでに、

誰かから与えてもらったものに囲まれて生きていた。

 

 

 

それなのにね、

足りない・・・

満たされない・・・って。

 

 

 

わたしはいったい何を求めていたんだろう…。

 

 

 

その気づきは、正直、つらかった。

自分の小ささに、ガッカリした。

 

 

 

何も持っていないと思っていた自分が、

実はすごく恵まれていたと知ったとき、

穴があったら入りたいくらい恥ずかしくて。

 

 

泣いた泣いた。

 

 

 

「もっときちんと生きたい」って思った。

 

 

 

誰かのせいにするのはやめて、

今あるこの環境で、

わたしの人生をもう一度、

自分の手で組み直したいって思った。

 

 

 

そんなふうに、

少しずつ自分の“内側”を片付けていったんよね。

わたしはわたし自身のことを、

ようやく、大切に扱えるようになり始めた。

 

 

 

「こんなこと思っちゃダメ」も

「もういい年なんだから」も

「わたしが我慢すれば」も

ぜんぶ、ぜーんぶ手放して。

 

 

まっさらな気持ちで向き合えたとき、

本当の意味で“片付け”が始まったんだと思う。

 

 

この連載は、私が「片付け」を通して

本当の自分と向き合っていった記録です。

 

「私も変わりたい・・・」

「このままじゃ嫌だ・・」と感じた方へ。

 

公式ラインでは片付けにまつわる情報や

イベントもご案内しています。

登録してね。

片付けのコツがわかるシートもプレゼント中!

https://lin.ee/b0SXPov

 

あなたが、あなた自身を大切にできる

そんな毎日になりますように・・・

 

 

次回は・・・

 

第4話 「満たすより、整えるへ

     片付けとの向き合い方の変化」

 

です。次回も読んでみたい方はブログフォローしておいてね!

 

【 全9回 】私を諦めたくなかった

〜 片付けの先にやっと見つけた私の輪郭 〜

 

今では片付けを教えていますが、

「なんでそれをやっているんですか?」って

聞いてくださる方が多いです。

 

片付けられない方が抱えているお悩み、

実は片付けのことだけじゃないこと多いです。

 

私もその内の1人でしたね、今思うと。

その時の話、まとめます。

同じような方の役に立てるといいなニコニコ

第1回はこちらから↓




 

 

 

第2回|怒りの奥にあった本当の気持ち

 

 

片付けても、部屋を整えても、

心は落ち着かなかった。

 

 

片付け自体は嫌いじゃなかったから

それっぽく整ってた。

でも、どこか居心地が悪い。

 

 

すぐ飽きてしまうし、嫌になることも多かった。

 

 

何度模様替えをしたところで、

何かが違う・・・

ずっとそんな違和感を抱えていたんよね

 

 

 

でも、転機は訪れた。

「自立したい」と本気で思った瞬間。

 

 

それまではね、

自分の予定ひとつ入れるにも

当たり前のように、家族の都合をまず確認。

 

ご飯も、誰が何を食べたいかを最優先。

子どもが喜ぶことを一生懸命やってた。

でもね、なぜか夫の機嫌はどんどん悪くなった。

 

 

私は家族のために動いてる。

なのに、どうしてこんなにも責められるの?

 

 

なぜ夫は自由に趣味を楽しんでいるのに、

私は「何もしていない」ことになってしまう?

 

 

最初は、自分が悪いのかと思った。

足りてないのかもしれない。

だから、もっと頑張らなきゃいけないのかも。

 

 

 

でも、ある日ふと湧いた感情があった。

 

 

 

「え?わたし悪い??」

「この状況、納得いかない。」

「これは我慢するようなことじゃない」

 

 

 

そんなふうに、心の中で初めて声を上げた。

プツっと何かが途切れた感じがした。

 

 

 

きっかけはね、

その時期によく見てたYouTuberの言葉。

その人は、まっすぐに言ったの。

 

 

 

 

「何を被害者ぶってるの?」

 

「自作自演でつらがってるんじゃない」

 

「誰かが、どこかから、

 あなたに幸せを届けてくれるとでも思ってるの?」

 

「そんな都合のいい話あるわけないじゃない」

 

「調子に乗ってんじゃないわよ。目を覚ましなさい」

 

 

 

 

その言葉、心にぐさっと刺さったよね…

耳を塞ぎたくなるような言葉だったけど。

 

 

 

でも、確かに、その通りだって思った。

「誰かが気づいてくれるはず」と思ってた。

わたしの頑張りを、誰かが見ていて、

その見返りとして、優しさやねぎらいが

ちゃんと返ってくるはずだって。

 

 

 

でも、そんな日なんて来なかった。

 

 

 

