私は今、義足のリハビリをしています。

毎日、歩く練習をしていますが、
同じ身体、同じ義足なのに、
うまく歩ける日と、怖くて歩けない日があります。

 

昨日は怖さが強く出ました。
膝のコントロールがうまくいかず、
部屋の中なのに身体が固まってしまいました。

でも今日は、怖さがほとんどありませんでした。


自然に体幹が乗り、スムーズに歩けました。

この違いは何だろうと考えました。

筋力だけでは説明がつきません。
「怖い」という感情が、歩行に大きく影響しているのだと思います。

怖いとき、身体は守ろうとします。
膝を固め、動きを小さくし、慎重になります。

それは弱さではなく、
身体が私を守ろうとしてくれている反応なのかもしれません。

 

私はこれまで、
怖さをなくそうとしてきました。

怖い自分はダメだと思っていました。

でも、ACT(アクセプタンス&コミットメント・セラピー)という考え方に出会ってから、
少し見方が変わりました。

 

「怖い」という感情を消そうとするのではなく、
“いま、怖いという感情が出ているな”と気づく。

怖さと戦わず、距離をとり、
それでも自分が大切にしたい方向へ一歩を出す。

怖さがゼロになってから歩くのではなく、
怖さを連れて歩く。

 

昨日は怖さに包まれた一日でした。
今日は怖さが静かな一日でした。

どちらも、私の大切なリハビリの時間です。

 

怖い日があってもいい。
怖さがあっても、私は進める。

そう思えるようになってきました。