日本橋木屋好きなのに、全くノーマークでした。


『日本橋木屋 ごはんと暮らしの道具』


何ともしびれる一冊。


美しい写真と文章で、食をめぐる道具と、それにまつわる歴史やエピソードが沢山紹介されています。




こういう本は、眺めているだけでしあわせになります。


個人的には、「総務部長の石田さん」のものだという、40年使った牛刀の写真が好きでした。

長年研いで使って、ペティナイフのように小さくなっています。


しっかり研いで、スパッと切れたトマトと共に写真に収まっています。職人さん側でなく事務方ながら、プライベートで木屋の同じ一つの包丁を40年間使い続ける。格好いいですよねニコニコ


我が家の実家母が求めたエーデルワイス(木屋のステンレス)のペティナイフももう何十年も使っていて、だいぶ小さくなっているのですが、それよりも古いようで、ロゴマークが旧タイプ。


この本には、たくさんの台所道具が登場しますが、我が家にもあるのは、


プジョーのミル


牛刀(包丁)


ピーラー


土鍋


位でしょうか。



実家母の木屋のゆき平鍋は、押入で待機中。

同じく実家母のすり鉢とすりこぎは、キッチンの引き出しに置いてありますが、未だ使ったことはありません。


なかなか日々の食卓に、丁寧に向き合えていませんが、こういう世界観は大切にしたいと思います。




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お古の日本橋木屋の包丁の実力