他人の言葉に振り回されて、

家族の顔色を伺って、

自分の感情を押し殺して、

そうやって生きてきたわたしにとって、

そのYouTubeの言葉は衝撃だった。

 

 

 

でもね、だからこそ、気づいた。

なんのタイミングだったのかわからないけど

私に必然のタイミングだったのかな…

 

 

 

刺さったんよね。

 

 

 

このままじゃ、変われない。

誰かに期待することをやめて、

自分で動き出さなきゃいけない。

 

そう。

そう思ったのが、わたしにとっての“始まり”

 

 

 

この連載は、私が「片付け」を通して

本当の自分と向き合っていった記録です。

 

「私も変わりたい・・・」

「このままじゃ嫌だ・・」と感じた方へ。

 

公式ラインでは片付けにまつわる情報や

イベントもご案内しています。

登録してね。

片付けのコツがわかるシートもプレゼント中!

https://lin.ee/b0SXPov

 

あなたが、あなた自身を大切にできる

そんな毎日になりますように・・・

 

 

次回は・・・

 

第3話 家族の真ん中にいたのに、1人だった

 

をお届けします。

次回も読んでみたい方はブログフォローしておいてね!

 

 

【 全9回 】私を諦めたくなかった

〜 片付けの先にやっと見つけた私の輪郭 〜

 

今では片付けを教えていますが、

「なんでそれをやっているんですか?」って

聞いてくださる方が多いです。

 

片付けられない方が抱えているお悩み、

実は片付けのことだけじゃないこと多いです。

 

私もその内の1人でしたね、今思うと。

その時の話、まとめます。

同じような方の役に立てるといいなニコニコ

 

 

 

第1回|片付けたいんじゃなかった

 

 

わたし、ほんとうは

片付けたいんじゃなかったのかもしれない

 

 

そんな風に気づいたのは、

下の子が幼稚園を卒園するタイミングだった。

 

 

小学校にあがるとはいえ、まだまだ手はかかるし、

上の子はちょうど中学に進学する年。

環境の変化に向き合う子どもたちのそばに、

もう少し居てあげたい――

そう思う気持ちも確かにあった。

 

 

だけどそれと同時に、

心の奥では別の感情がふくらんでいた。

「わたしだけが取り残されてる気がする」

 

 

なんていうか…

寂しさと焦りのようなもの。

 

 

みんながそれぞれの世界に向かって歩き始めているのに、

わたしだけが“家にいる役割”を与えられたまま…

動けずにいるような。

 

 

自分のこと頑張れてない気がして

でも、家族はやりたい放題で

わたしがバランスを取っているから

何とか成り立っているのに、

それを誰にも気づいてもらえていない。

 

 

 

そのうち、夫にこんなふうに言われた。

 

 

 

「外で働いてないからだろ」

 

 

 

なんなんだろうこの言葉。

悔しかった。虚しかった。

でも、言い返せなかった。

 

 

それが日々の家事育児と並行して積み重ねた

「わたしの時間」のすべてだったのに。

それを「何もしてない」と見なされたってこと?

 

 

 

何よりも心を冷たくした。

 

 

 

わたしはいつも、誰かの機嫌を守ってたのに。

子どもの選ぶこと、舅姑の言うこと、夫の希望。

それに従って、保って、

みんなの顔、穏やかだったじゃない。

 

 

疑問に感じても「それでいいんだ」って

自分に言い聞かせてきたのに。

 

 

 

誰もわかってないじゃない、そのこと。

 

 

 

気づいたら、自分の「好きなもの」

わからなくなっていた。

 

 

 

「何食べたい?」って聞かれても、

誰かの食べたいものを答えていたし、

「どこ行きたい?」って聞かれても、

誰かの行きたい場所でよかった。

 

 

 

自分の気持ちの居場所はどこにもないような。

 

 

 

片付け?

片付けられなかったわけじゃない。

片付けはしてた。

 

 

でも、どこかチグハグで、好きな景色ではなかった。

片付けても、満たされてはない。

本当に変えたかったのは、

暮らしじゃなくて――

わたし自身だったのかもしれない。

 

 

ここまで来て、ようやくそのことに気づいた。

 

 

この連載は、私が「片付け」を通して

本当の自分と向き合っていった記録です。

 

「私も変わりたい・・・」

「このままじゃ嫌だ・・」と感じた方へ。

 

公式ラインでは片付けにまつわる情報や

イベントもご案内しています。

登録してね。

片付けのコツがわかるシートもプレゼント中!

https://lin.ee/b0SXPov

 

あなたが、あなた自身を大切にできる

そんな毎日になりますように・・・

 

 

次回は・・・

 

第2回 取り残されたのは、私だった

 

です。次回も読んでみたい方はブログフォローしておいてね!