【 全9回 】私を諦めたくなかった
〜 片付けの先にやっと見つけた私の輪郭 〜
今では片付けを教えていますが、
「なんでそれをやっているんですか?」って
聞いてくださる方が多いです。
片付けられない方が抱えているお悩み、
実は片付けのことだけじゃないこと多いです。
私もその内の1人でしたね、今思うと。
その時の話、まとめます。
同じような方の役に立てるといいな
第6回|自分を取り戻す旅の途中で見つけた“ほんとうの片付け”
わたしが最初に片付けに取り組んだとき
その目的は「部屋を整えること」
子どもの物で溢れたリビング
毎日追われるような台所仕事
洗濯物
とにかく
この現状、どうにかしたい…
という一心だったな〜
でも今思えば、
あのときの片付けは、
ただの「 表面 」だった。
見えるところを整えたら、
何かが変わる気がして。
だから、とりあえずそれっぽく
片付けてみたりしたけど、
どうしてもしっくりこない。
何回やってもそれだけは変わらなかった。
その景色に飽きてしまったり、
リバウンドして元通りになったり。
結局、「どこかチグハグ」。
モノは減っても、心の中はごちゃごちゃしたまま。
そんなことが繰り返されるものだから、
「わたしは片付けが苦手なんだ」
「片付けできないんだ」と思うようになってた。
だけど、ノートに向き合いはじめて、
自分の中にあった感情や思考に気づいていったら、
違ったことが見えてきた。
片付けたいのは部屋じゃなくて、
わたしそのものだってことに
気づいてしまった。
誰かのためばかりに時間を使って
自分が後回しになっていたこと。
選ぶことを忘れてしまっていたこと。
「こうありたい」わたしの気持ちに、
ちゃんと耳を傾けてこなかったこと。
わたし、「わたしの人生」に戻りたかったんだ。
そこからの片付けは、
ただモノを手放す作業じゃなくなっていた。
「これは本当に、わたしにとって必要?」
「これを持っていたいのは、誰のため?」
「どうしてこれをここに置いておくの?」
一つひとつのモノに、
問いを投げかけながら片付けを進めた。
そんなわたしの片付けは、
「 空間 」を整えることでありながら、
「 思考 」や「 感情 」にも触れていく
そんな時間だった。
そして、何かを手放すたびに、
わたしの中に余白ができていく。
物も思考も。
その余白が、
次の選択や行動を軽やかにしてくれた。
そうしていたら、
気がつくと暮らしの中に「わたし」が戻ってた。
自分を取り戻す旅の途中で見つけたのは
そんな「 本当の片付け 」だった。
この連載は、私が「片付け」を通して
本当の自分と向き合っていった記録です。
「私も変わりたい・・・」
「このままじゃ嫌だ・・」と感じた方へ。
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次回は・・・
第7話 「私を諦めないと決めた日
暮らしと人生を整える力 」
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