どんなに、心底、信頼して、愛している人にでも、
相談も、何も言いたくも、ない。
そんな時がある。
その人を信頼していればいるだけ。
愛があればあるだけ。
相手の意見を、気持ちを、自分の言動に反映させたい気持ちが働くから。
そうしたくない時。
本当に、自分だけの価値判断・感覚・意志をもって臨みたい時。
たとえ、鈍い反応しかない、頼りない感覚であっても、それが己の感覚の全てなら。
今は入れずに、臨みたい。
結果がどうあれ。
鈍さゆえに、やり残しができたり、失敗があったとしても。
私が私の五感で臨むべき時には、他者の思いを外したい。
どうしても。
そういう時はある。

「起ちあがる」(少年ミカエル)