「いつかはおとずれる、
被爆者のいない世界」
2025年
今年の広島平和記念式典の
小学生代表による「平和への誓い」の
冒頭のひとことに
あっ、と。
その通りです。
戦後80年
小学校一年生で
原爆投下と同年の東京大空襲を
辛くも逃げおおせた母は
今年88歳、米寿です。
確かに
リアルに体験した方から
被爆の経験談を聞くチャンスは
減っていると思います。
そういった背景なのか
今年の平和記念式典の中継では
原爆投下前の賑わう広島市内
投下の映像
投下直後の焼け野原の光景
その後の活動に尽力された方々の肉声
G7で各国首脳が訪れた映像etc.
と、視聴者が
体験していない前提で
組み立てられていました
わかばはアラ還世代ですが、
祖母も母も年が離れているせいで
母の直接の空襲体験談を聞いた
最年少に近い世代
また
今年の平和記念式典の中継では
原爆供養塔の紹介もありました
お名前が判明している遺骨には
箱にお名前が
わからない分は不明と
書かれており
残された方々が
丁寧に受け継いでこられた光景でした
場所や詳細は違っても
東京大空襲のサバイバーを
親族に持つものとして
言葉にならない感情が
わいてきました
つい先日の
カムチャツカの地震による津波に際して
慎重になりすぎ、
日常生活への影響を嘆く声も
多かったと聞きました。
2011年の東日本大震災では
我が家の大学生男子みどりが
当時保育園児(311が卒園式当日)
もう、ティーンズにとっては
震災もリアルではないのかと
感じたばかり
人災も天災も
風化させてはいけない
特に戦争による悲劇は
繰り返してはいけないことです
平和に思いを馳せる朝
2023年
2021年
我が家と東京大空襲のこと