昨日、
LINEニュースで見かけた
『出産時の大量出血で
ママが亡くなった』
というニュース。
確か一昨年起きたそうなのですが、
亡くなった方の遺族が
病院側に
損害賠償を求めたというニュースでした。
そのニュースを見て、
本当に胸が締め付けされる思いがしました。
私は、子どもを産む前は、
助産師として、
NICUがある大きな病院で
10年ほど勤務していました。
そこでは、
年間2,000件以上の分娩があったので、
本当にさまざまなお産を見せていただきました。
そのお産の多くは、
大きなトラブルなく、
母子ともに健康に産まれてくるケースが
ほとんどでしたが、
さまざまな理由から、
吸引分娩や鉗子分娩という
機械を使ってのお産になったり、
緊急で帝王切開になったり、
今回のニュースのように
分娩後に大量出血で輸血をしたり…
本当に
ママが死んでしまうんじゃないかと思うような
シビアなケースにも直面しました。
日本の妊産婦死亡率は
世界的にもトップクラスに低いとはいえ、
お産は本当に
何があるか分からない。
ママたちは
本当に命懸けで子どもを産みます。
みなさんの中にも、
もしかしたら、
とても大変なお産をされた方も
いるかもしれません。
そんなお産を目の当たりにして
みてきたからこそ、
今、私が生きていること、
夫がいてくれること、
子どもがそばにいてくれることが、
決して当たり前ではないんですよね。
また、
お産に限らず、
不慮の事故や病気だって
いつ誰の身に降りかかるかなんて
わからないですよね。
今自分の前にあるものが
全て当たり前と思っていたら、
幸せを見つけることも、
それ以上の幸せを手に入れることもできません。
この悲しいニュースを見て、
そんな当たり前が当たり前ではないことに
改めて気付かされました。
子どもを抱けずに亡くなったママの
無念を思うと、
心が痛んで止みません。
心からご冥福をお祈りします。
